花友が連絡をくれました。
「シロバナネコノメソウが満開ですよ。」
斜面が白くなっていました。
満開を過ぎようとしていました。でも、まだ赤い葯が残っているのもありました。
一角に、ヤマネコノメソウが咲いていました。
雄しべが8個、茎葉が互生です。
こちらは種ができはじめているヨツシベヤマネコノメソウ。
雄しべが4個、(中には5個や2個のものもあった。) 茎葉が互生です。
ヨツシベヤマネコノメソウなんていうのがあるなんて知らなかったから、この地のものは全部ヤマネコノメソウだと思っていました。見た目もずいぶんと違うのに何も気が付かなかったなんて、知らないということは怖いもんですねえ・・・。もっと細かいところに気を付けて観察しなくてはいけないなあと強く反省をしたのであります。
ムラサキケマンの蕾。
マムシグサの蕾。
これはフウロケマンでいいのかな。
さあ、これはどっちでしょう、サンヨウアオイかミヤコアオイか。
花を切り開いて雄しべの数を調べたらいいらしいです。
(サンヨウアオイは6本、ミヤコアオイは12本。)
家に帰って、ネット検索して初めて知ったので、間に合いません・・・。
今度行ったら、調べます。
サンヨウアオイとミヤコアオイ、外観からも区別できるようです。
サンヨウアオイは萼筒が6つにくびれていて、
ミヤコアオイは萼筒に12~16ほど筋が入っているがくびれない。
ということは、これは筋が見えるだけなので、ミヤコアオイですね。
(花友Hさんから教えていただきました。いつもありがとうございます。)
おまけは目の前を横切って落ち葉に隠れたクロコノマチョウ、
ほんとうにかくれんぼが上手です。
いろいろな種類の花が咲く楽しい湿地でした。