こんにちは、
世界のどこにいても
自立していたいあなたの
キャリアとマインドをサポート
ドイツ会社歴16年
グローバルキャリア・アドバイザー
ブットラー惠子です。
Braunschweig
私はドイツに
住み始めて、もうじき18年。
ドイツ語で
シゴトもしているけれど、
それでもやはり、
たまにドイツ人が
言っていることが
理解できない時があります。
単語が分からないのが理由
という時も
あるかもしれません。
でも
語学力以外の理由も
あります。
それには例えば、
こんな理由が考えられます。
①まったく想定外なことを
人から言われた。
②文化的な背景が分からない。
③概念が違う、存在しない
人はたいてい
成長していく過程で
日常生活で
ある状況を繰り返しています。
人間の脳は省エネ。
なので
「この状況ではこうなる、
こう言われる」
というのを記憶していて、
予測しています。
だから、
何らかの理由で
まったく想定外のことを
人から言われると
一瞬「?」となります。
私が昔、
ドイツのスタバで注文した時
急に店員さんから、
「あなたの名前はキム?」
と聞かれ、
思わず聞き返しました。
きっとその店では
キムという名前の韓国人の
お客さんが
多かったのでしょう。
だからきっと私のことも
「キム」さんだと
かまをかけたですね。
でも急にそう言われても、
こちらは
「は?」
となります(-_-;)
そして②の文化的な
背景が分からないから
意味が分からない、
というのも多いと思います。
例えば
"Aprilwetter"
直訳で「4月の天気」という表現。
"Aprilwetter im September"
「9月に『4月の天気』」
と言われても、
ドイツに住んでいない人には、
意味が分からないでしょう。
ドイツの4月の天気は
変わりやすい。
なので"Aprilwetter"は
変わりやすい天気のコトを
指します。
③も②に似ていますね。
ドイツには
「ストレスを発散する」
という概念がありません。
いえ、
自由気ままなドイツ人でも
ストレスが
ない訳ではないんです(;'∀')
日本人は
ストレス発散に
カラオケや、
スポーツに行ったりしますよね。
でもドイツ語圏では、
ストレスが溜まったら
発散するのではなく、
「リラックス」するんです。
英語圏では、
「ストレスを和らげる」
だから、
「ストレスを発散」という
表現はありません。
これと同じことが
日本人が
外国語を理解する時にも
起こるわけです。
ではこれらを
克服するにはどうすれば
いいのか。
それには、
いくら単語の勉強だけ
していても足りません。
外国語を話すには、
この言葉を話す国に
興味を持つことが大切です。
今例え、
すでに外国に住んでいても
その国に興味がないなら、
きっとその国の言葉も
習得しにくいはずです。
だから、
その国の文化を学び、
言語の感覚を身に付ける。
そのための方法は
シンプルですが、
外国語の本やネットで
記事を読むこと、
海外のドラマや映画を
観ること。
これしか方法はありません。
語学の学習は長期戦です。
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