こんにちは、
世界のどこにいても
自立していたいあなたの
キャリアとマインドをサポート
ドイツ会社歴16年
グローバルキャリア・アドバイザー
ブットラー惠子です。
Nordhausen
今日は久しぶりに
年金のお話です。
ヨーロッパの労働環境は、
ワークライフバランス重視。
残業はしないのが基本。
残業するとしても、
週10時間以内。
有給も最低20日から30日。
有給消化率は9割以上、
と言われています。
それでも
ドイツやフランスの
労働者にとってハードなのが、
年金制度です。
現行制度では、
ドイツ、フランスで
年金の満額支給開始は
67歳から。
それより早く
早期定年退職すると、
年金支給額が
控除されます。
控除率は実際に
働いた年数などを
基に計算されるので、
一概には言えません。
では遅く働き始めたら
満額を
もらえるのかというと、
もちろん
そういう訳ではありません(;'∀')
なんと45年間働いたら、
満額で
年金を受け取れるのだそう
(フランスも41年とシビア)。
でも聞けば聞くほど、
政府は
年金の支給額を
あの手この手で
減らそうとしている、
としか思えません(;'∀')
職業訓練を早くから受けて、
60歳まで働けば
45年間
働いたことになる、
という同僚がいます。
でも彼女は45年働いても、
60歳だと年金開始が
早すぎて、
支給額が控除されるんだそう。
年金を支払う年数が
短すぎてもダメ、
年金をもらうのが
早すぎてもダメ、
ということのようです。
そもそも今どき
国の年金制度に
頼っていては
ダメだと思うんです。
私はドイツに移住する前、
ドイツに行くので
地元の区役所で
支払っていた
日本の年金について
相談したことがあります。
当時、
親切な担当者から
こう言われました。
私が定年満期まで
働いても、
97歳まで生きないと
『元は取れない』。
20代前半の私にとっては、
途方もない
話のように聞こえました。
でもこれが、
「年金制度のリアル」
なんですよね。
ドイツでは
年金満額支給開始が
70歳に引き上げられる、
なんて案も
浮上しているようです。
70歳まで
毎日会社に行く
自信ありますか?
私はないです(;'∀')
だからこそ、
働けるうちに
出来るだけ働いておく。
そして、
自分でしっかり
年金保険やお金の増やし方を
考えておきましょう♡
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