【易学を学ぶ】009 〜語源を知る沢の上に地があるのが「臨」。 地の上に風があるのが「観」。 「臨」は上から下を見下ろす。 「観」は下から上を見上げる。 上下が逆さまの関係にある卦の組み合わせの1つですが、意味も反対で興味深いです。 ちなみに江戸幕府の軍艦「咸臨丸」は臨の卦辞からきました。 お互いを感動させることをもって相手に臨む。 君臣が互いに親しみ合うことを意味する。 また「観光」ということばは「観」の卦辞からています。 国の光を見る(一国の美を見る)ことで、その国の君主の徳を察知できます。