この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。

贋作空想樹 盈月
丑御前:これなるは血塗られた伴天連妖術の頂天(いただき)!妖術師、森宗意軒が夢見し狂気の弥終(いやはて)!


丑御前:お喜びを!我が主、由井正雪!猫の伝承如きでは到達できぬ頂天・・・貴女が身を捧げし願い、此処に成就しました!貴女の理想は、盈月に届いたのです!
ぐだ子:・・・丑御前!そこまでだ!

丑御前:それと・・・やはり来ましたか…異世界の猫ども・・・
桜月:あら〜随分な言われようね・・・
桜雪:我らの伝承すら誑かす大悪鬼…
丑御前:誑かす?まさか・・・あの方は知った上で加担していると云うのに…随分な言われようですね
桜雪:そして・・・あの純粋無垢な伝承を黒く染めますか?
丑御前:ああ、ああ!よくお解りで!あの方は存在自体が悪!そこに純粋さは必要ありませぬ。無垢なる悪がよくお似合いですよ?そうでしょう?桜月、これを知り逃げた貴女?あぁ、もう1人いましたねぇ
桜月:あはは♪逃げた?バカじゃないの?オマエが知らぬだけ…あの御方は絶対にこれを許すはずがないし、操ることなどできはしない!
丑御前:そうでしょうかねぇ・・・
ヤマトタケル:ライダー・・・
紅玉:おお、正雪・・・なんと惨いことじゃ

ダ・ヴィンチ:本来ならば宝具に昇華されるはずもない破綻したシステムだ・・・だけど今の彼女は空想樹そのもの・・・
丑御前:そう・・・故に猫どもは手出しは出来ぬ。手を出せば、猫の伝承は猫に牙を向くのですから
ダ・ヴィンチ:そういうことか…キミはそれで伝承を彼女と結び付けたのか!
丑御前:然り・・・正雪にとっては心の不安定さを解消する者、あの方にとっては記憶なき寂しさを埋めるための正雪(もの)。どちらも必要なものなのです。
The end
出演
ヤマトタケル
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ぐだ子
紅玉の書
丑御前
おまけ
・徒桜vsJOKER
徒桜:はぁっ!
JOKER:甘い!最強常勝無敗の剣神とは、そんなもんにゃか?そんなんだから、牛に伝承を利用されるにゃ!
徒桜:・・・・・・!?
JOKER:徒桜、何が目的にゃ?ただ、伝承に会いたかっただけにゃか?かつての父母に・・・いや母に会いたかっただけにゃよね?昔から最高位に突っかかるのは異母姉妹だからにゃよねぇ?
オデュッセウス(かつての父母?異母姉妹だと?)
徒桜:もういい・・・貴様はべらべらと話しすぎだ。覚悟はいいな?これよりは剣神徒桜が相手する
オデュッセウス:ヒト型・・・だと?魔力が桁外れに上がった・・・これが…異世界の神か・・・
おまけ出演
オデュッセウス
あとがき
空想樹に関しては・・・まぁそうだろうな。という感じだったね。ただ、そうなると桜雪たちは詰んじゃうんですよ。
猫にとって、伝承を敵に回すのは愚なので。
桜月、JOKERが徒桜と袂を分かったのは、これを知ったから。では徒桜はなぜ丑御前と共にいるのでしょうね。
また、正雪と伝承の関係も明らかになりました。
正雪にとっては心の不安定さを解消する者、あの方にとっては記憶なき寂しさを埋めるための正雪(もの)。どちらも必要なもの。
丑御前はこう言ってます。
こういう関係にしたのは、あたしの正雪像からですね。正雪は作中、脆さのようなものが見受けられました。私にはそれがお永ちゃんと重なったんです。
あ・・・なら、これを補う関係にしよう。
でも、浅草寺での一件は不可解だよね?
たぶん、この先でわかるんじゃないかなと。
次回6月29日公開予定
じゃ、またね( ╹▽╹ )♪