昨日に引き続き、レイヤードスタイルでの作品紹介となります。
今回は前回に使ったシャツの色違いと少し珍しい雰囲気のアウターをセレクト、
防寒性も考慮された作品ですが、着回しが軽く、重装備に見せない組み合わせになります。
アウターは縮絨ウールを使い柔らかく仕立てた作品。
一重仕立てですが、保温効果が高く、中に着る服を調整することで
秋から真冬まで長いスパンで着まわすことが出来ます。
シャツに関しては昨日の記事にも掲載していますが、
とにかく万能なロングシャツとして重宝出来ます。
染めの風合いを落ち着かせたブラックはアウターの存在感を際立たせます。
極端な偏りはなくなったものの、オーバーサイズのスタイリングは
タイトな着こなしとのメリハリを考えてバリエーションの一つとしてあると良いかと思います。
アウターはルーズですが、ライダースのスタイルをベースにしている為、
すっきりと纏まりの良い印象になります。
デザインはライダースジャケットですが、
着用感はコートに近いように感じる昨品。
"ショートライダースコート"とでも呼ぶべきでしょうか。
他に類似するスタイルがないThe Viridi-anneらしい感性で
作られた作品となっています。
[ Jacket ]
The Viridi-anne OVERFIT DOUBLE RIDERS JACKET / WOOLRING FLEECE
Price / \66,000 - (in tax)
Size / 3 (*One Size / Fitting;3)
Color / Black
Material / Ring Fleece (Wool,Nylon)
[ Shirt ]
RUNDHOLZ DIP A LINE LONG SHIRT / black dyed
Price / 51,150 - (in tax)
Size / S,M (*Fitting;S)
Color / Black
Material / Woven (Cotton)
168cm / 50kg 着用サイズ 3
ワンサイズで展開しています。ゆったりとしているのであまり体格を選びません。
ライダースジャケットの王道的なディティールを使いながらも
オーバーサイズのモード感のあるシルエットに落とし込んだ作品。
物撮りイメージだけだと分かりづらいかもしれませんが、
"大きなライダースジャケット"というよりは
"ライダースジャケット型のコート"
という表現がしっくりとくる着用感に仕上がっています。
スタンダードなダブルライダースはレザーではハードに見えすぎますが、
サイズ感や素材で見慣れたデザインを新鮮味のあるモノに変換しています。
これだけゆったりとしていると中に着込み放題ですので
レイヤードスタイルでは多様なスタイリングを楽しめるのではないでしょうか。
素材の柔らかくふわっとした感触だからこそ、
こういったビッグシルエットが良く映えます。
デザインと素材のバランス、
それがこのアウターを"大きなライダース"ではない、
"別のモノ"として成立させている要因だと思います。
素材はThe Viridi-anneだけでなく、N/07でも使われたことのあるウールリングフリース。
生地を圧縮させて目を詰めた特殊なウール素材になります。
同じ縮絨系でもメルトンよりも柔らかくしんなりと身体にフィットするので
裏地の必要性がなく、素肌にも馴染みやすいなめらかな手触りとなっています。
またしっとりとした深みのある黒に対してシルバーの色合いの澄んだ金具を使用し、
服全体の雰囲気を引き締めて見せています。
大ぶりのエクセラジップをはじめとするこれらの金属パーツが
ルーズシルエットのラフな佇まいの中にも上品な趣を加えています。
着方は自由ですが、シャツが少し見えるような感じで
フロントを開けて着るのが個人的には好きだったりします。
もう少しさくい時にはロングシャツをコートに変えるのもありかもしれません。
アウターとして不足のない防寒性を持っていますが、
着方次第ではもっとフランクな普段着、軽い羽織りモノとしても
使えるフットワークの軽さ、これが他のアウターとの明確な違いでしょうか。
デザイン性も含めて多少の遊び心が感じられる作品です。
この"遊び"の部分がファッションとして良い起爆剤になります。
近年、稀に思うのですがシンプルに削ぎ落としたスタイルが格好良いと思う一方、
それ一辺倒では行き詰まりも感じることもあります。
"ずっと同じ格好で少し変化が欲しい"
どこかでそういった心境が訪れる事もあります。
その時に何を取り入れるのか、
人ぞれぞれに振り幅がありますが、
お店ではそういった振り幅を考えるのが
楽しくなるようなセレクトを考えています。
昨日も軽く書きましたが、頻繁に着る機会のあるロンシャツを
こういったアウターと組み合わせてみるのも面白いのではないでしょうか。
昨日のブログで紹介したシャツの色違い。
染めの表情が強いカーボンと比べると落ち着きのあるブラック色ですが、
こちらもカーボンと同様に製品染色で染めて仕上げたモノになります。
[ Shirt ]
RUNDHOLZ DIP A LINE LONG SHIRT / black dyed
Price / 51,150 - (in tax)
Size / S,M (*Fitting;S)
Color / Black
Material / Woven (Cotton)
染色の際に出来るアタリや細かな皺感がシャツの雰囲気をカジュアルに見せます。
黒のロングシャツは生地感が綺麗なだけで艶っぽさが増すので染色のプロセスの
重要性を感じさせられます。
168cm / 50kg 着用サイズ S
前述にあるようにこのロングシャツは非常に万能だと思います。
今回のようなオーバーサイズのアウター以外にもタイトなレザー、
ロングコートやダウンジャケットのようなカジュアルなアウターにも組み合わせて頂けます。
また、カットソーやロンTなどでは完全にアウターの存在感に食われてしまうところを、
外側と中側で服同士の相乗効果をきっちりと生み出せるのがこういったシャツアイテムの
魅力になると思っています。
※RUNDHOLZの着用イメージを更新致しました。
入荷の始まりが夏でしたので今の気温でまた見え方も変わるかもしれません。
合わせてご覧頂ければと思います。
http://loom-osaka.com/shopbrand/RUNDHOLZ/
▶▶ 着用アイテムの一覧
[ Jacket ]
The Viridi-anne OVERFIT DOUBLE RIDERS JACKET / WOOLRING FLEECE
Price / \66,000 - (in tax)
Size / 3 (*One Size / Fitting;3)
Color / Black
Material / Ring Fleece (Wool,Nylon)
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[ Shirt ]
RUNDHOLZ DIP A LINE LONG SHIRT / black dyed
Price / 51,150 - (in tax)
Size / S,M (*Fitting;S)
Color / Black
Material / Woven (Cotton)
是非、ご検討下さいませ。
それでは本日はこの辺りで失礼致します。
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▶神戸店の営業に関して
神戸店は特別な空間で特別なひと時を感じてもらいたいというコンセプトもあり、
イベントを開催するときなどを除いて年内の営業をアポイント制としています。
御来店頂く際にはお手数ですが、一度ご連絡をくださいましたら、
お時間を合わせて準備致しますのでお気軽にお申し付け下さい。
(当たり前ですが、購入前提でなくても大丈夫ですので本当にお気軽に言って下さい笑)
御来店をお考えの方は下記の方までアポイントをお願い致します。
TEL / 06-6534-1630
MAIL / info@loom-osaka.com
また、改めて告知致しますが、次のイベントスケジュールとして
2019年12月7日(土)-8(日)はDaska/Portailleのジョイントエキシビジョンとして
両ブランドでの特別なオーダーを考えて頂ける催しを企画致しました。
こちらは夏頃から企画を練っていたのですが、
わざわざ神戸アトリエに足を運んで頂く価値のある会になるよう尽力致しますので
是非、お楽しみくださいませ。
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LOOM OSAKA
OPEN : 12:00 / CLOSE : 21:00
大阪市西区北堀江1-14-21 大和ビル 1F
TEL : 06-6534-1630
E-MAIL : info@loom-osaka.com
HP : http://loom-osaka.com/
LOOM KOBE ATELIER
兵庫県神戸市中央区野崎通2-5-19
グランドハイツコーワ王子公園 1F
※アポイント営業 / ご来店前にアポイントをお取りくださいませ。
※11月2日、3日は13:00-19:00のスケジュールで営業致します。
(連絡先)
TEL : 06-6534-1630
E-MAIL : info@loom-osaka.com