バレーボールに限らずすべてのスポーツや勉強などもそうだけれど、本人のやる気は保護者の熱によって育てられるものだと考える。
もちろん、子どもの熱に押されて保護者か仕方なく動く場合もあるだろうが、基本的には子どもが物心つく頃に、どのように接するか、または子どもの背中を押すかによって子どもたちの未来の大半は決まって行くように私は思ってしまう。
塾やスポーツチームが自宅から遠くても何とか通わせようと努力をするのも保護者の熱がなければ難しい。
会費や部費、塾代が高くても頑張って払うし、良いと思えば遠くてもなんとかしようと思う。
反対にどんなに近くに良い塾やバレーボールチーム、バスケチームがあっても、保護者にまったく熱がなければ、さまざまな理由をつけてスポーツをさせることはしない。『塾?うちにはそんな金はない』『バレー?土日に弁当?うちはムリムリ!』で終わるのだ。
勉強であってもピアノや水泳であっても、まったくそうであって、親の熱というものは、自分が楽をしたいか、子どもの成長のためには苦労を買ってでもしたいかで、子どもの運命は決められると私は思う。
子どもの頭の才能を見抜いて、塾に行かせて、難関の国立大学に入れたり、海外の大学に行かせるのもまったく保護者に熱がなければとても難しい。よほど子どもがしっかりしていて、自分でさまざま調べたり行動するような子どもというのもたまに聞くことはあるが、そうはいないものだ。
今日は何が言いたいかと言うと、バレーボールの高い技術を学ばせたい、もっと強いチームの練習環境でやらせたいと言う親の熱と、いつか春高の舞台に立ちたい、東京一や日本一になってみたいなどの子どもの心が一致すると、子どもたちは一気に伸びていくし、県内や都内のチームを調べてどこが子供に向いているかを調査する。それはバレーボールだけではなく、塾でも野球(リトル)でもサッカーでも、スイミングスクールででもまったく同じことなのだ。
しかし、保護者または子供、どちらかの気持ちが追いついてないと、スポーツは一生懸命にできないし、バレーボールをやっても近場のチームで良しとする。子供のために良い環境を見つけようとしないのだろう。
週に一度しか練習をしないチームにものすごい能力の子どもをたまにみかけるが、『ああ、もったいない。たぶん保護者の方に熱がないのだな』と自分に言い聞かせる。しかし、それもそのご家庭の考え方で、普段は勉強に力を置いており、スポーツは体がなまらないように適当にさせているだけ・・・・その考え方にも賛成はする。
まあ、なんでもよいが、何か子供が伸びる要素があれば探して、その才能を伸ばしてほしいと願うばかりだ。
保護者の方は子育ては大変だと思うのだが、子どもをより良い方向に導いたり、やりたいと思うこと、やらせてみたいことがあれば、その夢をかなえるべく苦労をしてほしいというのが私の考え方だ。まあそれも考え方の違いがあるかもしれないので、押しつけはしないが。
幸い、柏木の保護者の方々は子供の教育に熱心な方が大半だからチーム運営がスムーズにいっている。
子どもが何かに取り組む姿勢、続ける姿勢は保護者によって熱くもなれば、冷めてもしまうのだ。
さて、sakoブログをご覧になっているあなたはどちら?
もちろん、これを読んでいるくらいだから、子どもの教育に「熱」を入れてくださっていると信じます。