【易学を学ぶ】011 〜序卦伝を読む | MOON & SUN カズ

MOON & SUN カズ

リニューアル中〜^^

「易」は本文である「経(けい)」と、
その解説である「伝(十翼)」とに分かれます。

 

「序卦伝」は伝(十翼)の一つ。

六十四卦の配列を、その序列の意味(必然性)とともに説明しています。

 

「天地ありて然る後に万物生ず。天地の間に盈(み)つる者はただ万物なり。故にこれを受るも屯をもってす。屯とは盈つるなり。屯とは物の始めて生ずるなり…」

 

易経を難しいとお考えの方。まず序卦伝とその解説から目を通すのもいいかもしれません。

 

公田連太郎氏の「易経講話」は序文のあとに、序卦伝の説明が続きます。

(以下引用)

これから序卦伝の御話をする。変なところから読み始めるのであるが、これは私が昔、易を独学していた時に、序卦伝を読んで始めて易の概念を得られたのであって、今でも周易を学ぶ人は、先づこの序卦伝を一通りざっと読んで、周易の大体の輪郭を知って置く方が善いと思うて居る。さういふわけで、序卦伝から読み始めるのである。『易経講話』第一巻(64頁)