ドイツ在住歴約20年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
フランクフルト
メール講座の読者様より、
「ドイツ語の単語が覚えられません」
とご相談いただきました。
これについては
私も有り余るぐらい、
身に覚えがありすぎます(-_-;)
単語といわず日舞の振りだって、
わずか30秒の振りを
覚えるのも時間がかかります。
でもこれは、
人の脳の構造を考えると
当然のことのようです。
私はドイツの通信大学で
心理学を学んだのですが、
人間の脳が物事を
どう記憶するか学びました。
それによると、
人が物事を記憶するには
3つのステップがあります。
・ 短期記憶
↓
・ 中期記憶
↓
・ 長期記憶
単語の記憶というのは
短期記憶を中・長期記憶に
転換していく作業です。
そして短期記憶を
中・長期記憶にする方法も
色々あるのですが、
今日は一部だけご紹介します。
チャンクという言葉を
聞いたことがありますか。
チャンクとは
「(ひと)かたまり」という意味です。
単語を分解して
チャンク化していくことで、
ひとかたまりごとに単語を
覚えていく方法があります。
ドイツ語の単語って
たまに長いんですよね(;'∀')
例えば滞在許可は
「Aufenthaltserlaubnis」
と書きます。
チャンク化すると
「Auf-ent-halts-er-laub-nis」。
そして、ひとかたまりずつ
覚えていきます。
つまり、
「Auf」をまず覚えたら、
次は「ent」…というように
ブロックごとに覚える。
その次で「f」の次は「ent」で…
とブロックごとに
つながりを覚えていきます。
そして、そのチャンクを
何度も復唱することで、
記憶が形成されます。
中長期記憶の形成に
復唱が役に立つというのは
すぐにイメージが沸くでしょう。
例えば日舞も全く同じ。
お師匠先生が
振りを30秒ぐらい?ずつに分けて
何度も教えてくださいます。
そして私自身が
何度も繰り返すことで、
とりあえずその時は
覚えることができます。
でもこれまだ短期記憶なので、
すぐに脳から
消去されてしまいます。
最近のことですが、
お稽古が終わった3時間後に
復習しようと思ったら、
キレイさっぱり忘却していました(;'∀')
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220521/00/kristallzucker/16/be/j/o0640051615120885974.jpg?caw=800)
確かに短期記憶とはいえ、
3時間って短くないですか?
自分でもビックリしました(-_-;)
でも短期記憶を
中・長期記憶に変換するには、
繰り返すしかありません。
なので私も
振りを覚える段階の時は、
できるだけ復習として
繰り返すようにしています。
それでも忘れてしまう
部分がありますが、
1週間何もしないよりは
記憶に残っているはずです。
一瞬見ただけで、
「パッ」と覚えられる
特殊能力を持つ人もいますが、
それはごく一部の人のみ。
大抵の人が単語を覚えるには、
短期記憶をどうにかして
中・長期記憶に
転換するしかありません。
それには復習が欠かせません。
脳は毎日頑張って
働いてくれています。
なので焦らず、
語学学習は楽しみながら
復習を何度もして、
継続をしていきましょう♡
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