こんにちは、
世界のどこにいても
輝きたいあなたの
キャリアとマインドをサポート
ドイツ会社歴16年
グローバルキャリア・アドバイザー
ブットラー惠子です。
今日は、
先日乳がんが見つかった
社長の奥様のその後
（たかが２枚、されど２枚）。
社長は、
最愛の奥様のガンが
分かってから、
会社でも毎日のように
涙目になっていました。
ところがおとといは、
ちょっと興奮しながら
その後の奥様の様子について
話をされました。
幸い手術も無事に終わり、
ガンの転移もなし。
それでも
抗がん剤で？
化学治療は行われるそう
（念のためなんですかね）。
その間はコロナと言わず、
ありとあらゆる病気に
ならないよう、
注意をする必要があるそうです。
それに対し、奥様は
不満らしいのです。
奥様が不満な理由は、
化学治療が続く５週間、
仕事に行けないから。
元々外交的な奥様のようで、
お友達も多いし、
職場の同僚とも
プライベートで仲良しだそう。
コロナでそもそも
外出制限があって、
ガンが発見されてから
全く外出をされていなかった
そうなんですよね。
それなのに、
さらに５週間出れないなんて！
と言って、ご立腹だそう。
どうも、社長にも
八つ当たりしたようです。
社長も顔を真っ赤にして、
「２週間前と人が
変わったようだよ！」
とちょっと怒っていましたが、
わたしには
微笑ましく思えました。
結局人ってないものねだり。
奥様がもしずっと健康で、
仕事が忙して休めなかったら、
もう休みたい！
と思うのではないでしょうか。
何かに文句を言うのは
たやすく
誰にでも出来ます。
「感謝しましょう」
とよく言いますが、
それは普通に
ありがたいと思うことだけに
感謝するのではなく、
返って困難な状況や問題にも
ありがたいと思えるか、
そういうことだと思うんです。
そのために、
ないことより、
あることに目を向ける。
「外出できない」より、
「家に居られる」とか
ということに感謝する。
そして例えば、
「生きられる有難みが分かった」
とか
経験が得られたことに感謝する。
辛い、腹立つ、
というのは当たり前の
感情です。
でもいつまでもその感情に
振り回されていては、
自分が損をするばかり。
一度きりの人生、
どんな時でも
どこにいても
できるだけ楽しく過ごしたい
そう思いませんか。
