この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
イベントは終了していますが、一部ネタバレを含みますので、ご注意くださいね。
以上宜しくお願いします。


アンドロメダ:!?船の錨が、こっちの鎖に絡みついて・・・一緒に引っ張り上げてくれるの!?
カロン:どうやら、俺の家主も嬢ちゃんの発言が気に入ったみてぇだ。投錨と抜錨の費用は銀貨で払うぜ、コロンブス!全力でぶっこ抜けっ!
ダ・ヴィンチ:マズい!穴も最後の抵抗をしようとしてる!気を付けて!
ぐだ子:邪魔はさせない!
?:いい。ここはオレの仕事だ
ぐだ子:し、師匠!?
ミスト:チョコの冥界よ・・・貴様の中に神は存在するのか?存在しないはずだ・・・なぜなら、後付で冥界になったのだからな…ならば、我がなってやろう
ぐだ子:な・・・師匠!?
ダ・ヴィンチ(な、なにを考えてるんだ?)
アンドロメダ:え、え?どういうこと!?
ミスト:我は異世界の魔界の神。その世界では冥界は存在しない。地上で生まれた者は死した後に天界、魔界、何れかに転生する。天界で死した者は再び地上へ。魔界で死した者は消滅する・・・謂わば、天界、魔界とは、冥界と同じ。天界の竜神、魔界の魔神、双方の神性を持つ我は冥界神也…
ぐだ子:師匠が冥界神・・・
ダ・ヴィンチ:あれは後付の解釈だよ?ぐだ子ちゃん
ぐだ子:え?
ダ・ヴィンチ:異世界とは面白いね。冥界が存在しない世界。魔界は地獄、天界は天国みたいなものって言ってるだけだね。転生と言っただろう?つまり、冥界じゃない。冥界は死者が行く所だ。そこに生は存在しない。生者が冥界に行けるかい?
マシュ:あ・・・確かに・・・
ダ・ヴィンチ:だが、彼はチョコ冥界の神になろうとしている…その真意はいったい…
ミスト:その我が告げる。我が世界に冥界は必要ないものだ。故に穴を閉じよ…抵抗は我が許さぬ。それでもなお抵抗するならば、この世界を貴様ごと破壊してやろう。貴様がそれを望むならな
ぐだ子:えっと・・・つまり?本気で…
ダ・ヴィンチ:うん、これもウソも方便ってやつだろうね・・・たぶん・・・いや、だと思いたいね…じゃないと危険すぎる!
バカタレ:そう思いますか?猫神主
猫神主:・・・あの、後付はともかく…まぁ、あながちウソでもなさそうですが・・・
バカタレ:破壊は本気ですか・・・
猫神主:本気と解らなければ舐められる…抵抗は続くでしょうし?ほら、始まりますよ?
ぐだ子:こ、これは地震!?
マシュ:師匠さんの魔力が増大!これは…
本気です!
ダ・ヴィンチ:くっ・・・アレと対抗する手段は我々にはない・・・見てるしかないとはね…
ぐだ子:師匠・・・
マシュ:チョコの冥界の穴も師匠さんに抵抗を始めてます!
ダ・ヴィンチ:特異点を解決?違う…これは異世界の侵略行為だぞ!?師匠くん!
アンドロメダ:もうやめて!私はそんな結末を望まない!みんなが幸せなら、それでいいじゃん!こんな悲しい結末…あたしはやだよ・・・
ミスト:それがオマエの願いか?強き英雄
アンドロメダ:強いかとか英雄かどうかは別として、あたしはそれを望まない!この特異点はさ、あたしの思い出でもあるの。その思い出の結末が滅びなんてやだよ。こんなことがあったね、とかさ、後に彼に話したい。こんな楽しいことや、面白いことがあったって、それで私は英雄のようになれたんだよって…言いたいじゃん。だから、ミストもさ、そんなに怒らないであげて?生まれたからには消えたくないのは当然だもん
ぐだ子:あ・・・これは・・・
ダ・ヴィンチ:アンドロメダの言葉にチョコの冥界が反応してる?これは・・・
アンドロメダ:自然にそうなったならさ、自然に収まってくれたら、いいと思う。よくわかんないけど、それが平和でしょ?争いなく終わりたいよね。みんなもきっとそう思ってるはずだよ?
ミスト:ふふっ、争いのない解決か・・・それがオマエの英雄としての本質か。見事だよ?アンドロメダ
ダ・ヴィンチ:まさか…わざと・・・キミも人が悪いね
ミスト:本気じゃない発言に何の力がある?
ダ・ヴィンチ:え?
ミスト:ん?無事に聖杯は回収されたみたいだな。よかったな・・・チ・ビンチ、今のカルデアの状況は知っている。今回、異世界の神であるオレが解決したら、人理はさらに君らを認めないだろうから?ま、おめでとうと言っておこうかな
ダ・ヴィンチ:あ・・・異世界が特異点を解決したのに我々は・・・そういうことか。だからキミは…
ミスト:何のことだ?オマエらがオレのプランを否定しただけだ。オマエらが解決したことをオレが関与したとか、ふざけてるのか?
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ミスト?:聖杯、キミに頼みがある・・・私が解決したことにしたくないんだよね。もし、キミが叶えてくれるなら…私は必ず彼女に伝えるよ?
・・・・・と。だから私をあの英雄の敵にしてくれ。キミは私に反発してくれたらいいからね
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ミスト(ありがとう、聖杯。アイツの頼みを聞いてくれて助かった。これで彼女たちは一歩前に進めたはず。まぁ、彼女がどうするかは一種の賭けではあったが・・・後は、ぐだ子、オマエ次第だからな?頑張って異世界を人理に認めさせてみろ。決して簡単なことではないだろうけど…な)

ダ・ヴィンチ(師匠くん、キミは何かしたね?あそこまで荒れ狂ってた穴が、アンドロメダの言葉だけで収まるとは思えない。アンドロメダが穴から出てきたとき、彼は聖杯の近くにいた・・・まったく…どこまで無茶をするんだか・・・でも、ありがとね。私にはやっぱりキミが世界を何度も滅ぼした神とは思えないよ…師匠くん)
The end
出演
アンドロメダ
ぐだ子
マシュ
レオナルド・ダ・ヴィンチ
あとがき
やっと、やっと・・・
あとエピローグだぁ~!
何か、過去最長のバレンタインだったね。
もう、疲れるのやだぁ(笑)
次のイベントは回避・・・したいなぁ~(笑)
ペルセウスがもし来たら・・・
その時はその時かな?頑張って書きますか…
・・・と書いてる時は思ってたんだよ。
で、今・・・よかった!来なかった!
安心したよ(笑)
さてと、どんなエピローグにしよっかなぁ~
次回4月4日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪