海外就職・移住は少しずつ準備を進めよう♡

語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡

ドイツ在住歴約２０年

海外キャリアデザイン・アドバイザー

ブットラー惠子です。

日本在住のクライアント様からの

ご相談でとても多いのは、

最初の一歩が踏め出せない、

というご相談。

私が初めて日本を出て

海外に行ったのは

高校１年生の夏休み。

学校が主催する

アメリカでの語学プログラムと

ホームスティへの参加でした。

なんせ勉強してなかった子なので、

英語も完全に

舐めてたんですよね(;'∀')

アメリカに行けば簡単に

しゃべれるようになる、

ぐらいに思ってました。

でもアメリカ行きの飛行機で

フライトアテンダントさんが

言っていることが分からず、

いっきに現実を目の当たりにしました。

学校から引率の先生が居たし、

私より英語が分かる同級生も

沢山いました。

そのおかげで、

とりあえず学校では

なんとか乗り切ることができました。

一方でホストファミリーと

一人きりになる滞在先では、

言いたいことが言えない。

当然テレビを観ても分からないし、

ゆっくり話してくれているのに

ホストファミリーが言うコトも

あまり分からない。

全部で３週間の滞在でしたが、

最初の１週間は、

正直ホームシックだったし、

こんな日々が続くかと思うと憂うつでした。

でも時間が解決してくれる、

とはよく言ったものです。

学校で授業を受けるうち、

アメリカ人の先生が言っていることが、

少しずつ分かり始めました。

先生に指名されて

質問の答えをしていくうち、

少しずつ片言ですが、

話すことにも慣れてきました。

そんなある日、

学校帰りだったか週末だったか

学校の友達と

ショッピングセンターへ行きました。

音楽ショップで洋楽好きな友達は、

好きなアーティストの

CDを１枚を見つけたようです。

でも買うのを躊躇していました。

どうしたのか聞くと、

プラスチックケースに

少しヒビが入っていました。

日本なら日本語で

ヒビが入っていないものが

あるかを聞くのは、

問題はありません。

でもアメリカ人に

英語で話しかけることに

友達は躊躇していました。

私は少し考えて、

彼女の代わりに

店員さんに思い切って

英語で話しかけました。

「cracked」が正しい表現

だったのでしょうが、

そんな高度？な単語は知らず

ケースを見せながら言いました。

「彼女はこのＣＤを買いたい。

でも"this is broken"

（これは壊れています）」

若い店員さんは

ちょっと苦笑いしながら、

これは「broken」じゃない、

ヒビだよ、と言いました。

そして代わりの品はないからと、

いくらか割引してくれました。

見知らぬアメリカ人に

英語で話しかけて、

それがなんとか通じた！

私は小さな成功体験に

とても気持ちが高まったのを

覚えています。

最初のステップは

誰だって怖いモノです。

上手くいかなかったらどうしよう。

周りから変に

思われたらどうしよう。

特に海外移住や就職は、

どうしてもステップが大きくなる。

日本で英語を使って働いていたって、

海外にパートナーがいたって、

自分の環境を大きく変えることには

違いありません。

だから多くの人は

不安で躊躇してしまう。

当然のことですよね。

だけどだからって、

1年後、3年後も今と同じ所で

同じことを考えていたら、

その時あなたはどう思うでしょう。

あの時一歩を

踏み出しておけばよかった

と自分にモヤモヤしたまま

日々を過ごすことに

なるのではないでしょうか。

だから海外移住・就職は

自分の中で少しずつ

準備していくのがおススメです。

⇒ 語学もテキストを読んで

覚えるだけでなくて、

話す機会を自分から見つけに行く。

⇒ 海外で働いている自分、

生活している自分をイメージしてみる。

⇒ 英語や外国語で

履歴書を用意していく。

そうやって今の場所で

できることをやったら、

あとは一歩を踏み出すだけ。

つまり求人を探したり、

海外に行ってみる。

そうすると、

思っていたよりすんなり、

物事が進む場合だって

多くあります。

もし思う通りに行かなくても、

一歩を踏み出すことで、

次の道は開けてくるものですよ。

少しずつステップを踏んで、

コンフォート・ゾーンから

出ていくようにしましょう♡

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ブットラー惠子のプロフィール

2002年にドイツ語力ゼロで渡独。

ドイツ語の語学学校に

8か月間通った後、

インターンシップなどを経験。

2004年に日系企業に就職。

以降、日系企業3社に勤務し、

ドイツ人チームのリーダー

や人材採用、育成に関わる。

働きながら

ドイツの通信制大学で

心理学を本格的に学び、

心理アドバイザーとしての

修士を2016年に取得。

現在は、

ドイツ現地企業で

英語とドイツ語で

海外営業を担当。

GCS認定コーチ

ドイツCOP認定キャリアコーチ

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