鍼灸・セラピー いやしろ タオのつぶやき ーうつ病からの脱出ー -16ページ目

鍼灸・セラピー いやしろ タオのつぶやき ーうつ病からの脱出ー

うつ病から脱出するにはどうすべきかをテーマにしています。

今回は同テーマの第6弾です。

著書『なぜあなたは食べすぎてしまうのか 低血糖症という病』から下記抜粋します。

○はるかなる糖尿病への道のり

これが続くと、またさらに困ったことが起こります。

インスリン抵抗性があると血糖値を下げにくくなるため、すい臓はさらに多くのインスリンを分泌しなければならなくなります。「これでもか!」とインスリンを出しまくるわけです。これが「インスリンの過剰分泌」です。

そのうちにインスリン抵抗性はさらに悪化し、すい臓が頑張っても頑張っても、血糖値をだんだん下げられなくなってきます。このあたりの段階から、検診などで血糖値や脂質異常症などが引っかかることが増えてくるようです。

そして、残念ながらすい臓は、延々と過剰なインスリンを分泌し続けられるようにはできていません。そのうちに頑張りすぎたすい臓は疲れ果て、インスリンを分泌することができなくなってしまいます。そうすると、今度は血糖値を下げることができなくなり、本格的な糖尿病に移行してしまうのです。

これが、多くの成人型糖尿病が発症するまでの道のりなのです(注:小児型の糖尿病は発症機序がまったく異なります)。

 

○生活習慣病は、低血糖症のなれの果て

糖尿病の状態、つまりインスリンが効かないか、まったく分泌されなくなってしまうと、高くなるとともに、今度は体重が減ってきます。インスリンの「同化作用」(糖から脂肪やグリコーゲンを作る、タン白質を作る)というはたらきが低下すると同時に、血糖からエネルギーを得ることができなくなるため、脂肪を燃焼してエネルギーに変えようとするシステムに移行するからです。脂肪とともに筋肉などのアミノ酸がエネルギー源としてつかわれ、正常な体の組織が「異化」、つまり壊される方向に向かいます。血糖値は高いままになり、尿糖も出るようになります。尿糖とともにカルシウムや亜鉛などのミネラルが尿から流れ出し、さらに栄養失調がすすみます。

そして持続する高血糖は、活性酸素ダメージを作り出し、全身の毛細血管をいためます。糖尿病でもっとも大きな問題は、血糖値が高いことではありません。もちろん極端な高血糖はよくありませんが、高血糖そのものよりも、活性酸素によって全身の毛細血管がダメージを受けることが、もっとも大きな問題なのです。血管がダメージを受けることによって、糖尿病性腎症や網膜症、末梢神経障害などの合併症が起こってしまうのです。

このようにして、低血糖症→メタボリックシンドローム→糖尿病と、病態は進行していきます(注:低血糖症の方がみなさん糖尿病になるわけではありません)。

糖尿病までいかなくても、メタボリックシンドロームでは動脈硬化を起こしやすくなり、脂質異症とあいまって、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。また尿酸値の上昇は痛風を起こす原因となります。

つまり、糖尿病などのいわゆる生活習慣病は、「低血糖症のなれの果て」といえるのです。同時に「隠れ栄養失調」も、細胞や組織の機能低下を引き起こし、動脈硬化のような退化性の疾患(老化による疾患)を引き起こすことに関与しています。

これらの病気を予防する、または改善するためには、血糖値が安定しやすい正しい食事と、適切な栄養素の補給がもっとも重要であるといえるでしょう。

 

○本当に正しいダイエットとは

本来のダイエットの目的は、単にやせるだけでなく、インスリン抵抗性を改善して代謝を上げ、本来の健康をとりもどすということです。これは、ただ「食べない」というカロリー制限によるダイエットでは実現不可能です。栄養の知識を利用した「頭をつかうダイエット」をすることが必要です。

私たち日本人は、ダイエットや食事療法などの話になると、頭の中が「カロリー計算」でいっぱいになってしまう人が多いようですが、重要なのはカロリーではありません。もちろん、ある程度はカロリー計算も必要なのですが、むしろ同じカロリーでも「血糖値を上げやすいかどうか」、すなわち「インスリンを出しやすいかどうか」が、非常に重要なポイントとなるのです。

たとえば糖質とタン日貨は、1gあたり4kCalで、カロリー(熱量)は同じですが、血糖値の上がり方はまったく違います。どんな種類の糖質かにもよりますが、糖質は摂取すると素早く100%血糖に変わり、インスリンを分泌させます。しかしタン白質で血糖に変化するのは50%であり、しかもゆっくり変化するので、インスリンを分泌させにくいのです。

脂質で血糖になるのは10%未満であり、ほとんど血糖値を上げません。

同じカロリーのものを食べても、太らせるホルモン、すなわちインスリンを出させなければ、とったエネルギーが脂肪としてたくわえられるのではなく燃焼される方向に向かうので、太りにくいのです。これがいわゆる「低インスリンダイエット」の理論です。

インスリンを出す食べものは、単純にいうと、糖分だけです。糖分をとり続けるかぎり、肥満ホルモンであるインスリンは出つづけます。

インスリン抵抗性を改善し、正しい減量をおこなうためには、少なくともインスリン抵抗性が改善するまで糖分を控えること、食後の運動などがとても重要です。

正しいダイエットの方法については、治療の項を参照してください。

 

以上、抜粋終わり

糖尿病を予防するためには、

日頃から糖分の取り方を考えておかなければなりません。

つまり精製された糖分は摂取しないように、

心がけることです。

 

またダイエットに関しても、

カロリー栄養学はデタラメなので、

なんの役にも立ちません。

それよりも

いかに血糖値を緩やかに上げ、

その後燃焼させるかが課題です。

ここを抑えておけば、

いいわけですが、

あとマインドセットと

マインドコントロールが必要になるので、

これがなければ、

栄養だけを考えていても、

ダイエットは成功しません。

心と体の両方を上手くコントロールする必要があるのです。




引用元:うつ病からの脱出ー肥満・メタボリックシンドローム 6ー
今回は同テーマの第5弾です。

著書『なぜあなたは食べすぎてしまうのか 低血糖症という病』から下記抜粋します。

肥満は低血糖症の症状である

柴田さんのような隠れ肥満の人もそうですが、健康を害するという点で問題となるのが、肥満です。

みなさんはすでにご存知のように、「インスリン」というホルモンは、血糖値の調節のためにとても重要なはたらきをしています。インスリンは本来、細胞内に血糖(グルコース)をとりこんで、エネルギーとして利用するためのホルモンで、生きていくために必要不可欠なものです。

しかしこのインスリンが多すぎる、または効きすぎるために、血糖値が下がってしまい、いろいろな症状が起こるのが、低血糖症という病気です。

私たち現代人は、好むと好まざるとにかかわらず、精製された糖質を過剰に消費することで、大切なインスリンを無駄づかいし、低血糖症におちいってしまうような生活環境に置かれています。そして結果的に、低血糖症、肥満、そしてそれによって引き起こされる生活習慣病に苦しめられているのです。

何度もご説明していますが、糖分、すなわち炭水化物を食べると、血糖値が上昇するため、それを下げるべくすい臓からインスリンが分泌されます。血糖値の上昇の速度は、単純に、糖分が精製されていればいるほど速い、と思っていただいて差し支えありません。この血糖値が上がる速度が速いほど、または上がれば上がるほど、インスリンがそれを下げようとして多く分泌されることになります。

インスリンはあまった血糖をグリコーゲン(貯蓄型の糖分)または脂肪に変えてたくわえることで、血糖値を下げています。

グリコーゲンは肝臓や筋肉などにたくわえられ、空腹時に分解されて血糖値を上げたり、筋肉のエネルギー源になるために必要であり、健康面で問題になることはあまりありません。肥満や生活習慣病に関係があるのは、もちろん、脂肪のほうです。

一言でいうと、インスリンは「血糖を脂肪に変えてたくわえる」ことで、血糖値を下げています。つまり、インスリンが多く分泌されればされるほど、太りやすくなるのです。このため、インスリンは別名「太らせるホルモン」とも呼ばれています。

低血糖症では、インスリンがたくさん出すぎる、または効きすぎることの結果として、血糖値が下がっているわけです。ですから、低血糖症の人には肥満や、明らかな肥満まではいかないまでも、筋肉量より体脂肪量のほうが多い、いわゆる「隠れ肥満」の人が多いのです。

もちろん肥満の原因は複合的なものであり、低血糖症だけが原因となるわけではありません。しかし、もっとも大きな比重を占めているといっても差し支えないでしょう。

低血糖症が肥満の原因である場合は、低血糖症を改善することが、肥満を解消することになるのです。

 

メボリックシンドローム―インスリン抵抗性という泥沼

低血糖症の結果として肥満になりうるわけですが、いったん肥満になると、さらに困ったことが起こります。

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それは、太ることで「インスリンの効きが悪くなってしまう」、ということです。インスリンの効きが悪くなることを、「インスリン抵抗性」といいます。

インスリンなどのホルモンの多くは、ホルモンを受けとる側の細胞膜の表面に存在するホルモンの レセプター(受容体)を通じて、細胞に情報を伝えています。いうなれば、「ホルモン」と「ホルモンレセプター」は、「鍵」と「鍵穴」の関係にあります。

鍵がただそこに存在しているだけでは、鍵の意昧はありません。鍵が鍵穴にばっちりはまって、ドアを開けることができてはじめて、本来の鍵の役割が果たされます。ホルモンの場合は、ホルモンがホルモンレセプターに結合してはじめて、ホルモンが持つ情報を細胞に伝えることができるのです。

非常にかみくだいていうと、太ってしまうと、インスリンという鍵に対する鍵穴の形が変わってしまいます。鍵穴が変わってしまうと、これまでと同じ鍵をつかっても鍵は合わなくなってしまい、ドアを開けることができなくなります。ホルモンの場合は、細胞内に情報を伝えることができなくなってしまうのです。つまり、インスリンがそこに存在しても、細胞がインスリンを受け取ることができなければ、インスリンが作用しない、つまりインスリンが効かない、ということが起こります。これが「インスリン抵抗性」です。

インスリンが持っているのは、「血糖(グルコース)をとりこめ!」という情報です。インスリン抵抗性があると、インスリンが効かないため、細胞が血糖をとりこむことができなくなり、血糖値を下げることがむずかしくなります。つまり、血糖値が上がってしまうのです。

この状態が進行すると、血糖値がどんどん上昇して糖尿病になってしまうのですが、人間の体はそんなにあきらめがよくありません。血糖値が高いことは、人体にとってはよくないことです。血糖値が下げられない、血糖値が高い、ということを感知すると、体は血糖値を下げようと、さらに頑張るわけです。

血糖値の「 見はり番」の役をしているのはすい臓です。すい臓は、血糖値が高いとインスリンを出して血糖値を下げ、血糖値が低いとグルカゴンを出して血糖値を上げると 血糖値がいつも安定しているように調節しています。

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血糖値が高いと、すい臓は「インスリンが足りない!」と解釈します。そして血糖値を下げるために、ざらに多くのインスリンを分泌します。すなわち、「インスリンの過剰分泌」が起こります。そしてその結果、「インスリンが効きすぎてしまう」のです。

このような状態では、「太らせるホルモン」であるインスリンが出すぎてしまうために、体はさらに脂肪をたくわえようとし、さらに肥満が進行します。中性脂肪やコレステロールが高くなり、もちろん、低血糖の程度も強くなります。つまり、太ることでさらに太りやすくなる、「脂肪が脂肪を呼ぶ」という状態です。これが、メタポリックシンドロームの本態なのです。

この状態ではちょっとしたものを食べただけでも、たちまちインスリンがたくさん出てあっという間に糖を脂肪に変えてしまいます。また、インスリンがたくさん出ていると、糖から脂肪をたくわえるだけでなく、脂肪の燃焼を抑えてしまいます。まさに、「水を飲んでも太る」という状態です。実際には水を飲んでも体脂肪は増えませんが、そういいたくなるくらい太りやすくやせにくい状態、ということです。

この状態でダイエットをしてみても、多少の努力ではなかなか結果は出ません。多くの人は頑張っても結果が出ないので途中で挫折してしまい、ダイエットをやめたとたん、さらに加速的に太ってしまう、ということになります。

 

以上、抜粋終わり

上記のような身体になってしまうと、

痩せられなくなるので、

悲劇ですね。

でももし低血糖症が原因だとわかれば、

改善できます。

正しい知識と

状態の把握が大事ですね。




引用元:うつ病からの脱出ー肥満・メタボリックシンドローム 5ー
今回は同テーマの第4弾です。

著書『なぜあなたは食べすぎてしまうのか 低血糖症という病』から下記抜粋します。

食べてやせる人、食べないで太る人

「私は人に比べてそんなに食べるほうではないのに太る体質で、水を飲んでも太るのではないかと心配です。なのに、まわりを見ているとたくさん食べるのにやせている、うらやましい人もいます。どうして、こんなに不公平なのでしょうか?」

たまに、こんな風におっしゃる患者さんがいらっしゃいます。確かにそのとおりですよね。私自身も、そう思っていた一人でした。この答えは、非常にシンプルです。それはただ一言、「代謝」の問題なのです。

柴田さんの血液データを見ると、明らかに太りやすくてやせにくい、「代謝が低下」しているパターンです。

身長158cmで体重は55・2kgと、見た目ではそれほど太っているようには見えません。問題は、体組成です。柴田さんの体重は標準体重でしたが、体の中身をみると、理想より筋肉が少なく、脂肪が多いとても立派な「隠れ肥満」の状態であり、体脂肪率が30%を超えていました。このような「隠れ肥満」の人たちは、体力がなくて疲れやすく、女性の場合、多くはいわゆる不定愁訴といわれる、冷えやむくみなどの症状を持っています。

血液データをみると、GOTとGPTが16と9と、とても低値です。もともと肝臓で作られるGOT・CPTという酵素には補酵素としてビタミンB6が関与しており、B6が不足するとGPTがより低値になります。つまりこの両者の差はビタミンB6の不足を意味するのです(注‥脂肪肝などによって数値がマスクされると、B6が不足していても差が明らかにならないことがあります)。B6が足りないときはほかのビタミンB群も足りないことがほとんどです。柴田さんは、代謝を上げるために必要なビタミンB群が非常に不足していたと考えられます。ビタミンB群は、摂取したカロリーや蓄積した脂肪を燃焼しエネルギーに変換してつかうときに必須のビタミンですから、これが不足すると代謝が下がり、とてもやせにくい状態だといえます。 また、LDHは乳酸を分解する酵素で、本来は200以上はほしいところですが、138と低値です。LDHが低いと疲労物質である乳酸を分解できないので、とても疲れやすくなります。100台前半の人には、疲れやすい人が多いです。

CPKは筋肉の中にある酵素であり、少なくとも100はほしいところですが、柴田さんは48しかありません。これは運動量が少ないか、筋肉量が少ないことを意味しています。体組成で筋肉量が非常に少ないことと合致しています。筋肉量が少ないと燃やせるエネルギーの量が低下する調で、代謝が下がるだけでなく、筋肉のポンプ作用も十分にはたらかず、冷えたりむくんだりしやすくなります。日本人に多い「下半身太り」は、このパターンが多いのです。

フェリチン値は、月経のある女性の場合、80から100が理想です。80を下回ると、鉄欠乏による症状が起こることがわかっています。しかし柴田さんの場合、16・8しかなく、強い潜在性鉄欠乏状態です。鉄は酸素を運ぶために、また、細胞内のエネルギー工場であるミトコンドリアで、最終的に食べたものをエネルギーに変えるために必要です。鉄欠乏では当然代謝は悪くなりますし、月経前症候群(PMS)の症状にもつながります。また、鉄はコラーゲンを作るために必要ですから、鉄が不足すると、タン白質の不足とあいまって肌のしわやたるみなどの原因となり、お肌の老化を早めます。このような潜在性鉄欠乏状態の人が、食べない無理なダイエットをすると、老化を早めますから、「やつれた」といった印象になります。

そして尿素窒素の低値は、タン白質の摂取量がとても少ないことを意味します。脂肪を減らしても筋肉を減らさず、正しいダイエットをするためには、タン白質が絶対的に必要です。尿素窒素が8・5ではやせにくいです。タン白質をしっかりとることが、リバウンドしないダイエットを成功させるためのポイントのひとつなのです。

これらの結果から、柴田さんは代謝がとても落ちている状態と考えられるので、やせられないのは当然、といえるのです。

さらに柴田さんの場合、「低血糖」という大きな問題もあります。低血糖であるということは、すい臓から「太らせるホルモン」であるインスリンが過剰に分泌されている状態なので、当然太りやすくなります。

食べたカロリーを、細胞がエネルギーに変換してつかってくれれば脂肪になりにくいのですが、インスリンは細胞がエネルギーを利用する前に、即座に脂肪に変えてしまいます。このような状態ではダイエットを成功させるのはとても難しいことです。

柴田さんの場合、グリコアルブミン値が12.8と低いこと、低血糖によると考えられる症状があることから、低血糖症と考えられます。ですから、食べたカロリーが脂肪に変わりやすい体内環境になってしまっていたのです。

反対に、たくさん食べても太らないタイプの人は、代謝がよい人たちです。食べたものを細胞がエネルギーとして利用できれば、脂肪になりにくいのです。これには筋肉の量や栄養素の量、インスリンの分泌の状態などが関係してきます。

たくさん食べてもやせている人と、食べないのに太る人のちがいには、このように「代謝」が深くかかわっているのです。

柴田さんのような「代謝低下タイプ」は、カロリー制限だけの「食べない」ダイエットをしても、やせることはできません。下がった代謝を上げて、エネルギーを燃やせるような体を作っていくことが必要です。これはそのまま、健康を回復することにもつながります。

このように、患者さんそれぞれの太っている原因を見極めて、知的なダイエットをおこなう必要があります。ダイエットに関しては治療の項を参考にしてください。

 

以上、抜粋終わり

太りやすいかどうかは、

代謝量で決まります。

だから筋肉質の方は

代謝がいいので、

太りにくいですが、

筋肉が少ない方は、

代謝が低いので、

太りやすくなります。

なので、女性は男性に比べて、

筋肉量が少ないので、

太りやすいと言えます。

つまり太りたくなければ、

常に筋肉を鍛えておくことが必要です。

だから筋トレって大事ですね。




引用元:うつ病からの脱出ー肥満・メタボリックシンドローム 4ー