明日は5月の第二日曜日。
そう、母の日ですね。
🇩🇪ドイツでは🇯🇵日本ほど
にぎやかではないですが、
やはりこの時期になると、
花屋さんやオンラインショップでは
Muttertag(母の日)の広告が目に入ります。
海外に移住してマイノリティになることで
見えてくる世界が変わりました。
その一つが、...母の日。
今日は、やっと少し落ち着いて
語れるようになった3度目の流産について、
母の日にちなんで振り返ってみようと思います。
妊娠、流産そのものについてはまた
別の機会に書くことにしますが、
今回は「流産後の夫婦の関係」について
ちょっと驚く統計も併せてご紹介します。
自分達の子供を持つことについて
ほぼ諦めていた私たち夫婦ですが
この春、3度目の妊娠が分かりました。
嬉しいよりも混乱と不安の方が大きく
子供を授かった実感も喜びも得ないまま、
残念ながら流産になってしまいました。
繰り返したからといって
「慣れる」なんてことはなく
悲しみと喪失感は大きいのですが...
3度目だからこそできたこと。
それは、自分の心を癒すためのリソースが
すぐに探し当てられたことです。
具体的に言えば、
・安心安全なコミュニティUMU
・流産、誕生死、グリーフに関する音声メディア
・本
*SAYING GOODBYE by
そして...
夫と話すこと
上記のポッドキャストインタビューの中で知って
びっくりした統計があります。
それは、
子供を亡くした後の
夫婦(パートナー)関係が
壊れてしまう確率は、
なんと70%に上るということ。
子供を亡くしたから、というよりも、
喪失感への向き合い方が異なることで、
相手への信頼が無くなってしまったり
それ以上に、不満や憤り、怒りが膨らむ流れを
変えられなかったことによる破局のようです。
私たち夫婦の場合、
最初の流産をした2014年から約1年、
夫婦関係の混乱期がありました。
私自身、一体自分の身に何が起こったのか
よくわからないまま心の痛みを抑えこみ、
夫の方も、この喪失を
「なかったこと」にする方向に
向いていたふしがありました。
その後は、私が一人でコツコツと情報を集め、
自分と向き合う時間を作りました。
二度目は、コロナ渦中ではありましたが、
産婦人科の検診も全て夫が同行してくれて、
心拍が止まった診断も一緒に聞けたことで
その後のグリーフのプロセスも
一緒に歩くことができた感があります。
それを経ての今回。
ここまでのプロセスを通じて
夫婦で気づいた大切なこと。
それは、
感情は感じた時に素直に出すこと。
お互いそれを見せ合うこと。
私はもちろん、夫も泣きたい時に泣きますし、
落ち込んだ相手の気持ちにそのまま寄り添います。
悲しむスピードも、悲しみ方も
夫と妻で違うのは当たり前のこと。
心が前向きになっていくプロセスで
一緒の章にいなくてもいい。
夫婦で一緒の本の中にいる
と感じるなら大丈夫。
「母の日」という日は世間的に
明るい嬉しいお祝いの日という
イメージが先行していますが、
実際には私も含め
複雑な想いを抱えている人がいる。
母親との間に大きな確執があったり
すでに母親を亡くしていたり
母親になりたかったのに
なれていなかったり。
辛い経験をしたことで、
世の中の当たり前の舞台の袖には
いろんな感情を抱えている人がいることに
想いを馳せることができる。
それが、
人としての成長なんじゃないかと
そんなことを思う土曜日でした。
もしこれを読んでくださっている貴方が
流産を経験されていたなら、
ぜひご自身の感情を、
そのまま感じてあげてくださいね。
母の日からふっと目を逸らしたい
ご自身の気持ちも、
ちゃんと居場所を確保すべき
大切な感情です。
夫婦間のコミュニケーションで...
✔︎ もっと遠慮せずに思っていること言いたい!
✔︎ 私の話に身を入れて聞いてほしい
✔︎ 仲は悪くないけど肝心のトピックが話せない
etc...感じているのなら、
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