こんにちは、
世界のどこにいても
自立していたいあなたの
キャリアとマインドをサポート
ドイツ会社歴16年
グローバルキャリア・カウンセラー
ブットラー惠子です。
Lingen
日本在住の
クライアントの方々から
お話を伺って思うこと。
それは、
日本はすでに
アフターコロナに向かって
動き出しているのかな、
ということ。
日本は
外国人の入国制限も
緩和したし、
菅首相も外遊に出発したとか。
だけど
日本とヨーロッパでは、
コロナを取り巻く状況に
差が存在している気がします。
ドイツでは夏以降、
テストが簡単に
出来るようになったこともあって、
秋に入って感染者が激増。
ドイツだけでなく、
スペインやフランスも
同じような状況です。
だからといって、
私たちは今まで通り
気を付けて
生活していけばいい、
というのが私見です。
私が個人的に
感心を寄せていること。
それは、
ドイツの倒産回避策です。
ベルリンの国会議事堂
各国同様ドイツにも
倒産申請法が存在します。
会社は倒産したら
通常は3週間以内に
倒産申請をしないといけません。
倒産というのは、
納品業者や社員など
債務者に支払いが出来なくなる
状態です。
債権者保護や
消費者保護の目的があります。
ドイツは少し前に、
コロナの影響で
倒産した会社は
来年1月まで申請しなくて
よい法案を可決。
夏以降の景気回復で、
倒産した会社が
経営を立て直すことを
期待しての法案です。
一見意味があるような政策。
だけど秋から冬にかけて
さらに感染者が増え
外出制限が出たりしたら、
経営立て直しを出来る
会社は減り、
さらに倒産状態の
企業が増える、
と言われています。
だからといって、
パニックになる必要は
ありません。
そうやって
淘汰される会社も
出てくるからこそ、
新しい会社も
ビジネスチャンスも
生まれるものです。
ただしドイツへの就職を
目指している人は、
春以降、
気長に就職活動をする
ぐらいの心積もりが
必要かもしれません。
もちろん職種や
どんな会社を目指すかにも
よります。
だけど、
例え思った通りに
進まなくても
諦めないでほしいんです。
今後の長い人生のことを
考えたら、
半年や1年ぐらい、
待ったり回り道したりしても、
決して長くはないのでは
ないでしょうか。
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