こんばんわ。めいせい整骨院の松田です。
三重県にきて早くも三か月が過ぎました。毎朝しばれる寒さに苦労しています。
今日は風邪の予防に関してお話しします。
先日静岡県浜松市で発生したノロウイルスの集団感染事件が今もニュースでやっていると思います。原因はパン工場のドアノブから菌が見つかったということですが、なんでドアノブから浜松市内の小学校まであんなに広範囲に広がってしまったのでしょうか?
ウイルスたちにとって大好物なもの、それは
「乾燥」
・空気が乾燥すると、繊毛運動などの、のどの粘膜の防御機能が低下すること。
・空気中の湿度が少ないので、微細な物質が飛散しやすくなる。
・温度が下がるため、ウイルスの生存時間がながい。
つまりこの時期はウイルスにとって運動量がアップし長く生きられる世界になっているということです。
ウイルスは主に痰(たん)や唾液で感染します。(飛沫感染)
空気が乾燥すると、痰や唾液がどんどん細かくなって、小さくなっていき軽くなって、遠くまで飛散しやすくなります。
また、ウイルスは湿気で床に落ちる効果もありますので、乾燥すると空気中に漂っている時間も長くなるのです
飛沫感染以外に、ウイルスが付着したモノを介するケースもあります。
ドアノブやテーブルなどに付着すると、数時間ウイルスの感染力が持続されます。
今回の浜松市の事件はこれが理由ですね。
まずは、基本的な対策として、帰宅したらすぐに手洗いとうがいをして、家の中に持ち込まないこと。さらに、乾燥対策として十分な湿度を保つという点に注意しましょう。
風邪の予防には小学生の頃から言われていますよね?
「手洗い」「うがい」
高確率で菌が入ってくる場所は
鼻・口・爪
基本的にはここをしっかり守れば予防率は高くなります。
人ごみなんか行くときはマスクは絶対必要ですね。
皆さんも手洗い・うがい・マスクそして室内の乾燥対策で健康な毎日を過ごしましょう。
各院内も乾燥対策!手指の消毒!手洗いうがい!を徹底して清潔感あふれる空間を維持して皆さんをお待ちしています。
よい週末をお過ごしください。