この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
イベントは終了していますが、一部ネタバレを含みますので、ご注意くださいね。
以上宜しくお願いします。

ぐだ子:う、うーん・・・
アンドロメダ:あ・・・
マシュ:せ、先輩!!
ぐだ子:わっ!ま、マシュ!?
マシュ:良かった・・・目覚めて良かったです
ぐだ子:マシュ・・・心配かけて、ごめん
ダ・ヴィンチ:ぐだ子ちゃん、大丈夫かい?
ぐだ子:すみません…迷惑かけて
ダ・ヴィンチ:それは大丈夫。キミが眠ってる間にアンドロメダが大活躍さ!
ぐだ子:そうなの!?さすが!
アンドロメダ:あはは・・・あれを大活躍と言えばだけどね?
ミスト:単なる、夫の不満ぶちまけ大会だな
ぐだ子:・・・は?
ダ・ヴィンチ:で?夢の中で何があったのか、覚えてるかな?
ぐだ子:はい・・・私はあの女神と永遠に戦ってた感じです。何もできず…何度も何度も命を落した。最後は光の壁に消滅させられた
全員:・・・・・・
ミスト:対話もしただろ?
ぐだ子:うん…私を認めることはできない。もし猫たちと共闘しても、ただ、護られるだけって…それを共闘とは言わないとも・・・でも、私に罪はないとは言われたよ?
ダ・ヴィンチ:共闘とは、お互いの共通の目的を達成させるための手段。そこに猫ちゃんたちのメリットはないって断言されてしまったのか・・・
ぐだ子:ごめん・・・私が弱かったばかりに
ダ・ヴィンチ:そもそも猫ちゃんたちを特異点に投入し始めたのはシオンだ。ぐだ子ちゃんが気にする必要はないよ?
ぐだ子:でも・・・
ミスト:はぁ・・・アレはお前を弱いなんて一言も言ってないからな?
ぐだ子:え?
マシュ:はい、逆に先輩は強いと言ってました
ミスト:お前を認めなかったのは、ただ1点のみ。命の価値
ぐだ子:命の価値?
ミスト:どうせ、無謀な戦いを挑み続けたんだろ。勝てない時は退く。死なない対策を取る。方法は様々だがオマエはそれを怠ったんだろ。もっと命を大切にしろと言ってたぞ?
ぐだ子:あ・・・
ダ・ヴィンチ:今までの戦いがそうだったからね。麻痺するのも無理はない
ミスト:そこに猫たちがいたら、必然的に猫もそれに巻き込まれる。まずはそこを考えるんだな
ぐだ子:・・・・・・どうしたら…どうしたらいい!?
ミスト:ほら、そこだ。まずは冷静になれ。あれは意味のない戦いじゃない。どうしたら良かったのか、なにが間違ってたのか、振り返れ。そこから見えてくるものもあるさ。策なしの猪突猛進はな、デメリットも大きい。まずは考えな
ぐだ子:うん・・・
全員:・・・・・・
ミスト:よし、オレにはアイツらが見えん。考えて戦って来い。新しいものが見えてくるかもしれん
ぐだ子:はいっ!
アンドロメダ(うん、やっぱり。あの2人って信頼しあってる。きっとそこに答えがあるよ?あの女神さんヒドいことするけど、優しいもん。あれ?あはは…何か変なこと言ってるね)
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何とか勝った・・・
この戦いはある意味頭脳戦だった。どうやったら川の勢いをひっくり返せるか・・・ぐだ子ちゃんは頑張っていろいろ考えながら戦ってたし。
でも・・・コロンブス…キミはやりすぎた。
あの2人の川の勢いに勝つには確かに想いが籠もった大事なコインが必要だった。それ以外に方法はなかったしね。
ミストがあの戦いに参戦しなかったのは、自分にはそれがなかったからに他ならない。アンドロメダにもない、マシュにもぐだ子ちゃんにもない。
そういうものを持ってるサーヴァントを送り込めるだけのリソースもない。
その状況から、一見ぐだ子ちゃんを助けたようにも見える。けど、そこには絶対に辿り着かなければならないという断固たる意志が感じられた。
それだけのことをするメリットが、この先にあるからか?というか、そもそもあれは、霊基に紐付いた情報を物質化させた、とかそういうレベルじゃなかったよね・・・あれは・・・
コロンブス、キミは・・・いったい誰なんだ?
The end
出演
アンドロメダ
ぐだ子
マシュ
レオナルド・ダ・ヴィンチ
コロンブス
あとがき
これが、最後のゲームシナリオの部分です。
その考察を次のストーリーの一部を踏まえて肉付けしたのがブログストーリーの最後の部分。
コロンブスは確かに目的のためなら何でもやるタイプだと思うんだけどね?
ちょっと形振り構わずって感じだよね。
コロンブスって、船長です。
当然、引き際も知ってる。この先にそれだけの価値があると解れば、そうなるのも理解できる。
でも、その先に何があるのか解らない。
それであの行動はちょっと違和感が・・・
上手くカモフラージュしたつもりが、やりすぎたってことかな?
ということを考えながら書いてたね(笑)
次回3月23日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪