もう12年も前、
東京でプロのダンサーとして活躍し、
タンゴ教師でもあるアルゼンチン人の友人が、
レッスンで繰り返し言っていた言葉。
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タンゴとは人生である
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結婚して10年。
ケンカもゴカイもいろんな失敗も
二人で乗り越えて、
この友人の言葉が、
やっと腑に落ちてきました。
昨年の元旦早々、
大きな夫婦ゲンカをしたことがきっかけで
長年保留にしてきたタンゴレッスンを
再開したことについては、
こちらの記事で書きましたが、
↓
わが家のリビングでレッスンを始めてから、
夫からこんな名言が飛び出しました。
"In an international relationship,
if you're not stepping on
each other's toes,
you're not learning to dance."
国の異なる相手とパートナー関係を築くとき、
文化背景が違うことで起こる
誤解や失敗を重ねずして、
相手や自分自身のことを
本当に理解することはできない。
つまり、
相手の足を踏んずけるような失敗なしに、
ふたりの人生というダンスを、
自由に、そして軽やかに
踊れるようにはならないのだ
ということ。
足、踏んじゃってもOK。
踏まれてもOK。
その瞬間は痛いし、
あるいは申し訳ないし、腹も立ちますよね。
でも、結局はお互い様。
だって、ダンスレッスン中なんだから。
お互いの足を踏むことを恐れていては
ふたりで踊ることを楽しめません。
だから、
何かでふたりが衝突してしまったときは
こう考えてみるといいと思うのです。
私のステップの何を変えたらいい?
(表現の仕方がきつかった?)
(何を言いたいのか分かりにくかった?)
相手のステップがどうだったら
私も動きやすい?
(どういう風に言ってくれたら
私も分かりやすい?)
(その言葉を知らない場合は、
すぐに聞いてもいいよね!)
「衝突」は、お互いをより深く
そして立体的に理解するチャンス!
50年後の自分達が
どんなダンスを踊っているか、
すなわち、
どんなコミュニケーションを繰り広げているか
それを楽しく妄想しながら、
まずは今日のコミュニケーションを、丁寧に。
言いたいことは節約せずに(!)
1から10まで言い切る。
分からないことは
「それ分からなかったから、どういう意味か
もう一度聞かせてもらってもいい?」
と、質問する。
今日できなくても大丈夫。









