語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う☆
ドイツ在住歴約２０年
海外フリーライフ・アドバイザー
ブットラー惠子です。
ドイツはもう雪が降り始めました❄
先日のセッションで、クライアント様から
私がドイツ企業で働ける語学力を
どう身に付けたのかご質問いただきました。
私は普段、勤務先では
英語とドイツ語で働いています。
社内や国内の配送業者、
スイスやオーストリアなどの
ドイツ語圏のお客様とはドイツ語。
そしてイギリスやアメリカ、
オーストラリアなどの英語圏を初め、
文字通り世界中のお客様と
英語でやりとりしています。
英語は学校で
習っていたことを考えると、
かなり長い期間
勉強していたことになります。
とはいえ、私は中学校では
英語は赤点だったり、成績も下から
数えた方が早いぐらいだったので、
勉強した期間には入らないか(;'∀')
ドイツ語に関しては、
本当に挨拶しか分からないレベルで
ドイツに来ました。
だから語学学校でも、当然
初心者クラスからスタート。
文法も単語も全てドイツ語で
学んだので、もしかしたら
日本語で学ぶのより
大変だったかもしれません。
例えば、文章内で出てきた「Rundfunk」
という単語の意味が分からず、
先生が、塔から何かが発射されている絵を
黒板に必死に描いてくれました。
それでも分からず、
結局隣の席のアメリカ人が英語で一言、
「broadcast（放送）」と
教えてくれたこともありました。
でも集中して学んだおかげで、
辛かったけど(-_-;)、
早く習得できたとも思います。
だけど私の場合、語学の学習法は、
何語であろうと同じスタイルです。
私が何語であろうと、あえて
力を入れるのは、スピーキングです。
だから日本では
英会話教室にも通ったし、
ドイツでは語学学校の休み時間に
友達と沢山話す努力をしました。
もしくは放課後、
日本人意外の友達と毎日のように
ランチやお茶に行きました
（楽しかったなぁ♡）。
日本人の学習スタイルって
単語を覚えて、
問題集で文法問題を解く、
というのが一般的です。
単語や文法力は基本だから、
それはそれで良いのですが、
外国語を話したり書いたりするのとは、
また別の能力です。
つまり外国語で
話せるようになるには、
そのための練習が必要です。
そもそも日本人は受け身なので、
聞き手に回ってしまって、
語学学校の授業でも
話を切り出すのが苦手です。
私も勇気を出して何か言おうと思ったら、
他（の国出身）の積極的な人に
先に言われてしまう、
ということもよくありました。
でも海外では打ち合わせなどで
発言することで
会議に参加しているといえるので、
「何か言う」というのは重要です。
だからスピーキングの
練習をするというのは、
海外で働く上で、とても大切なことです。
それに、スピーキングに
力を入れて勉強しておくと、
海外での面談でも、自己アピールが
しっかり出来るようになります。
正直言うと、私は英検２級、
TOEICも６００点台しか持っていません。
もし私が日本に帰国して
外資企業に転職を目指すなら、
TOEICの勉強をしないと
いけないかもしれません。
でも私はドイツでの仕事において、
英語やドイツ語で仕事をするのに、
ほぼ支障はありません。
だからあなたが
日本国内の外資企業ではなく、
海外で働きたいのなら、積極的に
スピーキングの練習を取り入れましょう。
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