皆さま、こんばんは🌟
我が千葉県は1873年6月15日に誕生し、今年は誕生150周年のアニバーサリーイヤーになります。
そんな千葉県を巡る旅の第1弾!
今回は利根川を主役にした旅となります☝
本ブログではちょくちょくネタにすることのある利根川。
■利根川について
鉄道や自動車のない時代、物流の主役は水運でした。銚子・九十九里で採れた水産物は利根川を上り、木下にて荷揚げをし、木下街道で本行徳まで運ばれ、本行徳から再度行徳船に積み込まれて江戸へと運ばれておりました。
明治時代になり近代化が進むと利根運河が開削され、利根川と江戸川が接続されるようになります。すると物流の中心は水運となり、水運が日本の近代化を支えてきました。
しかし、大正時代になると鉄道が相次いで開業し、利根川の水運は廃れていきました。
このように利根川は江戸(東京)の台所を支えてきました。
そんな利根川を辿る旅となります☝
最初の目的地は取手です。
千葉県の旅と言いながら目的地は茨城県・取手です笑
と言うのも取手には今となっては貴重な利根川を航行する航路があり、今回はそれに乗ります🚢
まずは松戸駅から常磐線に乗り込みます🚃
9:47発、快速土浦行き🚃
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231202/13/krkr-uta/42/0b/j/o1080081015371873790.jpg?caw=800)
定刻になると船は向きを変えて出航🚢
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231202/13/krkr-uta/52/31/j/o1080081015371875012.jpg?caw=800)
天気も良く澄んでいて風もないので空と川面が鏡写しになっています😍
なんて綺麗な景色✨✨
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231202/13/krkr-uta/99/66/j/o1080081015371875015.jpg?caw=800)
船内では小堀の渡しについての説明が流れております。
■小堀の渡しとは
利根川はかつて南に蛇行する形をとっており、それが故に荒天時には氾濫してしまい、水害を引き起こしていた。そこで開削工事を行い、流路を直線に改めることにした。そうして現在の形の利根川が完成した。当時の掘削幅は70m程度であったが、その後も改修工事を重ね、現在では250m程度にまで拡幅されている。
しかし利根川の流路を改めたことによって小堀地区が川により分断されてしまった。そこで小堀地区を対岸と結ぶ上の渡し、中の渡し、下の渡しが運航開始。また上流には水戸街道を渡す取手の渡しも存在しており、4航路が設定された。
だがその後、大利根橋が架けられたことにより、取手の渡しが廃止、その後モータリゼーションの波を受けて上・下の渡しが廃止。残った中の渡しが小堀の渡しとして残っている。
近年では小堀地区へのコミュニティバス🚍の運行開始により、小堀の渡しも打撃を受けた。そこで観光航路としての舵を切り、今に至っている。
このような説明放送を聞きながら過ごしていると小堀渡船場が見えてきました👀
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231202/13/krkr-uta/77/fc/j/o1080081015371875021.jpg?caw=800)
続く……
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