【易学を学ぶ】007 〜水火既済 | MOON & SUN カズ

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陰陽6つの棒を積み重ねてできる卦(大成卦)は64個ありますが、その中で一番「完成された」「整った」「中正を得た」とされるのがこの「水火既済」

 

いきなり63番目の卦からの紹介です。

陰陽の棒のことを、爻(こう)といいます。

横一本のものが「陽爻」

途中で切れているのが「陰爻」

爻は下から「初・二・三・四・五・上」と数え、

陰ならば「六(りく)」、陽ならば「九」をつけて読みます

すなわち、水火既済は

 

上六(じょうりく)

九五(きゅうご)

六四(りくし)

九三(きゅうさん)

六二(りくじ)

初九(しょきゅう)

 

下から「陽・陰・陽・陰・陽・陰」と並ぶ水火既済は、

「定位を得ている卦」として唯一存在します。

 

ところがこれで終わらないのが易の面白さ。

陰陽を全く逆転した64番目の「火水未成」が最後に登場し、「物語はまだ終わっていない、いや始まったばかり」と締めくくります。

 

考えてみれば、完成してしまうと成長が止まるのであって、絶えず移りゆく卦の本質を見事に捉えた展開です。