こんにちは、
日曜日、
いかがお過ごしでしょうか。
ドイツでは、
日曜日は通常の商店は
営業しません。
日曜に営業してよいのは
パン屋
薬局
ガソリンスタンド
空港や駅内のお店などと一部。
日曜が休みなのは、
元々は宗教的に理由でした。
神が世界を6日間で創造し、
7日目に休息した(=安息日)、
とキリスト教の聖書には
書かれています。
なので昔は
安息日に
家族で教会に行く
という習慣にありました
(今でも年配の方、
熱心な信者は
日曜に教会に行きます)。
それが近代化が進むにつれ
家族が一緒に過ごせる日
という、
労働者の権利
としての意味を
持つようになりました。
それでも
ドイツに来た当初は
なんて不便な法律なの!?
と不満に思っていました。
でも不思議なものですね。
慣れると
気にならなくなります。
それに、
以前と比べると、
実際に便利になっています。
私がドイツに来た
2002年は、
お店が土曜日には1時半に
閉まってしまいました。
それが今では、
平日も土曜もスーパーは
遅くまでやっています。
もちろん
日曜にお店が開いていたら、
さらに便利。
それに日曜にお店を
開けることにしたら
雇用の創設、
経済の活性化に
つながるかもしれません。
だけど
日曜に買い物を出来る
ということは、
人が休みの日に
働いている人がいる
ということ。
1日ぐらい
お店が閉まっていても
正直なんとかなります。
だったら、
みんなが休める日が
1日ぐらいあっても、
私はいいと思います。
それに
買い物だけが
週末の過ごし方じゃない、
そんな風にも思うんです。
ドイツ人の夫と森に行ったり、
本を読んだり絵を描いたり、
買い物や街歩き
以外の方法で
私は日曜を楽しんでいます。
今は友達と会ったり、
ショッピングを自粛
している人も多いでしょう。
ドイツでは
森などへの散歩に行くことを
進めています。
こんな時を利用して、
普段とは違う
時間の使い方をしても
よいかもしれませんね。