今話題のPRS(ポールリードスミス)のSE Silver Skyを弾きました。
ジョン・メイヤーのシグネチャーなんですが、約4年前にブログにしています。
https://ameblo.jp/ksgsntm/entry-12397441865.html
今回はSEシリーズでの廉価版です。やっと最近入荷になりました。
やはり売れ行きがいいそうで。
ネックは細くもなく、太くもなく丁度いい感じです。本家(?)は太かったんですが、
こちらの方が好みです。フレットもちゃんと端が丸く処理されています。
弾いていて、ちょっとテンションがきついなと思い、聞くとやはり010ゲージの弦が
張ってありました。PRSのスケールはフェンダーとギブソンの中間なんですが、
最近特に指の力が弱くて(衰え! 泣)、009ゲージじゃないと
チョーキングやヴィブラートがやりにくいんです。巻弦は太くてもいいんですが。
(私は009~046ゲージを使用しています)
フィンガリングはスムーズに弾けますし、22フレットの音の詰まりもないです。
肝心の音ですが、SE用に開発されたピックアップで、ちゃんと各ポジションで
鳴りますし、ノイズが少ないです。これ本家でも思ったんですが、このノイズカットは
どのように処理しているのか不思議です。シングルコイルって必ずジ~ッというノイズが出ますので。
ハーフトーン時にハムキャンセルは通常なんですが、このギターは本当にノイズがないです。
ストラトらしい音で(ストラトですが 笑)、いいです。リアの音は本家より硬い音に感じました。
ただやはりSEシリーズにはロックペグを搭載しないんですよね。
本家、レギュラーラインはロックペグなんですけど。
私はSEシリーズ、2本所有してますが、ゴトーのロックペグに交換してます。
ボリュームノブ(ポット)も硬かったです。これは人によってなんですけど、
私は軽いのが好みで自分のギターは軽いものにしています。
すぐ動くのが苦手な方もいますが、軽い方がコントロールやヴォリューム奏法がし易いです。
あとこれはしょうがない事なんですが、ナットの処理が甘いかな?こういう所でコストダウンしてますから。
これまた私のSEシリーズのナットの溝切りの調整はリペアショップでしてもらいました。
本家シルバースカイは30万、SEは10~12万位。
もちろん作りは違いますが、SEでも十分使えます。そこはさすがPRS。でも値上がりました。
これはギター全体に言える事ですが。私が買ったSEシリーズは約10年前で、新品で7万位。
調整してあるので、未だにいい鳴りをしています。
ギターは個体差もありますし、同じシリーズを何本か試奏してみるといいかも。
できれば弦は009ゲージで弾きたかったです。