FGO ぐだぐだ新邪馬台国㉓ | ヒロこぼら/FGO/バンドリ/ウマ娘他のゲームブログ

ヒロこぼら/FGO/バンドリ/ウマ娘他のゲームブログ

日々のゲームのことを物語調で綴っています。主なゲームはFGO、バンドリ!ガールズバンドパーティ、ウマ娘となります。ゲストと真面目なヒロこぼら、ハチャメチャこぼら、廃課金猫ゴマたち猫がどのように関わるのかを楽しんで頂けたら幸いです。それでははじまりはじまり〜

この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。

また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。











ぐだ子:ここは・・・みんなは?



ぐだ子:あの・・・みんなはどこに?それに、この茶は・・・

利休:ここは魂の還る地、ニライカナイ光と闇が解け合う全ての終り。貴方様には、ここからお帰りいただきます

ぐだ子:・・・帰る?どういうこと?


ぐだ子:苦行・・・?

利休:元々、私は貴方様を待っておりました…それがいざ蓋を開けてみると・・・師匠様が・・・あの方がカルデアのマスター様かと思えば違うという…少々混乱いたしました

ぐだ子:…を?なんで?

利休:そのような在り様を許す世…であればこそ、貴方様は解き放たれてしかるべきにございます。そして貴方様のような虐げられし弱き者を生み出さぬために、私は黒けき世を目指したのです

ぐだ子:私のような人のために?

利休:左様でございます。さぁ、お飲みください。私の茶を・・・これまでやって来られたことは、師匠様や猫様たちに任せておけばよろしい

ぐだ子:確かに不満に思うことはあるよ?何で私だけ?とか、何で師匠は特異点に行かないの?とか、猫たちのこととかさ・・・
でもね・・・それはいいんだ

利休:・・・いい…とは?

ぐだ子:師匠も猫たちも皆、私より強い!それは間違いない…でも私は私だから

利休:ほう・・・

ぐだ子:師匠はどうか知らないけど、私は今、楽しいもん。聞きたいのは、その黒けき世って楽しいの?

利休:・・・・・・っ!
楽しいのか・・・ですと?

ぐだ子:うん。私は楽しいのが大好きだから

利休:楽しい・・・楽しさ・・・安寧より、楽しさ…つまり…我が理想は楽しゅうない…と・・・?
利休:ただ・・・それだけにございますか・・・

ぐだ子:もしかしたら、師匠の方があなたを理解したかもしれない

利休:それはありませぬなあの方は自らの考えを封じておられる。それが先程よく判りました。それゆえ、私のことを理解しようとはせぬでしょう水と油とでも申しましょうか…ともかく相容れぬ存在同士…とだけ申し上げておきましょう。
で…貴方様はどうしても、この茶を飲んでいただけぬと…

ぐだ子:・・・ごめん・・・

利休:左様でございますか・・・

ぐだ子:君は・・・

利休:・・・駒姫様、良いわけなどないではありませぬか!何の罪もなく、ただ生まれ、ただ殺された貴方様。他の数多の報われぬ魂たち・・・そんな世に誰かが怒らねばならぬのです

駒姫:利休様、わたくしはこの世を恨んでなどおりません。いぇ、恨みがないと言えばになりますが…
駒姫:とても楽しいひと時だったのです・・・

利休:それが楽しきひと時だった・・・と

駒姫:はい、利休様とお身体を分かち、この境界の地で過ごしたひと時も楽しいひと時でした

利休:・・・・・・


ぐだ子:でも私は途中から・・・師匠の間違いじゃないの?

駒姫:あの方は、貴方のような方ではありませんでした。そう、特異点を修正することしか考えていないような方・・・でも、貴方は違いました。利休様の怒りを払いのけず、思いやり心づくしの言葉を投げてくださった・・・

ぐだ子:駒姫・・・

利休:拙い・・・斯様に年を重ねた私が、年端もいかぬ子供らに諭されるとは・・・
・・・まずい、なんとまずい茶か・・・

ぐだ子:そんなことないと思う。私はまだ利休さんのお茶を飲んだことないけど、絶対に美味しいと私は思ってる

利休:それこそが茶であるとわかっていたはずなのに、どこで私は狂うてしまったのか・・・駒姫様、この身体はお返しいたします。それに鶴松様も・・・


駒姫:行かれるのですか?

利休:はい、せめてこの地の彷徨える魂たちを、かの光の地、ニライカナイへと導きましょう
利休:茶々様、石田様にもお詫びのしようもございませんが、利休が侘びていたとお伝えくださいませ

ぐだ子:うん、絶対に伝えるね。あの利休さん…
利休:なんでございましょう
ぐだ子:師匠・・・
利休:ございませぬ
ぐだ子・・・には何かって回答早っ!

利休:そうですなぁ・・・あの方が来ていなくとも、この結末は変わらないのでしょうなぁ・・・歴史を変えずに解決でございますか・・・

ぐだ子:うん、ちょっとすごいよね。師匠って…

利休:ならば、この利休がこう言っていたとお伝えくださいませ。貴方様がここにいる以上、既に歴史は変わっておりまする。何か微弱な変化はございませぬか?あれば既に変わっておりまするな。お気を付けくださいませ歴史は必ず元に戻ろうと収束致しますると…

ぐだ子:う、うん!必ず伝えるね!ねぇ利休さん…
利休:なんでございましょう?

ぐだ子:いつか、美味しいお茶を点ててください。私まだ飲んだことないし、飲んだことある皆が羨ましいから・・・ダメ…かな・・・

利休:はい、いつかきっと・・・
利休:・・・あぁ、一期一会とは・・・かくも楽しきものでしたか・・・


駒姫:・・・・・・
駒姫:ですから・・・

ぐだ子:大丈夫!全部判ってるから、ね

駒姫:・・・ありがとうございます
その後、皆がここにやって来た。
駒姫さんを利休さんと勘違いしてたけど・・・特にノッブ・・・
駒姫豊臣とのことは・・・
茶々と三成の謝罪で解決したみたい!良かった良かった。そして、親子の感動の再会・・・
うん、何かいい感じ!
捨くんは、ずっとここで待っていた拾くんと一緒に旅立って行った。茶々は泣いていたけど、会えて良かったね!
ノッブも何か嬉しそうだったのが印象的だったかな?
当然、三成もね!とても嬉しそうに退去していった。後は・・・
何か崩壊し始めた特異点から皆慌てて戻ったんだけどね。これはいつものことかな?・・・前みたいに特異点消えなかったとか・・・ないよね?うん、ないはずだ!きっとそうだぁ!うん!

戻ったら、何があったのか皆からいろいろと聞かれたんだけど、師匠と猫たちは何も聞きに来なかった…ちょっとは心配してくれてもいいんじゃないかなぁ?
と思ったのはナイショ


The end


出演
千利休
駒姫

ぐだ子


おまけ
・ ・・・懸念

師匠:そうか、利休がね・・・
ぐだ子:うん…これはちゃんと伝えないといけないと思ってさ

師匠:利休の言う通りかもしれないね
ぐだ子:え?
師匠:気付かないか?まだあのハロウィンが来ていないことに・・・

ぐだ子:Σ(⁠ ̄⁠ヘ⁠ ̄⁠;⁠)た、確かに…

師匠:まぁ、冗談はそれくらいにして、利休が言ったように、ここはもう本来の歴史じゃないと思う。私たちは介入しすぎた。まったく・・・何の目的があるのやら・・・

ぐだ子:え?師匠?

師匠:それに関してはねぇ、私に聞かず歴史を変えようとした張本人に聞いてみな

ぐだ子:それって・・・カルデアに・・・

師匠:いるさ間違いなくね。さぁ、自分で考えよ〜まぁ、裏切り者ではないと思うから、誰かは教えないからね?

ぐだ子:あ・・・師匠!行っちゃった・・・本来の歴史を変えようとした者…ってことか・・・何かカルデアの者みたいなの増えたね・・・


おまけ出演
ぐだ子



あとがき
前回は師匠くんと利休、今回はぐだ子と利休というテーマで構成しました。
対応の違いが鮮明になってたらいいなぁと思っています。

今回はくっそ真面目に書きました。利休の科白は所々ブログストーリーに合わせて変えた感じですね。ぐだ子を全面に出すのはあまりやったことないので、緊張しました。
私のぐだ子像はこんな感じですね。

あまり面白くないかもしれません。でも、私はここはちゃんと書かないといけないと思いました。なぜなら利休の想い、駒姫の想いが解る部分だから。

ただ、駒姫に関しては私自身よく解っていません。極度に恨んでいないことが今回判りました。でも、利休に身体を貸している。共に過ごすにつれ、それが解消したと捉えられなくもないです。

もしそうだとしても、そうじゃないにしても、もう少し駒姫を出したら判り易かったかもしれませんね。

最後の部分は超特急です。あそこを1話にしても、要約にしかなりませんしね。
茶々、三成ファンの方、申し訳ありません。

代わりにおまけをプレゼントです(笑)
実はこのおまけ・・・第二部第7章のブログストーリーの導入でもあるんですな〜ですから、ちょっとだけ覚えておいてくださいね。

これ、最終回っぽいですが、まだ続くんですよ?
ですから、もう少しお付き合いくださいませ。

次回1月28日公開予定

ではでは~(⁠๑⁠•⁠﹏⁠•⁠)♪