以前に地水師を得ましたが、本日はそれと上下反対の卦です。
上下が違えば意味も違ってきますし、それが易の奥深さを出しています。
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(本日の卦)
水地比 (すいちひ) 五爻
水が地面に染み込む = 親み込む = 和する
吉です。
人の助けが得られる時です。
しかし交際する人の選択には注意が必要かもしれません。
【卦辞】(卦全体の意味)
比、吉。原筮。元永貞、无咎。不寧方来。後夫凶。
比(ひ)は吉なり。原(たず)ね筮(うらない)て、元永貞(おおいに永く貞)なれば、とがなし。寧(やすらか)ざるものもまさに来らん。後(おく)るる夫は凶なり。
比、は人々が互いに親しみ助け合う。自分が同志を訪ね占って、末長く貞正を確証できるなら問題ない。そうすれば、それまで不安を抱いて親しむことがなかったものも慕って来るだろう。ただし遅れて来るやつは打算的で信用できず、凶。
【爻辞】九五(きゅうご):下から五番目の陽の爻を得た。
顯比。王用三驅失前禽。邑人不誡。吉。
(比を顯(あきらか)にす。王もって三驅(さんく)してぜんきんを失う。ゆうじんいましめず。きち。)
五爻のみ陽で他すべてが陰の卦が「比」。
爻辞は、一本の陽にあとの陰が比(したしむ)のであるから、比の道を顕にすべし。
王は狩の時に(四方から囲わず)三方向から駆りて、前方に逃げる獲物は追わない。
そのように寛大であれば領土の人も警戒を解いて親しむ。よって吉。
◎寛大さとおおらかさ、余裕が人徳を大きくし支援者を集めます。完璧を求めず、腹八分目が良いとされます。
