この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
また、このイベントはまだ開催中ですが、開幕から一定の時間が経過しているため、公開致します。
一部ネタバレを含みますので、ご注意くださいね。以上宜しくお願いします。
・終わり…始まりの詩・下改

師匠:・・・確かここだよね待ち合わせ場所って…えっと・・・桜花は?いないなぁ・・・
?:あっ!トラマカスキ(神官)!
師匠:はい?トラマカスキ?と言うか…何でここにいるの?テノチティトラン・・・
テノチティトラン:良かった!さすが、私のマスター、です。マスターに頼めば、トラマカスキは独占できます、ね
師匠:え?ってことは・・・桜花は
テノチティトラン:呼んだだけです
師匠:・・・・・・あ、そう・・・

テノチティトラン:という訳で、大通りをひやかしに行きましょう。私に似合う装飾品などを見かけたら購入していただければ。これは儀式、なのです、よ?
師匠:儀式・・・
テノチティトラン:大雑把に言って、儀式とは神を敬い、もてなすこと・・・あなたも異世界でそういう存在なら解りますよ、ね?
経験あるでしょう?
師匠:経験ねぇ・・・私はそういうのうざったいと思う方なんで・・・というか、そういうのあなたに話しましたっけ?
テノチティトラン:それくらい聞かなくても、貴方の気が神気かどうかは解ります。あら?そういえば、女の子ではありません、ね
師匠:あはは・・・桜花に呼ばれたので?
テノチティトラン:はぁ( ´Д`)=3まだ言ってないのです、か?あ・・・確か、破壊がアイデンティティの家族でした、ね。解る気がします
師匠:・・・どんな家族と思われてるんだ・・・
テノチティトラン:で?今は男神です、か?
師匠:うーん・・・女神であり、男神?
テノチティトラン:はい?
師匠:今だと女神がメインになるのかな?あ、信じられませんか?なら、女神になりましょうか?
テノチティトラン:いえ、その姿でいい…いえ、その姿がいいです、ね
師匠:ならいいですけど・・・
テノチティトラン:ところで、桜花は本当に実の父親はいないのです、か?
師匠:ん?なんで?
テノチティトラン:桜花、たまに寂しそうな顔をします。たぶん、それはアナタが実の父親じゃないからです、よ?だから・・・今、聞いておこうかと
師匠:・・・いますよ?
テノチティトラン:え?それは・・・
師匠:私で間違いないです。あの子には出生の秘密があります。いつも一緒にいる貴女には話しておきましょうかぁ。あの子が知りたいと思った時に話してあげてください。私は誓約があって直接言えないから
テノチティトラン:誓約・・・わかりました
師匠:あの子はね?・・・・・・
テノチティトラン:な・・・それが出生の秘密
師匠:そう。あの子は元神の子と神官からは言われてます。そうじゃない。あの子も神の子。私と■■神の子になりますからね
テノチティトラン:でも、なぜアナタに誓約が…
師匠:だって、母である■■■は■■■だから。生まれても自由はない。そこから逃れる術はたった一つ。■■を放棄すること。それで■■の外にいる子がバンドの世界にいますよ?でもね、桜花にはできない。なら、我々が親であることを放棄する。それしかない・・・よね?
テノチティトラン:・・・そういうことです、か
師匠:これを知っているのは、桜と台与ちゃんだけ。くれぐれも桜花以外に話さないでね?桜花にも聞かれたらでいい
テノチティトラン:わかりました…約束します、ね。でも・・・条件があります
師匠:条件?なんで?
テノチティトラン:さぁ、イチャイチャベタベタしましょうか
・
・
テノチティトラン:はい、いいですよ。目を開けて?私のトラマカスキ
師匠:・・・狭間の世界以来かな?久々にその姿を見ましたね
テノチティトラン:さて、え?あ・・・
師匠:ごめんね・・・ちょっとこのままで
テノチティトラン:しかたありません…ね
(繊細な神…いえ、繊細すぎる神・・・故に常に悩み苦しみ…心配かけたくないから強がってみせる。何か誰かにどことなく似ています、ね)
落ち着きました、か?
師匠:もう少し・・・このままで・・・
テノチティトラン:はぁ・・・あ…、あそこで休みましょう、か
・
・
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テノチティトラン:ねぇ、貴方はどうして神をしているわけ?そんなのほっといて、私と・・・
師匠:私はね?神になったんじゃない。生まれた時に神であると定められたんだ。異母兄には疎まれ、異母には憎まれ、竜族からは恐怖され・・・幸せな時は籠もっている時だった。そんな時にあの子が傍にいてくれたから…今の私が・・・あー、いや、何の話をしてるんだか。忘れてね?
テノチティトラン:ねぇ・・・その人のこと…好きだった?
師匠:そうだね・・・もう遥かに遠い過去の話。原初の世界は神とて寿命がある世界だからね。もう、いないよ?
テノチティトラン:そう・・・あ、そんな、トラマカスキに贈り物があります
師匠:どんなトラマカスキ?
テノチティトラン:繊細すぎるトラマカスキです、ね。これを差し上げます。いろいろ教えてくれた、御礼
師匠:これは・・・鍵?
師匠:うん、不要の状況説明を…あ、ありがとう・・・
テノチティトラン:ふふ…かわいい私のトラマカスキ。あ・・・邪魔が入りました・・・
師匠:はい?
桜花:あ、お父様です!
テノチティトラン:ほら・・・ふふふ…やっぱり桜花も来ましたね。あの鍵のことはナイショです、よ?
師匠:・・・・・・うん。そっちもね?
テノチティトラン:ふふ…もちろん・・・2人だけの秘密です
桜花:何の話してたです?
テノチティトラン:貴女のお父様はかわいいという話でした、ね。ね?瑞穂
桜花:お父様、かわいいですか・・・瑞穂?
瑞穂:あはは…(なぜいきなり瑞穂と呼ぶんだ?テノチティトラン・・・)
テノチティトラン(つい・・・失敗しました、ね)
桜花:あっ、瑞穂って、お父様ですか?
瑞穂:!?ち、違います!
(ま、間違いないよね?今の名前はお嫁様が名付けてくれた■■だし!)
桜花:???テノちゃん?
テノチティトラン:瑞穂という面白い女の子がミクトランにいまして、ね?トラマカスキが彼女によく似てるから、そう呼ぶことにしただけです、よ?
ね?トラマカスキ
瑞穂:・・・・・・はい
桜花:そうですか、あの女、瑞穂と言うですか…お父様!瑞穂とどういう関係ですか!
瑞穂:は、はい?えっとー・・・
テノチティトラン:ふふふ…
瑞穂:なぁに、笑ってるわけ?
桜花:ちゃんと答えるです!お父様!浮気ですか!
瑞穂:絶対に違います!ミズホは元最高位神官で、私だけの神官です!
桜花:そっちのミズホ、違うです!こっちの瑞穂です!
瑞穂:どっちのミズホだ!
テノチティトラン:あははははっ!
瑞穂:笑うなぁ!
The end
あとがき
新たな歴史のテノチティトランと瑞穂ちゃんのストーリーでした。元のストーリーを活かしつつ、今の歴史に合ったストーリーにしています。
そのため、かなり長いですね。
すみません・・・
このストーリーはバレンタインイベントのトップ画像になってますが、ナウイ・ミクトランの本当の最終回になりますね。
本編終幕は、間違いなくテノチティトランピックアップになります。ただ、終わり…始まりの詩・序になっているように、続きがあります。
それがFGOブログ新章序章に当たる終わり…始まりの詩・上と下になるんです。下は歴史が変わったため下改になりました。これでナウイ・ミクトランのお話は完全に終わったわけですね。
桜花出生の秘密は何れね(笑)
ここから、私のFGOブログは新章になります。
これからどんな物語になるのか…お楽しみに。
まずはバレンタイン2024のぐだ子編をお楽しみくださいませ~これが新章開幕のメインブログストーリーです。
・・・すみません・・・長いです。
おかしいなぁ・・・去年は3話で終わらせたのに…ぐだ子編だからかな?間に閑話入れようかな…
ん?昨日じゃなかったか?
・・・それはさ、放置少女のトラブルに言ってくれるかな?あれが間に入ったからこうなったので…
次回2月29日公開予定
ではでは~(๑•﹏•)♪