表題通り、本日のブログではトピックスを二分割してお送り致します。
一つは先日の大阪ショップイベント、SPEED SPECTERでのワンメイク作品の発表、
もう一点はアウターに目がいきがちな今、アウターと組み合わせるのに必要な
レイヤードアイテムの紹介となります。店内の服やそれを使ったコーディネートなど、
ご覧頂きたいモノはたくさんありますが、ストックも多くはなくなってきましたので
今週からは作品紹介のピッチも早めていかなければ、と思っています。
また、ショップイベントは12月に神戸店での開催が決定していますが、
その後にもう一発、これまでにない催しを行う目途がつきました。
詳細が決まり次第、発表致しますが、今年も残り少なくなりましたが、
ただ服を販売するだけでなく、趣味、ライフスタイルの一環として
皆様にもっと楽しんで頂けるよう、努めていきますので宜しくお願い致します。
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SPEED SPECTER ONE-MAKE*¹
クリエイターである高蝶氏が各地を巡り、現場でのインスピレーションから
モノづくりを行うツアー形式のイベント。
服屋の店内にはあまり似つかわしいとは言えない大小さまざまな道具が搬入され
店内の一角にブースを設置してその日のクリエーションが始まります。
金属塊を切ったり、削ったり、叩いたり、熱したり、
熟練と呼べる人間の手の感覚によるモノづくりですが、
ただ、じっくりとモノを作り込むだけはなく、
工程の一つずつに無駄がなく、作業をしている高蝶氏の
動きや手際が非常に洗練されています。
(気が付いたら上記写真のような形状になっていました。)
作り手が人前に出て作業の流れをショーのように魅せる、
こういった部分にもイベントの醍醐味が感じられます。
今回は高蝶氏が手掛ける数多くのブランドのコンセプトなどには縛られず、
ライブイベントへの原点回帰としてシンプルに旅をする中で生まれるクリエイションという
精神的なテーマを持ってツアーが組まれています。即興での感覚的な要素が強い内容ではないでしょうか。
途中、ライブイベントならではのアクシデントなどもありましたが、
完成した作品はいつにもまして存在感が漂います。
明確なモチーフを造形するのではなく、
抽象的な表現というべきなのか、
曲線が艶めかしかったり、でもゴツゴツとしたテクスチャーが無骨に見えたり、
見方を変えるだけで感じる印象にもばらつきが出るであろう佇まい。
やや大ぶりのペンダントトップとなります。
[ Silver Jewelry ]
S.S by Tomoki Takacho Onemake Pendant Top
Price / ¥Open Price (*販売価格はお問合せ下さいませ。)
Size / Free (全長7cm 最大幅3.7cm 最大厚1.2cm)
Material / (Sterling Silver,Brass)
2.5mm~3mm程度の分厚い銀板から鍛金の手法で造形、
真鍮とシルバーを溶かし合わせたように結合させています。
シルバーはピカピカに磨くのではなく、様々な溶剤に漬けて
鈍く重厚感のある質感に仕上げています。
細かな仕上げは彫金の手法を使い仕上げています。
この世の中に一つだけとなる作品ですので
量産出来ないような感覚的な表現を多用して作られています。
通常のウェブストアへの掲載はしませんが、
作品が気になる方は下記までお問合せ下さいませ。
TEL / 06-6534-1630
MAIL / info@loom-osaka.com
※下記のインスタグラムでも作品を公開しています。
▶ https://www.instagram.com/p/B5XAwtuhqfQ/
抽象的な造形とアンティークやビンテージの匂いを持つ質感、
"朽ちる"という生あるモノの宿命を現場の空気の中で表現しているような作品です。
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ここからトピック2になります。
先日、着用感の掲載が出来ていなかった作品を中心に
着用イメージを撮影したのでそこからピックアップ致しました。
SHIRT LAYERED.*²
アウターの紹介にウエイトが偏りがちでしたので
本日は着用頻度が最も高い秋冬のトップスからピックアップ。
アウターと違い、屋内外のどちらでも着ることになるので
必然的に重要性が増すのですが、どちらかと言うと後回しにしがちな部分かもしれません。
とは言え、後に続くモノがなくなって来ているので
リアルタイムの今、レイヤードの組み合わせなどを通して
それぞれを紹介させて頂きます。
独自の染めのプロセスを持つRUNDHOLZ DIPの作品。
凝ったデザインやシルエットへの拘りを
ストレスのない素材感でつくるこのブランドの服は
普段着として頻繁に着用してしまう中毒性のようなモノがあります。
自分の場合、コートを脱いで屋内に入ると大体こんな感じでいることが多いです。
またRUNDHOLZ DIPの服はスエット類のような部屋着っぽさもなければ、
シャツ特有の着苦しいかっちり感もなく、
機能美に優れた現実性の高い服であることを再認識しました。
[ Jacket ]
RUNDHOLZ DIP COVERED FRONT MILITARY JACKET / carbon dyed
Price / 69.960 - (in tax)
Size / S (*Fitting;S)
Color / Carbon
Material / Sweat (Cotton,Polyamide,Elastane)
[ Shirt ]
RUNDHOLZ DIP A LINE LONG SHIRT / carbon dyed
Price / 51,150 - (in tax)
Size / S,M (*Fitting;S)
Color / Carbon
Material / Woven (Cotton)
同色異素材のレイヤードは色の境界が曖昧で
セットで着て一着の服のように見える面白さもあります。
コントラストを強調した重ね着とはまた違った趣があり、
染めの表情の魅力があるからこそ、この合わせも良いのではないか、と思います。
丈の長短差もあり、相性が良い組み合わせです。
ショート丈は腰位置を上げて見せ全体を引き締めて見せます。
(ハイウエストで合わせると引き締まって見えるのと同じ原理です。)
168cm / 50kg 着用サイズ ともにS
ジャケットの素材は日本ではあまり見かけない少し硬さのあるスエットです。
伸縮性も効いており、ヘビージャージのような重たさがなく、
着やすいのですが、特有の張り感があってスエットというよりは
ストレッチデニムに近いような素材感ですのでシャツの上から着ても
モコモコと着膨れしにくく、スマートなシルエットを作ります。
シャツは度詰めのタイプライター素材。
同じカーボン染料の製品染めですが、
生地の質感や染めた後の発色も微細に異なります。
襟付きの服はもともと少し畏まった場に用いられることが多かった経緯もあり、
現代でもそういった目的や用途を抜きに見ても襟のある服はどこか品性を感じます。
それが少し決まりすぎて見えたりするので素材感で変化をつけることで
シャツの組み合わせはもっと自由になると思います。
この時期はインナーはロンTと決定付けられたイメージもありますが、
シンプルなモノもひとしきり揃えた後、シャツをロンT感覚で着るという
次の一手も良いのではないかと思います。
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軽めのアウター、ジャケットとしての雰囲気を持ちつつ、
屋内でも気を遣わずに着やすいスエットウェアの特徴も備えています。
写真ではどうしても伝えにくい点ですが、生地が普通のスエットではこうはならない、
シンプルですが、独自性から成り立っているような作品です。
[ Jacket ]
RUNDHOLZ DIP COVERED FRONT MILITARY JACKET / carbon dyed
Price / 69.960 - (in tax)
Size / S (*Fitting;S)
Color / Carbon
Material / Sweat (Cotton,Polyamide,Elastane)
着てみるとGジャンに近い感覚でしょうか。
重たさがないので単体での保温性もそこまで高いモノではないので
これ一着で冬を乗り切れる、というモノではありませんが、
中に着こむことも、上から羽織ることも出来るので結果、
汎用性が高く、真夏を除けばいつでも気軽に着ることが出来ます。
M-65やF2といったミリタリー調のディティールを取り入れたデザインは
ユニセックスブランドとはいえ、力強い面持ちに仕上がっています。
染めの風合いもあって無骨な雰囲気も入り混じっています。
男らしい雰囲気ですが、それだけでなく、
コシやウエストを引き上げるように工夫されたシルエットで
スタイリッシュに見せるという点をキチンと抑えています。
バックスタイルは少しテーラードっぽさを取り入れています。
軽やかですが柔らかくなりすぎず、このジャケットの独特の雰囲気、
オリジナリティの要因とお呼べるべき要素ではないでしょうか。
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癖のあるデザインもカジュアルで取り入れやすい部分がRUNDHOLZの魅力です。
このシャツなんかはまさしく、そういった癖のあるデザインを素材や加工で
ベーシックなロングシャツとして纏めた今シーズンを代表する一着だと思います。
カットソーのように消耗品ではなく、
ある程度長く着れることを見込んだ作り込み。
着て、洗ってを繰り返して風合いが良くなる点もあり、
夏を除いて長い時間を共にすることを考えた作品です。
[ Shirt ]
RUNDHOLZ DIP A LINE LONG SHIRT / carbon dyed
Price / 51,150 - (in tax)
Size / S,M (*Fitting;S)
Color / Carbon
Material / Woven (Cotton)
自分たちの場合ですが、カジュアルで着るシャツは普通の丈よりも
これくらいの長さの方が着やすいのではないか、と思います。
安心感のある丈の長さはワイド~スキニーまでパンツの合わせ方も問いません。
ごちゃごちゃと装飾を加えずに極めてシンプルにデザインされています。
サイズ感もどちらかと言えばタイトめで着膨れせず
タテの落ち感を重視したシャープな仕上がり。
[ Jacket ]
RUNDHOLZ DIP COVERED FRONT MILITARY JACKET / carbon dyed
Price / 69.960 - (in tax)
Size / S (*Fitting;S)
Color / Carbon
Material / Sweat (Cotton,Polyamide,Elastane)
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[ Shirt ]
RUNDHOLZ DIP A LINE LONG SHIRT / carbon dyed
Price / 51,150 - (in tax)
Size / S,M (*Fitting;S)
Color / Carbon
Material / Woven (Cotton)
是非、ご検討下さいませ。
それでは本日はこの辺りで失礼致します。
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▶神戸店の営業に関して
神戸店は特別な空間で特別なひと時を感じてもらいたいというコンセプトもあり、
イベントを開催するときなどを除いて年内の営業をアポイント制としています。
御来店頂く際にはお手数ですが、一度ご連絡をくださいましたら、
お時間を合わせて準備致しますのでお気軽にお申し付け下さい。
(当たり前ですが、購入前提でなくても大丈夫ですので本当にお気軽に言って下さい笑)
御来店をお考えの方は下記の方までアポイントをお願い致します。
TEL / 06-6534-1630
MAIL / info@loom-osaka.com
また、改めて告知致しますが、次のイベントスケジュールとして
2019年12月7日(土)-8(日)はDaska/Portailleのジョイントエキシビジョンとして
両ブランドでの特別なオーダーを考えて頂ける催しを企画致しました。
こちらは夏頃から企画を練っていたのですが、
わざわざ神戸アトリエに足を運んで頂く価値のある会になるよう尽力致しますので
是非、お楽しみくださいませ。
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LOOM OSAKA
OPEN : 12:00 / CLOSE : 21:00
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TEL : 06-6534-1630
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