ランナーがチェイサーの傷を知る時❸ | プレシャスサイレンス〜ツインレイチェイサーの美しい日々〜

プレシャスサイレンス〜ツインレイチェイサーの美しい日々〜

このブログはツインレイと出会い、人生観や人生そのものが一変したチェイサーの為に書かれたものです。
サイレント期間は先が見えず不安で一杯になるかもしれませんが、実はとても貴重で美しい日々なのです。

皆さん、こんにちは。
Pure Heart熊本のKIMIです。


前回の記事では、ランナーがチェイサーの傷を知った時の衝撃後に出てくるテーマ『自責』が、サイレント後期の二人にとって最も踏ん張りどころになると言うお話しをしました。


サイレント初期、チェイサーが地獄の苦しみを味わっている時、ランナーはチェイサーをシャットアウトして逃げていました。


とは言え、そこに至るまでの過程や理由もありますから勿論ランナーが一方的に悪い訳ではありません。
チェイサー側にも反省すべき点は色々あるのだと思います。


ただチェイサーが何より傷ついたのは



『あんなに愛し合っていたはずなのにいきなりシャットアウトして拒絶する』



と言う、これまでの二人の歩みや歴史を全否定するかのようなランナーの対応なのです。


ただサイレント初期はこのようにチェイサー目線からの主観でしかランナーを捉えることが出来ないので、そのように感じてしまうのもある意味仕方が無いのだと思います。


ですがこの時のチェイサーは今のこの苦しみを何とかランナーに分かって貰いたいと乞い願います。


何故なら唯一それしか救われる道が無いとチェイサーは思い込んでいるからです。


しかしランナーが閉ざした扉は決して開くことは無く、チェイサーの苦しみを理解するどころか跳ね返してしまうのです。


チェイサーはどん底の中でランナーから跳ね返されて倍になった苦しみをただ請け負うしか無く、一人孤独に自分と向き合う作業を始めることになります。


そしてこの時にやっとチェイサーは



『ランナーに期待したりコントロールすることは出来ないのだ』



と言う真実を悟り受け入れるのです。


自分の味わった苦しみを分かって欲しい…と言う想いもつまりはチェイサーのランナーに対する期待&コントロールであり、それがその時のランナーにとってはとても重くしんどいエネルギーとして伝わり、チェイサーから益々離れてしまうこととなる訳です。


そしてサイレント後期になり、ランナーに対する執着も薄れ、ある程度自立出来るようになり、心身やエネルギーが軽やかになりつつある時に



『チェイサーの傷がタイムラグでランナーに届くことになる』



のです。


その時のチェイサーは既にランナーに対する許し&赦しがほぼ出来ており、愛と信頼について実践をしながら学んでいるので、サイレント初期のようなランナーに対する偏った主観は殆どありません。


自分の苦しみをランナーに分かって欲しい等とは既に思っていませんし、その苦しみは自分自身で解決&昇華出来るものだと理解出来ているので、むしろランナーには罪悪感無く日々を過ごして欲しい…とすら願えるほどです。


しかし皮肉なことに、サイレント後期にチェイサーの苦しみがタイムラグでランナーに到達することとなり、そこからランナーは一人孤独に自責の中自分と向き合うことになるのです。


チェイサーのようにツインレイ概念など知らないランナーは原始的な方法で地道に自分と向き合うしか無く、それはチェイサーからしてサイレント初期とは違う苦しみをもたらすこととなってしまいます。


次回へと続きます。



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