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 毒のある花

お迎えしたシムさんには

指一本触れさせない。

ちょっと危ない人魚たちのお話。

 

自作シム同士の恋愛

自作シムとタウニーとの

恋愛描写がありますが

プレイヤーはセーブデータ毎に

それぞれのシム生があると思ってます。

 

DLされた先での恋愛、結婚は

自由にしてください。

お願いします。

 

また私自身も別データでは別のシムと

カップルにしたりして遊んでます。

 

うちのシムに関しては

そのような扱いをしておりますが

お迎えした子に関しては

作者様の意向に合わせております。

 

※このお話は自作シム「リラ ラチエール」を最初に共有した時に考えていた内容です。

とはいえただの妄想なので、お迎え先でのリラとは無関係です。

 

育成の様子はこちら。

 

 

 

 

第一話

 

Tartosa
デラモーレ湾

 

 

ブロディ

「なんだよ弟のやつ、急に指示した家に行けだなんて…」

 


ブロディ ピーターソン
パーソナルトレーナー

 

 

 

リラ

「あのシム…」

 

 

リラ

「こんにちは、何か御用ですか?」

 


リラ ラチエール

医者

 

 

ブロディ

「え!?えっと、すみません!怪しいものじゃないんです!あの!」

 

リラ

「ふふふ、たまにね、間違えられちゃうんです。

ビーチじゃなくて、ここはリラのお家ですよ」

 

ブロディ

「あ、そ、そうなのか…。

これはすみません、も、もう帰りますので…」

 

 

リラ

「待ってください、よかったら、お茶でもいかがですか?

リラのお家、小さいけど…」

 

ブロディ

「あ、あの…はい…」

 

 

恋に落ちるのに時間はかからなかった。

 

 

 

リラちゃんは可愛くて、寂しがりやで、僕がいないとダメなんだ…。

 




Oasis Springs
ピーターソン家

 

 

 

ジョセフ

「なぁ、兄貴さ、この前教えた家あったろ?

あの家の女とヤッた?」

 


ジョセフ ピーターソン

犯罪者

 

 

 

ブロディ

「な!?なんだよ急に!!」

 

 

ジョセフ

「…へぇ、その反応じゃあ…ヤったんだな。

年齢=彼女いない、そんな冴えないオッサンでもあの女はヤるのか…」

 

 

ブロディ

「なんだ急に帰ってきたと思ったらそんな話!!!

…ん?そういえばお前があの家に行けって言ったな?

なんでだ?なんの理由があるんだ?」

 

ジョセフ

「…兄貴は…知らないでいいよ。

ま、あの女と仲良くな」

 

 

ブロディ

「なんで弟がリラちゃんを…?」

 

 

僕の中でリラちゃんへの疑惑はどんどん膨らんだ。

もしたら弟とリラちゃんは関係があって、僕を嘲笑うためにハメた?

でも…リラちゃんの愛は本物だ。

だから、信じたかった…。

 




Tartosa
デラモーレ湾

 

 

ブロディ

「リラちゃん…!?」

 

 

ブロディ

「どういうことなんだ!?誰なんだお前は!!」

 

 

エノック

「え?待ってよ、おじさんこそ誰?リラ?どういうことなの?」

 


エノック フィールド
医者

 

 

リラ

「こわいよ、怒らないでよ…」

 

 

ブロディ

「リラちゃん…なんでその男と…!?」

 

リラ

「それは…」

 

ブロディ

「どういうことなんだ!!リラちゃんは僕だけを愛してるって言ってただろ!?」

 

リラ

「…ぅるっさいな!!!リラが寂しい時に一緒にいてくれなかったくせに!!!」

 

エノック

「…え?リラ、このおじさんとも付き合ってるの!?」

 

 

リラ

「お前もだよ!!アタシが呼んだらすぐ来いよ!

来てくれないからいけないんだろ!?」

 

エノック

「……えぇ…なにそれ…」

 

リラ

「リラは悪くない!おまえたちがいけないんだ!!」

 

ブロディ

「リラちゃん…」

 

エノック

「あの、僕はもう帰るよ…。また、明日ね…」

 

 

ブロディ

「明日…?明日だって!?あの男とは毎日会ってるのか!?」

 

リラ

「職場が一緒なだけ…。

ねぇ、ブロディさんはリラと一緒にいてくれるよね?

リラのこと捨てないで…ひとりにしないで…」

 

 

ブロディ

「リラちゃん…」

 

僕と二人でいる時のリラちゃんは幸せそうで、可愛くて、愛おしくて。

でも、彼女は…。

 



 

 

 

ブロディ

「あれは…!?」

 

 

ブロディ

「リラちゃん、どういうこと?

今海の中でその男とキスしてたよね!?」

 

リラ

「ブ、ブロディさん…」

 

 

ラブカ

「ん?リラ?」

 

リラ

「あ、あのね…これは違くて…

リラが好きなのはブロディさんだけだよ?」

 

 

ラブカ

「は?ちょっと待ってよ。

このおじさん誰?

今好きって言った?」

 


ラブカ フィッシャー

自然保護活動家

 

リラ

「ラ、ラブカくん…」

 

ラブカ

「リラ、君もしかして、このおじさんともそういう関係なの?」

 

リラ

「……」

 

 

ラブカ

「はぁ、もしかして俺にもそのおじさんにも同じこと言ってる?

本当に最低だと思うよ、そういうの」

 

 

リラ

「ラブカくん…。

待ってよ…」

 

ラブカ

「もう君と話すことなんかないよ」

 

 

リラ

「待ってって…

待てっつてんだろ!?」

 

ラブカ

「え?」

 

リラ

「私に説教していい気になってんじゃねぇよ!!

お前が私のこと一番好きって、大事にするって言ったんだろうが!!!」

 

ブロディ

「リラちゃん…」

 

 

ラブカ

「逆ギレ?

はぁ、もうこれ以上話したくないよ。

せめて少し冷静になってからにしたら?

じゃあね」

 

リラ

「う、うぅ…」

 

ブロディ

「リラちゃん…」

 

 

リラ

「だって、寂しいんだもん。

一人だと寂しくて、誰かそばにいて欲しくて…。

ブロディさん…。

ブロディさんはリラのこと一番大事にしてくれるよね…?」

 

ブロディ

「…はぁ」

 

 

ブロディ

「…うん、僕はリラちゃんのこと離さないよ」

 

リラ

「ありがとう…」

 

 

半分くらい気づいてた。

リラちゃんが必死で僕を繋ぎ止めようとしてること。

騙されてるって、わかってた。

僕はリラちゃんの中で、どんな存在なんだろうか…。

 




Oasis Springs
ピーターソン家

 

 

 

ジョセフ

「兄貴!!

あの女どこやった!?」

 

ブロディ

「え?なんだい?急に…」

 

 

ジョセフ

「うるせぇなリラだよ!!

今日急にあの女が消えたんだ!」

 

 

ジョセフ

「お前がどっか匿ったんだろ!?」

 

ブロディ

「は?

…いなくなった?リラちゃんが?」

 

 

ジョセフ

「…なんだよ、兄貴も知らねぇのかよ?」

 

 

ブロディ

「ジョセフ、どういうことだ?

なんで僕とリラちゃんを会わせた?

なんでリラちゃんが消えた?

なんで…お前はリラちゃんを知ってるんだ?」

 

 

ジョセフ

「落ち着けよ…。

それに、俺は知らねぇよ。

名前と顔、職場は知ってる。

でもそれ以上は何も知らねぇ」

 

 

ブロディ

「じゃあなんで僕とリラちゃんを会わせたんだ?」

 

ジョセフ

「兄貴の思い込みの強さなら、リラに惚れると思ったんだよ」

 

ブロディ

「…どういうことだ?」

 

 

ジョセフ

「俺はリラの監視を頼まれただけなんだよ。

でも…そういうの面倒だし俺はあの女にあんま興味ねぇし。

だから兄貴が惚れたら兄貴から情報もらえるしいいかなって…」

 

 

ブロディ

「リラちゃんの、監視だって!?

なんでそんなこと?」

 

ジョセフ

「知らねぇって!」

 

 

ブロディ

「じゃあ誰に頼まれた!?」

 

 

ジョセフ

「…上司だよ。

それ以上言えねぇよ。

俺の仕事、知ってんだろ?」

 

ブロディ

「…リラちゃんはジョセフの仕事と関係ないだろ?」

 

 

ジョセフ

「…やっぱ知らねぇんだな」

 

ブロディ

「え?」

 

ジョセフ

「あいつが医者になった理由」

 

ブロディ

「どういうことだ?」

 

 

ジョセフ

「…医者と悪人だぜ?

これだけでどれだけの悪事が思いつくかわかるか?」

 

ブロディ

「悪人?誰が…」

 

 

ジョセフ

「リラだよ。

兄貴それさえ気づけなかったのか?」

 

ブロディ

「あ…そ、そんな…」

 

ジョセフ

「弟の俺が悪人だから慣れすぎて気づかなかったか?

しかし、働いてた病院にもいねぇし、どこ行ったんだ?あいつ…」

 

 

ジョセフ

「早く見つけねぇと、リラだけじゃなく俺たちの命も危ねぇかもしれねぇし…。

兄貴もリラがいないと困るんだろ?」

 

ブロディ

「…そう、だね…。

よし、探そう!」

 

 

リラはまるぼさんの世界に向かいました。

こちらでもメンヘラムーブかましてて申し訳ない…。

というかこんなシムになると

思わなかったんですすみませんw

被害者の皆様、ごめんなさい。

そしてこのお話のリラと関係を持った

エノックとラブカですが、

それぞれバチェロレッテに向かう前のお話。

その上バチェロレッテに提供した子は

リラに食べられる前の個体。

2人とも綺麗な身体でチャレンジに望んでいますので

皆様どうぞご安心ください(笑)

 

 

 

続く…

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます

キラキラお願いキラキラ

 

 

 次回、番外編

 

 

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