毒のある花
お迎えしたシムさんには
指一本触れさせない。
ちょっと危ない人魚たちのお話。
自作シム同士の恋愛
自作シムとタウニーとの
恋愛描写がありますが
プレイヤーはセーブデータ毎に
それぞれのシム生があると思ってます。
DLされた先での恋愛、結婚は
自由にしてください。
お願いします。
また私自身も別データでは別のシムと
カップルにしたりして遊んでます。
うちのシムに関しては
そのような扱いをしておりますが
お迎えした子に関しては
作者様の意向に合わせております。

※このお話はリラがバチェラー敗退直後に考えていたお話です。
まだこのときはもう一度別のバチェラーに行くとは思ってませんでした。
今までのお話
第二話
バチェラー敗退後
Tartosa
デラモーレ湾
リラ
「振られちゃったなぁ…」
ブロディ
「リラちゃん…?」
リラ
「ブロディさん…!?」
ブロディ
「リラちゃん!
やっぱりリラちゃんだ…もう会えないかと思った…!」
リラ
「ブロディさん…なんでここにいるの?」
ブロディ
「リラちゃんが去ってから、ついここにきてしまうんだ。
リラちゃんがいない日常に…耐えれなくて…」
リラ
「ブロディさん…。
リラもだよ、寂しかった…!
知らない人ばっかりの場所でみんなリラと仲良くしてくれなくて…!」
※大嘘
ガブくん、りゅうやくんを弄び、さらにはイイコトまでして勝手に嫉妬して敗退した女。
ブロディ
「リラちゃん…可哀想に。
でももう大丈夫だよ、僕がいるからね…」
リラ
「ありがとう、ブロディさん…」
・
・
・
リラ
「んー、でもやっぱもっとイケメンがいいなぁ…。
ブロディさんも悪くないけどちょっとおじさんなんだよねー。
あ!そうだ!あのサメくん今もいるかな!?
確かSulaniだったよね」
・
・
・
Sulani
オハナリ・ビーチ
リラ
「…あれ…?」
カグラ
「ねぇねぇヤマさーん!
ブランコ押してー!」
緑山
「おー!いいぞー!」
カグラ
「きゃー!最高ー!」
おーしゃん
「ラブカくんも薫ちゃんも幸せそぉやねぇ」
ジョシュア
「そうだなぁ」
おーしゃん
「ヘルちゃんやナニモワーくんも来れたらよかったねぇ」
ジョシュア
「…ヘルさんは姿が違うけどいるらしいよ。
ナニモワーくんも過去の姿でいるってさ」
おーしゃん
「…んー?
どういうことやろ?」
リラ
「なに、これ…」
・
・
・
リラ
「ねぇ、ラブカくん?よね?」
ラブカ
「ん?そうだけど、ごめん、俺会ったことあった?」
リラ
「え?リラだよ?覚えてない?」
ラブカ
「ごめんね、初めて会ったと思ったけど、違ったかな?」
リラ
「まさか…世界線が…違う…?」
ラブカ
「?」
リラ
「あ、そうかな?リラは会ったことあると思ったんだけど!
あのね、私リラだよ、リラ ラチエール」
ラブカ
「君も人魚なんだね、よろしく、俺はラブカ、ラブカ フィッシャーだ」
薫
「ラブカくーん!」
ラブカ
「あ、ごめん、早く泳ぎすぎちゃった」
薫
「大丈夫!でもやっぱラブカくん早いねー!
…?
こんにちは!あなたも人魚なのね!
とっても可愛い!!」
リラ
「え…」
ラブカ
「はは、でも薫の方が可愛いよ」
薫
「ふふ、ありがとう、ラブカくんの人魚姿もすごくかっこいい!」
ラブカ
「ホント?」
リラ
「…くっそ…」
ラブカ
「ん?」
リラ
「イチャついてんじゃねーよこのサメ野郎!
やるなら2人でやってろ!!!」
ラブカ
「…」
薫
「…。
なんか、悪いことしちゃったかしら…?」
ラブカ
「いや、放っておこう…。
関わらない方がいいよ…」
リラ
「くっそ!
あいつは…?
医者だった時にいたあいつはどうだ…!?」
・
・
・
Oasis Spring
リラ
「つっても住んでるとこ知らないんだよね…。
世界線違うらしいし…前はここら辺に住んでたけど…」
ジャレッド
「えー、じゃあこのバー結構可愛い子くんの?」
ダン
「んー、まぁまぁかな。
それより最近この辺に越してきた女の子たち知ってるか?」
ジャレッド
「え、知らねぇ、だれだれ!?
どんな子!?」
リラ
『…遊び人?
いや、それ以下か。
あいつらじゃダメ、リラのこと大事にしてくれないし。
はぁ…いないのかな』
・
・
・
Oasis Spring
ラトルスネークジュース
リラ
「見つからなかったな…」
ジャレッド
「こーんにちは!」
リラ
「…なにか用事ですか?」
ジャレッド
「可愛い女の子1人で飲んでるの見つけたからさ!」
リラ
「それリラのこと?嬉しいなぁ!
でも今日はもう帰るんだ、ごめんね!」
ジャレッド
「待ってよ、誰か探してるんでしょ?」
リラ
「…なんで、そんなこと聞くの?」
ジャレッド
「当たりだ!
誰探してんの?」
リラ
「…とあるシムを…」
ジャレッド
「名前わかる?
この辺に住んでんの?」
リラ
「エノック…
エノック フィールド」
ジャレッド
「…へ?」
リラ
「え?なんですか?」
ジャレッド
「え?キミ…エノックの知り合い!?」
リラ
「知ってるの!?」
ジャレッド
「いやまぁ知ってるっていうか、俺エノックの兄貴だし」
リラ
「え…?」
ジャレッド
「俺はジャレッド、ジャレッド フィールド、エノックの兄だよ」
リラ
「私は…リラ ラチエール…です」
ジャレッド
「エノックとは…どういう関係か、聞いてもいい?」
リラ
「…たぶん、初対面」
ジャレッド
「初対面?
なにそれ、一目惚れかなんかだったの?」
リラ
「…まぁ、そんなとこ」
ジャレッド
「ふぅーん…でも残念、エノックは今この街にいないよ」
リラ
「え、嘘でしょ?」
ジャレッド
「ホント、引っ越したんだ」
リラ
「あの、引越し先って…教えてもらえません?」
ジャレッド
「んー、そうだねぇ…。
俺もエノックの兄だからさ、弟に変なのがくっつくのは嫌なんだよねぇ…」
リラ
「…変なのって…。
もしかしてリラのこと?」
ジャレッド
「会ったこともないのに住んでた場所を知ってる。
名前も知ってる。
おかしいでしょ、普通」
リラ
「…それは…別の世界で会ったのよ」
ジャレッド
「別?
もしかしてイエティちゃんの?」
リラ
「は?イエティ?」
ジャレッド
「あれ?違うの?」
リラ
「なによイエティって」
ジャレッド
「エノックさ、バチェロレッテに行って帰ってきたんだよ」
リラ
「バチェロレッテ…!?」
ジャレッド
「そ、だからてっきりその関係なのかと思ったけど」
リラ
「…あいつ私と別れてからそんなこと…!」
※本当はエノックがバチェロレッテに行ったあと、別データでリラと付き合ってます。
ジャレッド
「なに、リラちゃんってエノックの元カノ!?
…あれ?エノック今まで彼女とかいたことないと思ったけど…」
リラ
「だから別の世界での話よ!」
ジャレッド
「あぁ、そういうことか」
リラ
「ちょっと!」
ジャレッド
「…なに?」
リラ
「エノックの居場所教えなさいよ!」
ジャレッド
「…やだ」
リラ
「なんですって…?」
ジャレッド
「俺、悪い女って好きじゃないんだよね、たぶんエノックも。
だから教えない。
じゃーねー。
あんまこの辺うろつくなよー」
リラ
「…なにあいつ!!
感じ悪いし最低!」
リラ
「くっそ…こうなったら…絶対にエノックを見つけ出してもう一度私のものにしてやる…!!!」
続く…
本当はこのままで終わる予定でしたが、リラがもう一度別のバチェラーに行くことになったのでお話は続きます。
しばしお付き合いお願いします。
しかし今後のリラの話にエノックもジャレッドも出てきません。
匂わせておいて申し訳ないです
Thanks!!
ままゆさん
最後まで読んでいただき
ありがとうございます
次回、第三話
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