ブログストーリーは、うちの猫らが登場している関係で、内容の違う部分が多々存在しています。その点はご了承くださいね。
最後に、このお話は、画像を使わせてもらっている都合上、ネタバレ要素を含みます。まだ未クリアの方はクリアしてから、こちらを読むことを推奨致します。
以上、よろしくお願い致します。

ぐだ子:・・・・・・・・・それは・・・
自分たちで創ったアーキタイプを、認めなかった
そうだ。そうだったんだ。自分たちで作り上げた技術を自分たちで創り出した「次の霊長」を…決して認めることはなかった。それは自分たち以上の存在を認めることができなかったってこと。
生命の条件が子孫を残すことだとしたら、世界の条件は次の霊長を生み出すこと。これを否定した世界に許される価値はない。
人理が人類の航海図であるならそう判断する。猫の世界が正にその成功例。師匠は人類を否定した。
そして、新たな霊長を生み出し、それは新たな霊長へと進化した。だから続いてるし、地球猫を滅ぼした師匠を世界は許さなかった…それは、次を創らなかったから…ただの破壊だったから…そう考えられる
マシュ:マスター?
ぐだ子:・・・やっと判った。この世界の人類が剪定される理由は…自分たちの後継を残さないからだ。猫の世界と合わせて考えたら、こうかなって思ったよ。アーキタイプが目覚めない理由に繋がるかは別だけど・・・
桜花:やっと辿り着いたです。遅すぎです。やっぱりぐだ子はバカだったです
ぐだ子:んなっ!
白野(異世界・・・か。まるで、ぐだ子さんを助けてるかのような存在だ。今もそう。異世界の神が全てのリセットを唱えなければ、彼女がその回答に簡単に辿り着くことはなかった・・・やっぱり、敵意を感じないな。だが、彼女の世界の人理はそれを認めない…なぜだ?)
エレフィナ:今、何を考えてるのかしらね…貴方は
白野:エレフィナさん・・・ちょっとぐだ子さんの世界のことを考えていたんだ
エレフィナ:彼女の世界?
白野:ああ。異世界を協力者と考えたら、これ以上の存在はいないはず…なのに、彼女の世界はそれを認めようとしない。それが気になって
エレフィナ:確かにそうね。これはとても難しいことなのよ
白野:難しいこと?もしかして…カルデアに人理に反する考え方や行動をしている者がいるということかな?
エレフィナ:まぁ、それもあるでしょう。だけどそれ以前に・・・猫の世界が関わって何がもたらされたか…それを考えないと、その答えに辿り着くことはないでしょうね
白野:猫の世界が関わって何がもたらされたか…か
エレフィナ:判りにくい?なら、こことは違う異世界の話をしましょうか
白野:え?
エレフィナ:あの人が関わり、猫たちが関わっても…その世界は剪定するどころか認めてる。ある1つの世界が唯一許さなかったのが、あの人の性別と聞いてるわ
白野:異世界の神の…せ、性別?
エレフィナ:そう。つまり、男か女かはっきりしなさい!って話・・・
白野:そ、それだけ?
エレフィナ:えぇ、それだけよ?つまり、この世界も基本的には同じはずなわけ
白野:そうなると猫の世界が問題なのではなく、やはりカルデアに問題があるのか?もし、異世界を利用して何とかしようとしてるなら・・・
エレフィナ:それもあるでしょうね。でもそれを許さないのは、世界ではなく猫の世界の方…世界が問題にしているのは・・・違う
白野:!?・・・違う?
エレフィナ:世界は、関わらせてはならない世界を関わらせたから認めない。それはなぜ?それが猫たちにあって、彼女たちにないものであり、それが根底にあるから認めない。関わらせてはならない世界になってるってこと。これはあの人も問題視してたものよ?そういう意味ではこの世界の人類や猫の世界にいた人類の方がマシかしらね…あとは自分で考えてみなさい?だから彼はここにいる
白野:・・・・・・
(猫たちにあって、彼女たちにないもの…か。それはいったい・・・どうやら、人理は決して…異世界を認めることはないぞ?ぐだ子さん)
徐福:ねー、マスター、いつまで桜花とじゃれ合ってるのさ・・・
ぐだ子:あ・・・ごめん、ごめん・・・
桜花:まったく・・・これだから、ぐだ子は
ぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐぁ子です
ぐだ子:ぐだが多すぎるわぁ!あと、最後のぐぁ子ってなんだぁ!
徐福:はぁ・・・話を戻すよ?

徐福:あ、違うか。ムーン・ドバイのAIは西暦3000年より前の記録を受け継いでないんだっけ…そんなこと言われても、なんのこっちゃか
桜花:あ、それ違うです
徐福:へ?
桜花:伝えると、ダメダメです。すっごい拒絶反応示すです
徐福:拒絶反応?
BBコスモ:そうですね。

BBコスモ:死への恐怖、生の懊悩(おうのう)、地球でもっとも優れた種として謳歌した人間たち。それでも桜花さんたちを毛嫌いしないのは、異世界の猫だからなんです。自分たちの世界とは違うから。だから恐怖しない。それがアーキタイプとなると、途端に拒絶反応を示すでしょう・・・新人類はどこまでいっても人間だったのです
桜花:要はプライドの塊です。自らを超えるアーキタイプを生み出したのに、霊長の座を譲れなかったですよ。桜花の世界の人間もきっとそうです
白野:!?
エレフィナ:どうやら気付いたかしら
白野:そういうことか・・・道理で世界がカルデアを認めないわけだ…いや、違うね。人理が猫の世界を絶対に関わらせてはならない世界にするわけだ…それがぐだ子さんたちの世界が剪定される理由の1つになる
エレフィナ:でも、言わないように。これは自発的に辿り着かないと意味ないから
白野:それは解る。言わないよ?他の世界じゃそうじゃないわけだね?
エレフィナ:そうね。その内の1つは他種族世界だからでしょう。個人的な嫉妬はあれど、世界を揺るがすほどではない。もう1つは平和な人類の世界。あと2つあるんだけど・・・1つはもう人類史が破綻して何でもアリな世界だから…参考にもならないわ。もう1つは多重世界で形成されてる世界。だから、受け入れられやすいわけ
白野:平和な人類の世界がなぜ猫の世界を認めたのかがわからないね・・・何もしてなくて、ただいるだけってこと?
エレフィナ:とんでもないことはしてるんだけどねぇ…宇宙空母マンマルオヤマを建造したり、とある国の王女様を誘拐したり、市街地から宇宙船飛ばしたり…その度に政府が動いてやめてくださいと抗議するだけだったかしら
白野:・・・は?・・・それだけ?腰砕けのような…
エレフィナ:その世界はね・・・異世界の猫として扱ってなくて、その世界の宇宙猫なのよ…
白野:あ・・・世界が世界を一部として組み込んだ世界なのか…
エレフィナ:そ。それを成したのは彼女くらいの女の子たち。恐れず、仲良くしながら、共存する手段を普段の生活の中から確立させていき浸透させた。その在り方が広まってその世界になった。今では、何かしたら…また宇宙猫か!くらいよ
白野:たったそれだけで・・・霊長としてとか…そんなに難しく考える必要はなかったのか…
エレフィナ:そうかもね。ただ、ここは異世界と看破したから…それが分岐点なのかもしれないわね。そこに今の状況が重なってる・・・
白野:今の状況・・・はっ、白紙化した地球か
エレフィナ:その世界に新たな異世界由来のアーキタイプを神と共に侵入させた世界線…彼女たちの状況を見て、そう世界が認識したと考えられない?そして…彼女たちを・・・それを認めようとしない旧人類と認定した。だから、旧人類にとっては、関わらせてはいけない世界になる…
白野:なるほどね・・・ようやく全て理解できた…白紙化した地球に異世界を関わらせた時点で…異世界の猫たちはその世界のアーキタイプになった。これはぐだ子さんたち自身の問題であり、この世界の新人類と同じ状況になってるってことだ
エレフィナ:世界が猫を認めないんじゃない…逆なのよ…世界があの子たちを霊長と認めてない。これを覆すためには…猫の世界との関係を再構築しないといけないわけね。猫の世界にとっては迷惑な話ね
白野:そう・・・だろうね・・・


バーソロミュー:その結果、新人類たちは現状維持を続け、やがて資源などの枯渇で自滅した。

バーソロミュー:これなら、異世界の神が自ら手を下さない理由がよく解る。そのまま待てば滅亡案通りになるんだからな

パーシヴァル:滅亡はしているが、その内容が違うものであれば人理には剪定されないと・・・しかし…
桜花:そうです・・・理由がなんであれ、嘘はダメダメです。ラスボス決定戦の前提がそもそも認められないです。BBドバイはそこを誤ったです。最初から今を滅ぼす選挙をすれば良かったですよ。何でしなかったですかね。そしたら、ぐだ子は頭を使わず倒すしかないです
全員:!?
ぐだ子:そっか・・・ん?頭を使わず?
桜花:さっきまで頭から煙が出てたです
ぐだ子:出てなぁい!そりゃあ、いっぱい考えたけどさぁ!
桜花:ほら、プスプス…ボンッです
ぐだ子:勝手に私の頭をショートさせるなぁ!
BBドバイの目的が世界の剪定を回避する事だとしても、そのためにムーン・ドバイを停止させ、新人類の皆さんを消滅させるのは看過できない。師匠の案もそれと同じだけど、私たちには阻止できない。それはこの世界に全てを委ねてるから。決して反論できない完璧に近い案…
でも、BBドバイは違う!
正当な理由なく、一方的に消していいものじゃないんだから!
そして、BBコスモはこう宣言した。


私たちが、貴女を止めるから!
The end
出演
BBコスモ
岸波白野
パーシヴァル
バーソロミュー
徐福
マシュ
ぐだ子
あとがき
ついに・・・ついに・・・ナウイ・ミクトランを超えましたぁ!いやぁ、200行くね、これ(笑)
あ、ゲームにおける、この次のお話…18節2話以降は日常パートになります。
なのでブログ版では扱わないです。
もうね、9割そのままです(笑)
このお話で本当は書きたかったけど、そのままになるから書けないお話がありました。
それが、エジソン、バーソロミュー、砂上船の船内ガイドのお話です。ちなみに船内ガイドの名前はイライザ。このイライザの正体がここで明かされます。
船内ガイドの名前がイライザと知った時、エジソンはその正体に気付きました。これはエジソンだからこそかもしれません。もしかしたら、博識マシュが知ってるかもです。後はBBかな?
ちなみに知りたい方は、ゲーム内でエジソンの会話を見るか、「コンピューター イライザ」「AI イライザ」で検索したら出てきます。
私はAIには詳しくないので、それについて書くことは控えたいと思います。ご了承くださいね。
18節3話はぐだ子、BBコスモ、パッションリップのお話。ここでリップ退場が告げられます。
18節4話はぐだ子と岸波白野のお話。まぁ、多少重要そうなところはあって、たぶん会話もそのままじゃないんですけど、そこに桜花はいらないのでね。カットしてますわ(笑)
以上が18節残りのお話でした。
ここに来て特急になった…まぁ、また超各駅停車になるんだろうから、これくらいはないとね(笑)
最後に、白野くんとエレフィナの話ですが、桜花たちがミクトランの後に、カルデアと戦って引き上げようとしてたのを覚えてますか?
これが全ての答えだったんです。それをぐだ子が関わらせ続けようとしたから、ややこしい問題になりました。
あとね、猫を人理に認めさせると言ってるのはカルデアだけです。キアラが「カルデアは関わらせてはならない世界を関わらせたから剪定される」と言ってましたけど、これはカルデアのサーヴァントとして言ってるからそういう表現になってます。
師匠くんは猫が関わることを認めないとはっきり言ってますよね?心変わりをし始めたのは桜花くらいです。
桜花の心変わりは、まだ明かされてない桜花の出自が関係してます。それは猫の世界の成り立ちにも関係してますね。ま、これは何れ出てきます。
卑弥呼ケリアがなぜ桜花を暗殺したのかも…明らかになります。
このカルデアの問題は、かなり先のストーリーでとあるサーヴァントの方が暴走しちゃいまして…アーキタイプでその主張の補強をさせてもらいました。
とある方へ・・・アーキタイプがあって良かったですねぇ〜唐突にとんでもない主張し始めるから、こっちは大変だったんですよ?
こっちはそのままでも良かったんですけど…ね。せっかくだから、それに意味を持たせようか〜になったわけです(笑)
それが、今回追加した2人の会話に繋がってますので、何れ明らかになりますよ?
何かさぁ、本家よりも大事になってますよね〜
・・・はぁ・・・
やっぱり、ミクトランで終わらせるべきだった…かな?(笑)
次回10月10日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪