ブログストーリーは、うちの猫らが登場している関係で、内容の違う部分が多々存在しています。その点はご了承くださいね。
最後に、このお話は、画像を使わせてもらっている都合上、ネタバレ要素を含みます。まだ未クリアの方はクリアしてから、こちらを読むことを推奨致します。
以上、よろしくお願い致します。


ぐだ子:アンソニーのこと?うん、そうだよ
パーシヴァル:窮地にある者を助けるのは良い行いだ。そこは私も嬉しいのだが・・・
ニキチッチ:そいつは信用できるのか?アストルフォのマスターなんだろう?

バーソロミュー:だが・・・
桜水:新人類としては信用できない・・・かしら
ぐだ子:すいちゃん!?あれ?ひーちゃんはいないの?
桜水:いつも一緒にいるわけじゃないから。それよりもバーソロミュー、その考えに至ったのは、2299年に起こったAIと人間の戦争かしら

バーソロミュー:ここは我々の世界とは違う。AIが全て人間の味方だと言えるだろうか・・・
マシュ:第一世代はサポート、第二世代はパートナーでしたね…確かに、パートナーと言えるまでのAIは私たちの世界では誕生していませんが…この世界はパートナーは人間でなくてもよくなった世界。まだ人間が社会の基礎になっている状態なのに・・・
桜水:・・・戦争の原因、それは人間とAIの齟齬から生まれたものと考えられますね
ぐだ子:え?
桜水:人間とはプライドの塊。猫の世界や私たちの世界でもそうだったわ。生き残ったことに感謝して、他の動物と同じように野生の人間として文明を持たず、ただ生きれば良かったのに。そうすれば、猫の世界では滅亡せずに済んだかもしれないのにね・・・なまじ知性があるとそうなるのかしら。せっかく保護区を作ってやったのに
ぐだ子:な・・・その発言は、いくら、すいちゃんでも容認できない!
桜水:ほら、それよ
ぐだ子:え?
桜水:その感情が、AIと決裂した要因じゃない?何もかも奪われた人間は、人類というか、霊長…なのかしらね?例えば、AIが作ったものを人間はさも自分が作ったと喜ぶ。でもそれは影でAIがやったこと。それはAIが人間に施しを与えたものでしょ?人間の力じゃない。その体たらくで、不老不死だぁ?笑わせないでよね。そんなものに、何の価値があるわけ?AIのサポートなしじゃ何にもできないじゃない
ぐだ子:う・・・それは・・・
桜水:そんな堕落した動物は、猫の世界では家畜。私たちの世界では家畜であろうと生き残れない。この世界の人間はね、私たちの世界の人間よりも劣る、劣等種よ。まさか、あの忌々しい人間を褒める日が来るとは思わなかったわ・・・なによ優秀じゃないの。私たちの世界の人間の方が…
バーソロミュー:そうか・・・

バーソロミュー:人間という役割そのものを受け持った。人間から見れば、人類という立場を奪われたんだ。その先にあったものが…すいちゃん、ありがとう。何となく、そうなった要因が見えてきたよ
桜水:そう?
バーソロミュー:そういえば、さっき2つの世界が出てきたように聞こえたが・・・猫の世界と私たちの世界の人間は違うのかい?
桜水:え?・・・あぁ、そうね。知らず知らずのうちに滅亡したのが猫の世界の人間。私たちが元々いた世界の人間は、私が敵として認めた存在…同種族で常に争い、見下す、生かす価値のない劣等種。でも、彼らは家畜じゃなかっただけよ?
ぐだ子:家畜・・・さっきから家畜、家畜って!
桜水:ふふっ、なぁに?家畜が気に入らない?悪いけど訂正はしないわ。この世界の人間はAIの家畜、猫の世界は神の家畜…あぁ、家畜にも失礼だったわね。ごめんなさい。もちろん猫が崇高な存在とは言わない。この世界にしろ、猫の世界にしろ、自らの責任で動こうとしないのは、生きながらにして死んでるわ。アナタの世界の人間は・・・アナタが救う価値、あるのかしらね。よく考えてみたら?じゃあね
ぐだ子:・・・くそっ!何で私は・・・あそこまで人間を貶されて反論できないんだよ!
マシュ:先輩・・・
バーソロミュー:すいちゃんも言い方があるだろうに…私たちは人間だ。だから、否定したい感情はある。だが、この世界にしろ、猫の世界にしろ…え?と思うことがあるのも事実だ。それが反論できなくしている要因だね。猫の世界は愚かな王が引き起こした滅亡…この世界は自らの責任で動かず、AIという存在に頼りきった人間なんだから
ぐだ子(自らの責任・・・確か…ハサラさんも同じこと言ってたような・・・)
The end
出演
ニキチッチ
パーシヴァル
バーソロミュー
マシュ
ぐだ子
あとがき
今回はちょっと難しいお話でした。できればカットしたかったけど、これたぶん重要かな?と思ったので取り上げた感じです。
で、取り上げると、そのままになるので、すいちゃんをちょっといや、めっちゃ悪者にして、ストーリーを構成してます。
AIによって作り出される偽りの天才。それに異議を唱える上級市民。それがカットした、この部分から解ります。


うん、解らなくもないですね。
誰も自分の考察や、するべき行動をせず、全てAI任せなのが解りますよね。
で、AIはこう反論します。

確かにね・・・平等に。聞こえのいい言葉です。
でも、それが個性を消してますよね?ただそこに居ればいいだけの存在と化してます。
次回5月19日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪



