これは第二部第7章のネタバレを含んでいます。
公開からかなり日が経っているため、大半の方はクリアされていると思いますが、まだクリアしてないよ!って方は、まずゲーム本編をクリアしてからにしてください。
ブログストーリーは基本的に本編に沿って構成されてはいますが、うちの猫たちが登場する関係でストーリーがifモードになっています。
FGOをプレイしていない方や、それでも気にしないって方はいいのですが、私としてはできれば本編を見てからこのブログストーリーを見ていただきたいなぁと思ってますね。
以上、宜しくお願い致します。
ぐだ子:い、急がないとっ!チチェン・イツァーが!
マシュ:は、はいっ!
ナナ:少しは落ち着きなさい!そのためにあのクソ妹がこぼらを先行させたんでしょうが!
ぐだ子:それは判ってるけど!
ナナ:あの白猫を信頼なさい!あれもキャットカードなのよ!?最強猫の一角。枠外以外にはそうそうやられないわ!
ダ・ヴィンチ:だね・・・ナナも急いでくれてるんだ。今はこぼらちゃんを信頼しよう
ぐだ子:は、はい・・・
時はちょっと遡る・・・
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第5層メヒコシティ
ぐだ子:あの太陽がもうじき臨界を迎えるんだね…
マシュ:デイビットさんやORTという脅威がなくともミクトランは滅びるなんて・・・
ナナ:世界の滅びなんて、そんなものよ?
ダ・ヴィンチ:ナナちゃんってさ、その部分はやけにドライだよね・・・
ナナ:まぁ、私たちは滅びを経験してるから、そういう反応になるのよ・・・
ぐだ子:それって・・・どういうこと?
ナナ:私たちの世界は二度それを経験してるわ。一度目は人類滅亡、二度目は地球猫の滅亡…ね
マシュ:人類滅亡と地球猫の滅亡・・・
ダ・ヴィンチ:そう、そこなんだ。師匠くんと壱与に似た誰か。そして彼女は台与と名乗ってる・・・その存在が師匠くんの傍にいる。ということは、師匠くんは我々汎人類史と似た世界の地球にいたという証拠でもある
ぐだ子:私の国の三種の神器もあるみたいだし
ダ・ヴィンチ:その通りだ。話せるなら教えてくれないかな?
ナナ:まぁ、いいわよ?別に話すことは禁止されてないから。名前は伏せるかもしれないけど…いい?
ダ・ヴィンチ:うん、いいよ。お願いね
ナナ:まず、最初にある人が私たちの世界に来た。その人に優しくしたのは台与だけだった。彼女は常に彼に寄り添い、彼はそんな彼女を護った。王はそれが気に食わず、台与を宮殿から追い出したの。それが悲劇の始まりね。祭祀を任せられた妹はその大役から体調を崩したわけ。王は台与を戻そうとしたけど、神託政治を止める契機と判断、私も宮殿から追出した。だけど不満がたまり、台与を女王にという一派が動き出したわけ。それを阻止するために…その一派と台与を抹殺しようとした・・・暗殺に幾度も失敗し、業を煮やした王は派兵。そこで神の鉄槌。その被害は地球全土に渡り、人類の8割が命を落とした。その後、桜と秋桜が創生猫としてある2人によって創られた。
ぐだ子:人類の8割が・・・
ダ・ヴィンチ:それから人類はどうなったんだい?
ナナ:そこから先は記録がない。当時の猫は読み書きなんて、まだできなかったしね。まぁ、口伝によると疫病で絶滅とか、人類同士の戦争とか、神の雷によって滅亡とか…様々な要因が語られてる
ダ・ヴィンチ:なるほどね・・・
ナナ:まぁ、学者の間では戦争滅亡説が、神官の間では神罰説が有力かしらね
ぐだ子:それが・・・ナナの世界の人類滅亡の経緯・・・
ナナ:台与はその人と結婚し、2人の間に子供が産まれたの。その子はある神官によって殺された。父親は冥界に行き、その子の魂を取り戻した。冥界はそれを許さず、冥界大戦が勃発。その人は2人の神官と新たに作られた創生猫と共に冥界へと向かった。2人の神官は猫の神として生まれ変わり、創生猫は世界中の冥界神を食って冥界の王となった
ぐだ子:そ、それって・・・
マシュ:まさか…
ダ・ヴィンチ:あぁ、ヤミキングちゃんのことだろう。そして…エレフィナ、黄泉音子の誕生の話だね
(なるほどね・・・どうりで冥界で強いわけだ)
ナナ:それから、私が一番最初に生まれた。そして最高位神官となったの。だけど、冬桜が生まれてから状況が変わった・・・私は桜付の神官になり、冬桜が最高位神官になった。さらにそれをいとも簡単にクソ妹に譲るとか・・・最悪だったわ!
ダ・ヴィンチ:あはは・・・だろうね
ナナ:はぁ…でも、クソ妹は猫を繁栄に導き、他の星に移住を始めた。それが宇宙猫の始まり。その後、宇宙戦争が始まり、地球が負けた
マシュ:・・・その戦いで地球猫が・・・
ナナ:滅亡に導いたのが私・・・でも、それだけで滅亡にはならない
ぐだ子:ナナが・・・なんで!?どういうこと!?
ナナ:気に入らなかったのよ…何もかもが!あと戦争には必ず生存者がいるでしょ?その当時の地球猫は何億もいるのよ?惑星を破壊しない限り現実的ではないでしょ?
ダ・ヴィンチ:確かに・・・
ハベトロット:まぁ、生き残りくらいはいそうなんだわ・・・
ナナ:神の雷によって滅亡・・・神が放った雷はどこにいても回避できなかったってこと。なぜなら神は全ての猫の位置を把握して放ったから…これくらいでいいわよね?
The end
出演
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ハベトロット
マシュ
ぐだ子
カドック
あとがき
ここも外伝で下書きとかなり変わってます(笑)
ナナは出すつもりなかったんですよ〜
ナナの所は当初こぼらでした。
前々からですね…ぐだ子、どうやって高速移動したの?って思っていたんです。連絡受けたのが第5層…そこから全速力であっと言う間に到着してます。
それくらいの速さがあるなら、大平原も突破できたのでは?テペウがいたから、というのもあるでしょうけど…何かね~
で、ナナの協力で高速移動しながら向かってるとしたわけです。
ところどころ、んん?ってとこありますね(笑)
通信を受信した位置とか、そこからチチェン・イツァーまでの正確な距離が出てる訳ではないですが、ゲーム本編のこの移動はちょっと雑かもしれませんね。
ストーリーでは、あとがきで説明したものをある程度繋げたものになります。これまでぶつ切りだった猫の歴史をまとめたものですね。まぁ、興味があれば覚えておいてくださいね。
ひょっとしたら今後の展開とか、解りやすくなるかもしれませんから(笑)
次回10月16日公開予定
ではでは~(๑•﹏•)♪