Pure Heart熊本のKIMIです。
前回の記事では、ランナーが『自分自身へのコントロールを手放す』ことがサイレント後期に於ける重要なポイントになる…と言うことをお話ししました。
ここで注意しなければならないのは
多くのランナーは
『自分自身をコントロールする=感情を制圧すること』
だと勘違いしていることです。
ランナーはネガティヴな感情が湧き上がった時に力技でねじ伏せようとします。
そしてそのネガティヴな感情と向き合うことをせずに檻の中に乱暴に閉じ込めてしまうのです。
チェイサーの場合は制圧では無く『抑圧』します。
意志の力を使うのでは無く我慢をしてネガティヴな感情を無視するのです。
このようにランナーとチェイサーはネガティヴな感情に対する反応が違うのですね。
ランナーは制圧したことでコントロール欲求(エゴ)を益々肥大化させ、チェイサーは抑圧することでインナーチャイルドを更に傷つけてしまいます。
つまり、真の意味で感情をコントロールすると言うことは感情を制圧や抑圧するのでは無く
『反応後に素早く立て直す』
と言うことなのです。
ランナー&チェイサー限らずですが、殆どの人はある出来事に対するネガティヴな反応やシーンを引きずったり、過ぎた後も何度も思い返すことで、最初の反応から生じた感情に主観的な色付けがなされて次第に歪んで行ってしまいます。
出来事に対する瞬間的な反応は本能的なものなので、ごく自然な感情です。
例えネガティヴと言われるものであっても。
重要なのはその反応を制圧や抑圧せずに一旦保留をして素早く立て直し、落ち着いたらその感情に優しく向き合うと言う作業をすることなのです。
それが
『真の自己コントロール』
と言うことなのです。
これも愛することと同じく技術ですので、練習や訓練をすることで必ず習得出来ます。
チェイサーの場合は抑圧された感情を解放するにつれ、インナーチャイルドが癒されて潜在意識がどんどんクリアになって行きます。
同時に古いパターンからも解放されるので、同じような出来事が起こっても反応しなくなります。
つまり変容してステージアップすることにより、新しいパターンが出来上がった…と言う訳です。
ランナーの場合はチェイサーほど中々スムーズに行きません。
ギリギリまで制圧することに拘ります。
そして精魂尽きる直前にずっと握りしめて引っ張り続けていた綱から手を放すのです。
握りしめていたランナーの手のひらは血だらけですが、そこまでしないとランナーは手放すことが出来なかったのです。
ランナーはギリギリまで自分の魂と綱引きをする姿をチェイサーには決して見せることはありません。
ただ独りで闘い続けるのです。
ですがランナーは必ずその綱を手放す時がやって来ます。
それは勝ちでも負けでも無くランナーの光が闇を受け入れた証なのです。
そしてランナーはいよいよチェイサーの進化した愛に真正面から堂々と向き合うことになるのです。
それでは今回はこの辺で。
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