FGO 盈月剣風帖56 | ヒロこぼら/FGO/バンドリ/ウマ娘他のゲームブログ

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日々のゲームのことを物語調で綴っています。主なゲームはFGO、バンドリ!ガールズバンドパーティ、ウマ娘となります。ゲストと真面目なヒロこぼら、ハチャメチャこぼら、廃課金猫ゴマたち猫がどのように関わるのかを楽しんで頂けたら幸いです。それでははじまりはじまり〜

この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。

また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。











正雪:・・・斬れ

伊織:斬らん。最早これ以上の戦いは無意味。盈月の器はカルデアが回収し、この特異点は消滅する。儀は終わったのだ、正雪・・・

正雪:・・・・・・


桜雪:やはり、あの器・・・違います…ね

紅玉:じゃな!伊織!まだじゃ!まだ終わっておらぬ!これは・・・盈月の器ではない謀りおったな、由井正雪!

伊織:なに?正雪・・・
正雪:莫迦な・・・そのような筈が・・・

桜雪:そう、貴女は嘘は言っていない・・・そうでしょう?貴女もこれが本物と思っていたのだから

紅玉:な、なんじゃと!?

正雪:・・・・・・

桜雪:簡単な話でした・・・私は前々からそう申し上げていたのに…あなた方は信じなかった。これは最初から盈月の儀ではありませんよ?そうでしょう?牛さん…さっさと出てきたらどうです?

全員:!?
ぐだ子:丑御前・・・あれをくらって・・・


ヤマトタケル:・・・ライダー。仕留めきれなんだか

丑御前:ええ・・・ええ、そうですとも。さすがは徒桜が一目置く猫ですね。いつから気付いていました?

桜雪:最初から・・・マスターがいない時点でそう思いませんか?これは盈月の儀を模したもの。それが確信に変わったのは、伊織さんがマスターではなかったこと。最初に徒桜が私に挑んで来た時に、既に気付いてましたよ?

丑御前:なら、なぜ付き合ったのです!貴女ならそれができたはず!

桜雪:誰もが盈月の儀と信じて疑っていない中で、それを言ったところで信じるはずがない。現にそうだったでしょう?ぐだ子さん

ぐだ子:・・・・・・

桜雪:また、徒桜桜月JOKER自由に動き回っていたこと・・・あれも不可解でした…ね。七人七騎が戦うルールが決まっている特異点なら、異世界もそれに従うしかない必ず何れかのマスターと共に行動するはず桜月上手く地右衛門に付いてごまかしてましたけど、あっさりこちら側に付いた。そして、徒桜も同じ。急に貴女側に付いているJOKERはそれすらしていない・・・なんでしょうね?この違和感

丑御前:・・・なるほど・・・やはり、異世界の神と呼ばれる存在は違いますねぇ

ヤマトタケル:つまり・・・これは・・・


?:そうねぇ・・・さすがは桜雪ちゃん

ぐだ子:あ、あれは・・・お永さん?
正雪:な、なぜ、お永殿がここ・・・!?
かはっ!な、なぜ・・・

お永:貴女は終わりよ?由井正雪…さっさと退場してくれる?そして、ここからが本番。ね?カルデアのマスターちゃん

ぐだ子:な、なんで?あんなに・・・あんなに正雪を慕ってたじゃないか!なんでこんなこと!

お永:あはは♪別にぃ?意味はないよ?こんなのと一緒にいることなんてさぁ。だって、こんなの正雪ちゃんじゃないもん

ぐだ子:・・・

お永:こんなのを助けるとか…イヤでしょ?あはは♪

ぐだ子:・・・・・・おまえ・・・


The end


出演
ヤマトタケル
宮本伊織

ぐだ子
紅玉の書

由井正雪
丑御前



あとがき
さて、胸糞悪い展開の真っ最中ですが…ここでお時間が来てしまいました。

実はこの展開は13節を読む前から決めてたんです。異世界が介入する展開にしやすいので。まぁ、ここまで上手い具合にハマるとは思ってませんでしたけど。

本来、この役目は丑御前でした。それをお永ちゃんに変わってもらっただけなんですよ?
それがこのシーンです。

あたし、正雪ちゃんとお永ちゃんのやり取り好きだったので、何とも言えない気分を味わいましたね…

あの戦いを激戦にしなかったのも、この展開のためでもあったんですよ?


次回6月12日公開予定

じゃ、またね(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)♪