グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち  ★★★★★

 

 

キャスト

 

マット・デイモン

ロビン・ウィリアムズ

ベン・アフレック

ミニー・ドライバー

ステラン・スカルスガイド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MIT(マサチューセッツ工科大学)の黒板に

数学の問題が張り出され

清掃員のウィル(マット・デイモン)が誰もいない隙を狙って

答えを書き始める

 

 

フィールズ賞受賞者の数学科教授の

ジェラルド・ランボー教授(ステラン・スカルスガルド)が見に行くと

すべて正解だった

誰がこの問題を解いたのか聞くが誰も手をあげない

 

ある日、ランボーが教室を出るとウィルが黒板になにか書いていて

書いてある答えを見て驚くランボー

声をかけるとウィルは逃げるように去ってしまう

 

 

 

ウィルの裁判でランボーは彼が犯した罪の多さに驚くが

拘置所に面会に行き

監督付きの保釈手続きをとる

それには条件があり

毎週自分と会うこと

どう解いたか教えること

セラピーを受けることだった

 

 

セラピーでは医者をてこずらせ次々と医者が降りてしまう

ランボーは大学時代のクラスメイト、ショーン(ロビン・ウィリアムズ)を思いだし

彼にウィルのセラピーを頼む

 

 

 

ウィルは100万人に1人の逸材

カウンセリング当日

ウィルはショーンが描いた絵を見て精神分析しはじめる

彼は妻を亡くしてからまだずっと心が癒えていない

挑発したウィルを押さえつけて叱る

 

ショーンはウィルを連れて公園のベンチで話をする

ウィルは本で読んだ事は何でも話せるが実物を知らない

ショーンはゆっくり慎重に少年の心に近づく

 

 

ウィルは次のセラピーでは1時間無言だった

数学の授業では饒舌で高名な教授を論破

その次のセラピーで

我慢できなくなったウィルが語り始めた

ウィルが気になっている女の子の話

 

妻の話で大笑いするウィルとショーン

愛する人には完璧ではない姿を見せてもいいんだと

ウィルに教えた

 

 

ウィルはハーバードの女子寮に侵入した

仲間達とハーバード大学の女を

ナンパしに行った時に知り合った女性

スカイラー(ミニードライバー)はずっとウィルの電話を待っていた

ドッグレースにスカイラーを誘う

ウィルは家族のことを聞かれ嘘をつくが

その嘘にスカイラーは笑ってくれる

 

 

スカイラーはウィルに私を友達に紹介してくれと言う

しかし、ウィルはハーバード大の彼女に

素行の悪い友達に会わせたくなかった

 

しかし、紹介してみるとスカイラーは友達の前で下ネタ満載の話もでき

笑って口からコーラをこぼしたり

チャッキーはスカイラーを気に入った

 

 

 

ランボーはアインシュタインの頭脳並みのウィルを

早くしかるべき機関に就職させたい

しかしショーンは早すぎるという

数学の天才と言われたテッド・カジンスキーは

優秀な頭脳を持った爆弾魔になってしまった

一つ間違えば彼もそうなりかねないと言う

 

 

 

カフェでスカイラーが彼の記憶力について聞いた

ウィルは数学を解くのはピアノを弾くのと同じ感覚だと話した

スカイラーは一緒にカリフォルニアに行かないかと誘う

しかしスラム育ちでここから一歩も出た事が無いウィルは

もしスカイラーが自分に飽きたらと不安でいっぱいになる

 

ウィルは両親も兄弟もいず

養父の虐待の元で育ち

愛されなくなるのが不安だったのだ

 

 

 

ショーンがウィルに

 

 

きみは何をしたい?

 

清掃員は立派な仕事だが、なぜ自分はMITを選んだのか

黒板の問題を解いたのか考えろと言った

 

 

何を聞いてもああ言えばこう言う

でも

簡単な質問には答えられないんだ

答えを知らないから

 

スカイラーは空港で

何度もウィルが来ていないか振り返りながら

1人でカリフォルニアへ旅立った

 

ウィルはチャッキーと解体の仕事に来ていた

ウィルとチャッキーは生まれてからずっと一緒にスラムで育った

ウィルはこの先ずっとこの仕事をしても良いとチャッキーに話す

 

自分には無い才能がウィルにはある

チャッキーはもし50年後ここに一緒にいたら殺すと

彼なりの愛でウィルに言い放った

 

 

 

セラーピーに向かうとランボーとショーンが

ウィルのことで口論しているのが聞こえた

無理強いをするのではなく彼の意思を尊重したいショーンと

才能を無駄にしたくないランボー

人に捨てられる前に捨てるのは防衛本能だと言うショーン

ウィルはたまらず部屋に入る

 

 

 

 

君は悪くない

 

わかってる

 

何度もショーンに語りかけた

ウィルは父親に殴られる自分が

悪い子だと思い込んでいたのだ

 

ショーンはウィルに何度も何度も

 

君はわるくない

 

ウィルは堰を切ったように泣き出した

 

 

彼は呪縛から解放されていく

 

ウィルの誕生日

就職が決まり、ショーンの最後のセラピーが終わった

ショーンはここを辞めて旅に出る事に決めた

 

チャッキーがプレゼントでくれたぼろぼろの車

ショーンの家のポストに手紙を入れて走り出す

 

就職を断ってごめんなさい

僕には愛する彼女がいます

 

ウィルは恋人に会いにカリフォルニアへ旅立つ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

もうかなり前の映画です

見よう見ようと思いながら25年以上経ってしまった😅

脚本はオリジナル脚本で

出演のマット・デイモンとベン・アフレックが書き上げ

アカデミー脚本賞

ロビン・ウィリアムズは助演男優賞

 

マット・デイモンとベン・アフレックは本当に幼馴染で

将来俳優になろうと誓い合ってたそうです

すごい!実現したということですね

 

 

 

 

もし我が家のソファーで転寝してたら一番ドキッとする人、福山雅治氏が

影響を受けた3つの1つにあげていたのが

この「グッド・ウィル・ハンティング」だと

TVで話していたので私ももう見なくては!と😅

 

 

ショーンがウィルに何度も何度も

君は悪くないというシーン

ここで泣くらしいです

ロビン・ウィリアムズより先に泣くって😅

 

それを聞いていたので

君は悪くないという言葉が出るまでに

私もじわ~っと😭

 

 

 

韓国ドラマを見始めてから

洋画鑑賞がほぼないのですが

サイキンハ マタ スコシ ミハジメマシタ

以前はマット・デイモンにハズレはないという記憶

「リプリー」もボーンシリーズも面白い

彼もハーバード大学出身

在学中に映画デビューしたようです

 

 

 

また出てきたアルゴリズム

アルゴリズムとは

計算の方法

問題を解く手順

情報処理の具体的な方法、手順

 

もっとざっくり

「やり方」

 

最近聞いたなと思ったら

メランコリア」だった

 

 

天才はどうやって生まれるのだろう

DNAなのか突然なのか

 

才能も可能性もウィルのように

スラムで養父からの暴力の中で育ってきた環境を思うと

引き出してもらうことは難しい

 

ショーンとの出会いが.

ウィルを呪縛からとき旅立たせた

人との出会いはたった一人でも人生が変わる

良くも悪くも・・・

 

 

 

ショーンが亡くなった妻の話をして

ウィルと笑い合うシーン

ロビン・ウィリアムのアドリブだとか😅

カメラさんも笑っていたそうです

 

 

 

チャッキーも愛がありました

寂しさとか妬みもなくウィルの肩を押しました

本当の親友なんだという目で見ると余計にじわっと来ます😭

 

しかし

仲間たちの話題は怖いほど下ネタばっかりでした😅

 

 

 

ショーンの言葉

 

 

自分の言葉を分かっていない子供だ

愛した女性と一緒にいる幸せ

戦争で人を亡くす悲しみ

人が感じる気持ちを真に理解していない

だから平気で刺のある言葉を投げかけ

傷つける

 

 

本当は何になりたい?

 

ウィルのようにショーンのように

見えない傷を治す方法

この映画では話して向き合って

解放されました

 

私も何かにとらわれていないのだろうか・・・

私の解放日誌」という言葉の宝石箱のようなドラマがあったな