
桜雪:さて、ロウヒさん。最後のお仕事です。一刀両断にしてダメージはあると言っても、これだけはしてもらわないと
ロウヒ:・・・まったく・・・魔女使いが荒いんだぁよ
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ロウヒ:ここにサンポが落ちたのか・・・

ロウヒ:術の最後まで保つかどうかわからないが…まぁ、やってみるんだぁよ
桜雪:責任持って特異点を解消してください…ね
ロウヒ:・・・本当に魔女使いが荒いんだぁよ。
・・・おまわり、サンポ。鷲の魔女、虹の乙女らの母、北の女主人ロウヒが言う・・・

ロウヒ:然ればサンポや。今はまだ、太陽と月を繋ぎ止め、穏やかなる眠りの夜へと戻りなさい
アビゲイル:あ・・・最後のかけらが・・・
桜雪:これでようやく終われるのです
アビゲイル:そうですわね・・・
ロウヒ:白夜と極夜の狭間に横たわり、心静かに目覚めの時を待ちなさい・・・


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アビゲイル:あ・・・これは・・・
桜雪:貴女の演出ですか?ロウヒ

ロウヒ:それともロウヒの未練が出てしまったかね…こっ恥ずかしいもんだ。
桜雪:ですが、サンポは消滅しました

ロウヒ:どこかに大きめのかけらは残っているかもしれないね。もし見つけたなら、おまえたちであれば聖杯とやらに変換して回収できるはずだ。

桜雪:・・・では、そのかけらで聖杯とやらに変換して、いっぱいベーコンをもらうとしましょう。あの報酬で貴女と戦う・・・割に合いませんので
ロウヒ:・・・そっちで使うのか・・・
アビゲイル:あはは・・・
ロウヒ:さてと・・・
アビゲイル:あ・・・本当におわかれなのですね
ロウヒ:だぁよ。

ロウヒ:・・・いいや。もう飛び方のおぼつかない雛鳥くらいには育ったか!ハハハッ

トントゥたち:モイモイ!さよなら!
桜雪:えぇ、モイモイ。まぁ、まだクリスマスとやらの時期ではありません…が・・・
トントゥたち:!?
ロウヒ:だから、そんなの知ったこっちゃないんだぁよ!・・・ロウヒからも、モイモイだぁよ!桜雪

桜雪:・・・安心してください…ね?またすぐに会えます…よ?我々と関わったサーヴァントさん
ロウヒ:・・・・・・そんな時が来るなら、

桜雪:お断り致します・・・私とそうなれるのはお父様しかいませんので・・・
ロウヒ:・・・ファザコンめ
桜雪:うるさいです…よ?
ロウヒ:でも、

桜雪:魔術師?・・・私たちの世界に魔術師なんていません。魔法使いならいますが…いえ、その前に気にしてください…ね?
ロウヒ:魔法使いねぇ・・・なるほど、根本からこの世界とは違うみたいなんだぁね

桜雪:安心してください・・・喚ぶ気も失せました
ロウヒ:!?まったく・・・どこまでファザコンなんだぁよ
桜雪:・・・・・・
出演
ロウヒあとがき
エピローグ見てたら、あー、ここは取り上げないとってなったので書きました(笑)
あのエピローグからすると、あと1話か2話ってとこですね〜もう少しお付き合いくださいませ!
次回1月14日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪