ドイツ在住歴約20年
海外フリーライフ・アドバイザー
ブットラー惠子です。
今週はちょっと
抽象的なテーマが多くなったので、
今日はビシッと(?)実務編です。
以前SNSで、
ドイツ人の旦那さんと一緒に、
旧東ドイツに住んでいる方の
投稿を目にしました。
「日系企業は周りにはない。
ドイツ人でも仕事が
見つかりにくい環境。
私はおまけに
ドイツ語が出来ないんだから、
就職なんて出来る訳ない」
という内容でした。
以前も書きましたが、
旧東ドイツは
経済が停滞しています。
東西ドイツ統一後、
西側の製造企業が
旧東側に
進出するかと思われていました。
ところが実際には、
西側の企業は、
東ドイツよりもっと賃金の安い
ポーランドやチェコへ。
その影響で、
旧東ドイツは失業率も
旧西ドイツより高く、
賃金の平均も低いままです
(その分生活費も
安いんですけどね)。
当然日系企業の進出は
限られています。
そういった意味では、
日本人である
メリットを活かせる
チャンスは確かに低い。
でもここ数年、
就職=会社に出勤
ではなくなりました。
つまりネットさえあれば、
出来る仕事が増えました。
特に昨年から
コロナでこの傾向に
拍車がかかっています。
ドイツ人やEU出身の方と
結婚している方の場合、
滞在ビザの問題はありません。
でも語学力やスキル不足で
就職できないと
思っている方が多い。
だから、
本当に就職したいなら、
とりあえず
労働局に失業者登録、
してみませんか。
ドイツの労働局は
Bundesagentur fuer Arbeit
と言います。
ドイツ語が出来ないから、
登録しても
仕事の斡旋は来ない、
と諦めるのは早計です。
失業者登録すると、
語学レベルに合わせて、
ドイツ語のコースに行かせてくれたり、
学歴や職歴に合った
職業訓練の斡旋をしてくれます。
もちろん登録にも
ドイツ語力は必要です。
でもパートナーがドイツ人か
ドイツ語が出来る人なら、
手伝ってくれるはずです。
あなたが本気で働きたいと
思っていれば、なお更です。
もちろん
失業者登録しなくても
ネットさえあれば
日本語で出来る仕事は
自力で探そうと思えば
探せるはずです。
だから
周りに日系企業がないから
就職できない、
というのは、
間違った決めつけ。
情報収集が足りないか、
滞在ビザがあるから、
そんなに必死じゃないのかも
しれません。
ドイツで就職したい!
と思っていても、
今日本在住の方は
ドイツに来れません。
だから、どこであろうと
今ドイツに住んでいるのなら、
もうそれだけで
一歩先を行っているんです。
だけど動かないと、
さらなるチャンスはやってきません。
本気で海外で働きたいなら、
出来ることから
していきましょう♡
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