ブログストーリーは、うちの猫らが登場している関係で、内容の違う部分が多々存在しています。その点はご了承くださいね。
最後に、このお話は、画像を使わせてもらっている都合上、ネタバレ要素を含みます。まだ未クリアの方はクリアしてから、こちらを読むことを推奨致します。
以上、よろしくお願い致します。

?:あ、ぐだ子君
ぐだ子:え?・・・えっと・・・新しいサーヴァントかな?ようこそカルデアへ!えっと、クラスは…アヴェンジャーじゃないよね?
?:え?あ・・・違うかな。ムーンキャンサーなんだけど・・・
ぐだ子:ならよし!あそこはね、問題児だらけなんだよね・・・こぼらを筆頭に!
?:え?こぼらって…あの白猫くん!?
ぐだ子:え?知ってるの?有名なのかな…
?:さあ・・・
(何か変だな・・・)
ねぇ、ムーン・ドバイって知ってる?
ぐだ子:え?ムーンドバイ?・・・何だろ、聞いたことあるような、ないような・・・あ、ドバイ!の地名か何かかな?
?:いや・・・いいや。忘れて?
ぐだ子:うん。あ、キミの名前は?
?:私?私は岸波白野。はくのんでもいいよ?
ぐだ子:うん、よろしくね!はくのん!あ、これからカルデア案内しようか?
白野:あ、それは今度で。あのさ・・・桜花ってカルデアにいる?
ぐだ子:桜花?うん、いるよ?たまにどっか行くけど…桜花の知り合い?
白野:うん。約束があってね
ぐだ子:そっか、えっとね・・・ここかな?
白野:ありがとう、教えてくれて。じゃ、またお話しよう
ぐだ子:うん!絶対ね
・
・
・
白野:桜花、いる?
テノチティトラン:アナタ、誰です?
白野:あ、私は・・・
(テノチティトランさん?な、なんで?あの時…霊核を破壊されたはずじゃ・・・)
桜花:あ、いいですよ?テノちゃん。その子は桜花の知り合いです・・・お久しぶりです、ザビ子ちゃん
ザビ子:!?またザビ子になってるし!というかさぁ、何か変なんだけど・・・ぐだ子君、私のことや、ムーン・ドバイのこと覚えてないみたいなんだよね
桜花:それ、BBが記憶を消したです
ザビ子:あー、それで・・・じゃあ、桜花は何で覚えてるの?
桜花:異世界に行ってたです。こうなる未来は最初から見えてたです…まぁ、さすがの桜花もビックリ展開になってたんですが・・・
ザビ子:ん?桜花ビックリ展開?
桜花:それは気にしなくていーです。ぐだ子が戻る時間軸を決めたら、そこが新たな起点になるってだけの話です
ザビ子:どういうこと?
桜花:この世界は、既に滅亡したってことです
ザビ子:は、はい?
桜花:滅亡させた者は分岐点座標という、時間が止まった座標を残したです
ザビ子:分岐点座標・・・初めて聞くね
桜花:わかり易く言うと、そこからやり直せってことです
ザビ子:それって・・・
桜花:つまり、滅亡させた者は切るべき時間を切り…その時点からやり直させたわけです
ザビ子:なんでそんなことを・・・滅亡させたのにやり直させるって・・・
桜花:滅亡回避・・・その者の目的がそれなら判るんじゃねーです?
ザビ子:あ・・・
桜花:そいつはどの場面から時間軸を斬ればいいか…よく理解してると思うです
ザビ子:まるで時間の専門家だね
桜花:あー、言い得て妙ですね。これは桜花が見たものではなく聞いた話ですが、何でそいつに…すいちゃんのようなことが出来るのか…は謎です
ザビ子:すいちゃん?すいちゃん・・・あー、あの守護神の猫ちゃん?あの猫、時間の専門家なんだ…
桜花:です!すいちゃんは時を操ると言われてるです。ただ、どう時を操るかまではわかんねーというか…絶対教えてくれないです
ザビ子:すごっ・・・じゃあ、その滅亡は…
桜花:すいちゃんじゃねーですよ?
ザビ子:へ?違うの?
桜花:違うです・・・猫の世界の500年後の猫がやったことらしいです
ザビ子:・・・マジ?
桜花:マジらしいです。もー謎だらけです…桜花も知らねーってことは、まだ不確定の未来からやって来た猫になるです・・・
ザビ子:不確定の未来か
桜花:不確定の未来は、こっちからはよく見えねーんですよ。でも、あっちからはよく見えてるという…まったく…やってくれるです・・・
ザビ子:え?
桜花:その猫はレールを敷いたです…ゴールは自分がいる未来です
ザビ子:あ・・・自らを確定させる未来ってやつ?
桜花:たぶんそうです。桜花がいる世界はどの世界も枝分かれしねーんです。ってことは、いろいろ推測することは可能ってことです・・・
ザビ子:どんな推測?
桜花:あれが後々現れる、この世界の救世主ってやつです。そんな未来が1つあるですよ。すっげー確率の低い未来ですが・・・あのムーン・ドバイの新人類なら絶対に辿り着けない未来です
ザビ子:救世主が現れる未来!?
桜花:実はこの世界、必ず滅亡する運命にある世界なんですよ・・・桜花たちが何度滅亡回避させたのかわかんねー世界なんです
ザビ子:な、なんで・・・
桜花:答えは簡単です。異世界そのものと霊長がいる世界だからです。つまり、関わらせるべきでない世界を関わらせ続けてる世界ってことです
ザビ子:関わらせるべきでない世界を関わらせ続けてる世界・・・それが桜花たち猫の世界?
桜花:です。世界にとっては関わらせたくない世界と言えるかもしれねーですが・・・ただ気になるのは…アーキタイプもいねーのに、世界が人類を滅ぼそうという感じに見えること・・・まるで、人類はもう不要だと言ってるですよ
ザビ子:・・・あながち間違ってないかも
桜花:???
ザビ子:ぐだ子君は猫と一緒にいたいってのに固執し過ぎてる…傍から見たら、異常なんだ。異世界だよ?強いんだよ?そんな世界はお帰り願いたい!となるはずなのに…そうせずに彼女はおともだちってやつに拘ってる…私が世界ならさ、自ら異世界を招く人類は…いや、そんな霊長いらないよ?
桜花:ま、普通はそうです。桜花の世界にぐだ子たちカルデアが迷い込んだら…真っ先に排除してるですね…滅亡した人類はいらねーですから
ザビ子:ま、そうだよね・・・だから世界は滅ぼそうとしてるのかな?
桜花:さぁ…どうあれ滅亡する未来は変わらない…そういうレールの上を走ってるってことです。いくらこちらが修正しようとしても変わらない滅亡。必ず滅亡が訪れる死の世界です
ザビ子:どこまで行っても行き止まりの世界…なんだね
桜花:です。その世界を救うのが、救世主です。桜花では救えねーんですよ。この世界は…その救世主が出現する未来は1つしかねーんです。たった一度の選択ミスも許されねーシビアな道です。それはぐだ子だけの選択ではなく、桜花カンパニーやカルデア…エターナルなどこの世界に関わる全ての者の選択ミスも許さねー道です。たった1つ選択ミスをすると、その道から外れて滅亡街道まっしぐらです
ザビ子:なるほどね・・・滅亡回避ってやっぱり簡単じゃないんだな・・・
桜花:今の桜花にできることは、上手く滅亡を回避しつつ、その救世主にバトンを繋げてやることくらいです。これ、ぐだ子には時が来るまでナイショですよ?
ザビ子:うん、判った。でもさ、BBはなんでぐだ子君の記憶を・・・
桜花:あー、それは別の世界でも未来を知るべきじゃないからです。それは桜花も同意するです。カルデアは未来観測をし過ぎです。可能性の高い未来でも…未来を知ることはあまりいいことではないです
ザビ子:詳しいね・・・桜花
桜花:さっきBBがそれを伝えに来たですよ。聖杯2つ置いてったです
ザビ子:・・・一番得してないかな?桜花…
桜花:・・・気のせいです・・・必要経費ってやつです。今回の件は桜花カンパニーのサーヴァントの記憶操作もする必要があったですからね…まぁそれも完了したから問題ねーです
ザビ子:あはは・・・記憶操作…た、大変だ…もしかして桜花のところに来いって言うのは…
桜花:です。覚えてる猫がいたら、ザビ子も安心できるですよね?
ザビ子:そっか、それで・・・ありがとう、桜花
桜花:しばらくはここにいて、それから、ぐだ子のとこか、BBがいるとこに行けばいいです
ザビ子:ん?そこに桜花がいないのなんで?
桜花:判ってると思うですが、時間が戻されたために今カルデアと猫は対立関係にあるです。先にカルデアに戻った白猫は、その影響を受けて感情がリセットされてるです。だからアヴェレンジャーとの関係も元に戻ってるですよ。桜花はその急先鋒。ここに居たら、その対立にザビ子も巻き込まれるです
ザビ子:そっか・・・でもいいよ?私、桜花のところにいるから。ううん、マスター
ザビ子:へへへ。あ、でも、テノチティトランは何でいたの?あのサーヴァントは・・・
桜花:あー、それはさっきの時間軸の話に戻ることになるです。テノちゃんの場合、それがなかったことになるですよ
ザビ子:あ・・・そっか、テノチティトランが存在する時間に戻るだけだから、消滅もなかったことに…
桜花:そういうことです。これから続く未来はちょーっとカオスです(≧▽≦)
ザビ子:は、はい?
桜花:ま、BBドバイに邪魔されなくなっただけなんですけどね?行き先はドバイ。アヴェレンジャーのアヴェレンジャーによるアヴェレンジャーのためのBBプレゼンツ2030年ドバイ観光で、ラスボスは桜花です
ザビ子:んん?ごめん・・・もう1回言って・・・
桜花:アヴェレンジャーのアヴェレンジャーによるアヴェレンジャーのためのBBプレゼンツ2030年ドバイ観光で、ラスボスは桜花です
ザビ子:・・・よし、聞かなかったことにする
桜花:あ、ザビ子、桜花のサーヴァントになったですよね?
ザビ子:あ、うん。そうだよ?
桜花:なら、目一杯強くしてやるです。もう4人は強化済です・・・ん?4人だったですかね…もーややこしくなったから、人数はどーでもいーです!ま、1人?いや、2人?はどっか行っちゃったですが・・・
ザビ子:はい?
桜花:ま、いつか会えるです
ザビ子:そ、それでいいのか・・・
The end
出演
ザビ子(岸波白野)
テノチティトラン
ぐだ子
おまけ
・聖杯転輪
・岸波白野(女性)
あ、もちろん、宝具LvMAXですよ〜
あとがき
実はですね、ぐだ子を筆頭にムーン・ドバイの記憶は消えています。これはゴールデンBBによるもので、一部のサーヴァントのみムーン・ドバイの記憶があるわけです。
で、何で岸波白野の記憶があるかと言うと、召喚ボイスに「私を選んだんだ」というのがあるからです。そのセリフがあるので、こんな感じになってますね。
そこにグランドアサシン編が重なってます。
元々、岸波白野は桜花のところに行かせるストーリーは書いてたので、それを修正したのが今のストーリーだと思ってくださいね。
じゃあ、どの場面からやり直しになったのかですが…これはドバイに行く前だと思ってください。
ここからややこしくなるかもですが、セレブの間の出来事のポホヨラ、ファンタズムーン、ビショーネイベントはなかったことにはなってません。
これはカルデアが関わってない特異点だからになります。古今抄はヒロこぼらだけなかったことになりますけど…他はドバイに行く間の出来事になってます。
また、オルガマリークエストもフレア以外は猫たちによって倒されたことになってますし、戴冠戦はビショーネイベントの後に実施されたことになってますね。
六神将…証明世界→ポホヨラ→ステラ撃破→(ファンタズムーン→ビショーネイベント)→古今抄→戴冠戦(キッド)→ドバイ
キャットカード…証明世界→(ポホヨラ)→ファンタズムーン→(ビショーネイベント→古今抄)→アクア、グラン撃破→戴冠戦→ドバイ
桜花…証明世界→(ポホヨラ→ファンタズムーン)→ビショーネイベント→古今抄→戴冠戦→ドバイ
こんな時間の流れになってます。
メドゥーサが作った記憶改変のシナリオは桜花カンパニーにのみ適用されるため、基本的にこの流れに沿ったものになってます。
たぶんこの先でも語られてないと思うので、ここで説明しときますね。
ちなみに・・・
もしかすると、私が出したくなって〜出てくるかもしれないけど(笑)でも・・・
できる限り出さない予定です。
次回11月24日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪




