9月も終わりに近づき、朝晩は少しずつ秋らしくなってきました。
この時期になると、
「なんとなく身体がだるい」
「朝起きると喉が乾燥している」
「鼻や喉の調子が悪い」
「お腹の調子が安定しない」
といった不調を感じる方も増えてきます。
東洋医学では、季節が変われば身体の状態も変わると考えます。
特に秋は「乾燥」に注意したい季節です。
夏の暑さが残っているため、日中はまだ冷たい飲み物が欲しくなることもありますが、朝晩は気温が下がってきています。
こういう時期こそ、身体を冷やしすぎないことが大切です。
私が食養のお話をするときに大切にしているのは、「身体に良いと言われるものを無理に食べる」ことではありません。
その土地で昔から食べられてきたもの。
その季節に採れるもの。
そして、その人の身体に合っているもの。
こうしたことを考えながら、普段の食事を少し整えていく。
それくらいで良いと思っています。
これからの季節なら、れんこん、大根、里芋、きのこ類など、秋から冬に向かって旬を迎える食材を、温かい煮物や汁物としていただくのもいいですね。
そして食事だけでなく、首元やお腹、足元を冷やさないことも大切です。
健康づくりというと、何か特別なことを始めなければいけないように感じますが、実際には毎日の小さな積み重ねです。
「今日は温かいものを食べよう」
「少し早く寝よう」
「身体が冷えているから湯船につかろう」
そんなふうに、自分の身体の声を聞くことから養生は始まります。
東洋医学には「未病」という考え方があります。
病気になってから身体を整えるのではなく、まだ病気とはいえない小さな変化の段階で身体を整えていく。
季節の変わり目は、自分の身体を見直す良い機会です。
無理をせず、秋の身体へ少しずつ切り替えていきましょう。
鍼灸・セラピー いやしろ


