選手を育てるのは指導者だけではない | 小学生バレーボール 新宿柏木クラブ 監督の独り言 sakoブログ

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私は長年バレーボールを教えているが、選手を育てるのは指導者だけではないとはっきりと言える。

もちろん子供自身が上手になりたい、もっともっと高みを目指したいという気持ちで練習に取り組みことが大切なのだが、やはり何と言っても保護者の方の熱意が何より大切ではないかと思うのだ。

 

指導者の熱意と保護者の熱意、選手の熱意のピースがピタッとパズルゲームのように一つにはまったときに、チームも選手もぐっと成長すると信じて疑わない私なのだ。

 

やはり子供の成長にとって大切なのは保護者の熱意である。保護者の方は子育て、特に複数人の小学生や中学生を抱えていると本当に大変だろうなと我がことのように心配もする。だけれど、保護者の方の支えがないとなかなか勉強もスポーツも今の時代は成り立たないのだ。

親の支えがなければ何もできないのがおかしいという批判もあるかもしれないが、そりゃあある程度のことは誰でもできるだろうが、一流を目指すとなると学業でもスポーツでも金もかかるし、親の負担もかかってしまうのが現実問題だ。

 

オリンピックの選手にしろ、東大の学生にしろ周りを見ていると一流を目指すと小さい時からの保護者の熱意が左右する世の中なのだ。ゆえに熱意がある指導者がいて、子供を導き、それを保護者が一生懸命にサポートすることで子供を大きく成長できると信じている。だからこそ、体験練習ではそのような目でチームを見学し、私たち指導者を見定めてほしいと思うのだ。

 

そして、自分と考え方が合わないなと思ったら、熱意があればこそ、まずは指導者と話し合う機会を持ち、指導者の本音を聞く。そして自分の考え方を指導者に伝えてコミュニケーションを図る。それをくりかえすことで、解決することも多いのではないかと思うのだが。それでも合わなけば黙ってチームを去り、新たなチームを探す。それも解決の一つだ。

 

あちらのチームもこちらのチームも最近は保護者の方と指導者のトラブルが多いと聞くが、果たして皆さんのチームはどうでしょうか。