夏生まれの僕は夏が大好きだ。
暑さには弱いが弱いのと好きなのはまた別の問題である。
「終わらない夏休み」
・・・と、書いてみる。
いいと思いませんか?
子供の頃は夏休みは永遠に続いて子供は永遠に子供で自分は歳をとらないものだと思っていた。
駄菓子屋の店先でミリンダのレモンライムを買って、王冠のウラに「当たり 30円」が出たらアイスキャンデーを買ってアイスの棒にまた「当たり もう一本」が出たら相当満足な一日だった。
夏の昼下がり、駄菓子屋の店先は日陰になっていて、心地よい風が吹いていてラジカセからはマービン・ゲイが流れていてそれに合わせて友達と踊ったりしてふざけ合ったものだ。
店番のお兄さん(駄菓子屋の長男で東大生)がふざけて「タブー」を流すと僕たちは「ちょっとだけよ」とやるのがお約束だった。
マービン・ゲイ "What's Going On
冬にも駄菓子屋に通ってはいたが、夏の駄菓子屋の店先での想い出はなぜか忘れられない。
