この物語はゲーム本編を基に構成されたifストーリーになります。
そのため、私のオリジナルキャラクターが登場しますので、予め御了承くださいませ。
また、このイベントはすでに終了しているため、攻略情報は一切ありません。以上宜しくお願いします。
ノッブ:つまりじゃ、この茶を大量にあの大穴にぶち込めば・・・祖獣とやらの動きを抑えられるのではないか?
師匠:なるほど、水攻めならぬ茶の湯攻め…かな?
ノッブ:その通りじゃ!
秋桜:・・・でも、その大量の茶をどこから持ってくるわけ?
(姉様・・・意外と長電話だなぁ・・・たまに珍しく大声で怒ったり・・・誰と話してんの?)
沖田:そうですよ!あの祖獣が出てくるとかいう大穴を見たでしょう?ちょっとした湖ぐらいありましたよ?

ノッブ:覚えとるも何も、あの戦を見に行く途中で、わし本能寺でやられたんじゃ。嫌でも覚えとるわい…
三成:あの黒き穴とやらに堀を通せれば、水攻めが如く流し込めよう
師匠:それを成すには、一瞬で道を通さないと行けないね。人の戦ならいざ知らず、あの利休相手にやるとなると・・・
ノッブ:そうじゃな…宝具がいる・・・
2人:オルタマンがいた(おったわ)!

煉獄オルタ:かなりの魔力ブーストが必要だぞ?主の主人は魔力切れに近いだろう?多少は回復しておるが…
師匠:私ならね・・・
ノッブ:ここにも丁度よいのがおるわ・・・
ぐだ子:・・・まさか・・・
2人:ぐだ子しかおらん!
ぐだ子:や、やっぱりぃ!
ノッブ:ホント、よく来てくれたわ!マスター!
ぐだ子:あ、あはは…

師匠:そこが問題だね
秋桜:できるの?このおぼっちゃまに・・・
三成:・・・そこはこの私を信じてもらうしかないが…猫がこうも無礼なのはなぜだ!
秋桜:だってさ~見た目が頼りない!
三成:・・・ほっとけ!
桜:いけませんよ?秋桜…本当のことを言っては。すみません・・・この子はすぐに本音を…あら、私もつい本音が…失礼いたしましたわ
秋桜:あ・・・戻って来た・・・
三成:・・・・・・
ノッブ:・・・あの三成が絶句しおったわ・・・
師匠:桜、ちょっと機嫌が悪い時、おっとりした感じで遠回しにキツいこと言うんだよね…
(桜にこうも電話がかかるの?もしかして・・・恋人かぁ!?なわけないか・・・私にべったりだし…あっちの世界かな?桜、引っ張りだこだねぇ〜)
茶々:師匠、そして猫たちよ・・・この茶々が約束します。佐吉は必ず約束を守ります
三成:茶々・・・様・・・
ノッブ:ここまで言われて、やれないとは言えんわな
三成:任せてもらおう

師匠:期待しようかな。お願いね。みんな
ぐだ子:あれ?師匠はどこに・・・
ノッブ:壱与の所じゃろ・・・さっきこっそり出ていったしの
ぐだ子:あぁ・・・
桜:・・・・・・
秋桜:姉さま?
ノッブ:やめよ、桜。行かせてやれ。それよりのぅ…壱与と師匠・・・どんな関係なんじゃ?かなり親密な感じなんじゃが・・・
沖田:・・・・・・
煉獄オルタ:それ、気になるな。主のためにも聞いておきたい…
桜:基本的に彼女とは関係ありません。関係あるのは別の世界のあの方。その御方はとある国では台与と呼ばれていました。あ…壱与とも呼ばれてたみたいですわ。もちろん、姿も似ておられます。ですが、本名は違いますわ・・・
秋桜:そして、私たち、こぼらーずの影の総帥と呼ばれてるのと、総帥の力を封印してる御方で総帥が最も愛してる・・・まぁ、姿は似てるけど、名前や辿った歴史が違うからねぇ
桜:一概に同一人物とも言えないのですわ。総帥はそう思っていなくて、同一人物で別存在と捉えているようですが・・・
ぐだ子:つ、つまり、別の世界の壱与さんは、名前が違ってて、猫の裏ボスってことかな・・・?
ノッブ:なるほどのぅ・・・沖田、負けとるな…
沖田:斬りますよ?
ノッブ・・・
ノッブ:お、落ち着かんかぁ!
ん?桜!どこに行くんじゃ!?邪魔しに行く・・・
桜:はい?まぁた電話がかかってきたのですが…何か問題でも?ノブ公
(╬✿^‿^)
ノッブ:・・・そ、それならよい・・・
沖田:ノッブ・・・桜さんには、とことん弱いですよね・・・
ノッブ:うるさいわ!ほっとけ!
・
・
師匠:何を考えていたんですか?
壱与:クコチヒコさんのことを考えていたんです。別にいい人でもなんでもなかったのですが・・・あの人はあの人なりに狗奴国のためにずっと戦っていました。狗奴国は決して豊かな国ではありませんでしたし、周りの国から奪うことでしか、みんなを食べさせるすべがありませんでした
師匠:そうですか・・・
壱与:そしてあの人は帰って来た。滅びの巫女である私に償いを求めて・・・
師匠:償いねぇ・・・それは違う気がするけどね
壱与:え?それはどういう・・・
師匠:こぼらという猫がクコチヒコの所にいるよね?
壱与:あの白い猫さん・・・ですね?
師匠:そう、あの猫はあなたにだけは絶対に手を出しませんし、むしろ護ることでしょう。そのこぼらがクコチヒコをそのままにしている…それが答えじゃないですか?
壱与:・・・あのっ!私はあなたにとって・・・どんな存在なんですか!?猫さんたちも私を見たり、私が話しかけたりすると急によそよそしくなりますし!
師匠:・・・さあ、それはいずれ機会があればね…今はゆっくりしてくださいね。
あぁ、これだけ…私たちは何があっても貴女のことを必ず護ります。それだけは言っておきますね。
では・・・
壱与:師匠さん・・・それって・・・
あ・・・この感じは…卑弥呼様から・・・
The end
出演
壱与
沖田総司
織田信長
茶々
煉獄オルタ
ぐだ子
石田三成
あとがき
これ第9服の回想部分になります。
これを扱うのは最初から決めてましたが、そのままの流れにするか、それとも最初にするかは迷いましたね。
迷いに迷って最初にしたんです。理由はこれが分割されるから。たぶん、3〜4になると思います。それくらい長い1節ですね(笑)なんで1話にしたのか解らないくらい。
その関係上そのままの流れだと、急に回想になるんですよ。それだと、は?ってなりますよね?それを防ぐために、順番を入れ替えてます。
とにかく、この第9服は長いので、そのつもりで(笑)
これで余談まで入れなきゃいけなくなると、とんでもない長編に・・・そうならないことを願います。
次回1月17日公開予定
ではでは~(๑•﹏•)♪