不安を忘れようとする人 | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

こんにちは、

 

女性の自立と

海外就職・転職を目指す方の

お手伝いをしたくて、

コーチングを勉強中、

 

ドイツ在住17年のブットラー惠子です。

 

プロフィールは(こちら)。

 

 

少し間が空いてしまいましたが、

今日は久しぶりに

 

私と旦那さんとの

前途多難だった

なりそめについて

 

これまでの話はこちら

 

 

 

元婚約者と借りていた

アパートを出ていくことに

なった私は、

 

まずアパート探しから

始めることに。

 

 

賃貸情報は

 

ネットや新聞広告で

探すのですが、

 

困難を極めました。

 

 

広告が出た当日に電話しても、

 

「もう決まりました」、

 

と言われてしまう。

 

 

きっと電話だと

アクセントで私が外国人だるのが

すぐ分かるからでしょう。

 

 

ドイツもここ数年は

移民が増えたので、

事情は違うのでしょうが、

 

12年前は、

都市でないと、

外国人が住居を借りるのが

幾分難しい状況でした。

 

 

なので、次の手として、

ネットで物件の下見を申し込み、

 

その際に

日本人であることを記入しました。

 

 

ドイツ人は、外国人といえども

日本人に対しては友好的です。

 

だから、

「私は日本人で、ドイツで

何年から仕事をしていて…」と

アピール。

 

すると実際に、すぐ

下見のアポが2,3件取れました。

 

 

そうして、

いくつかの不動産物件を下見して、

 

とあるアパートに

目星をつけた頃、

 

元婚約者から連絡が。

 

 

「今のアパートには

君との思い出がありすぎて、

 

ここで生活するのは無理だ

ということが分かった。

 

君がこのアパートに

残ればいい」

 

 

元婚約者は、当然

感傷的になっていたようです。

 

一方の私は、

何の躊躇をすることもなく、

そのアパートに残ることに決めました。

 

 

そして彼は数日後、

 

私の不在の間に、

ベットと食卓と日用品、

彼の描いた絵だけ残し、

 

そのアパートから出ていきました。

 

 

という訳で、

家具を調達したり、

不要なモノを買い足したり。

 

おまけに車も買い替えしたため、

 

気が付くと、

 

私の銀行口座の貯金は

5万円ほどになっていました。

 

 

外国の地で、

 

再び一人になり、

所持金もわずか。

 

 

 

それでも不安や心細さに

押しつぶされそうにならなかったのは、

 

毎日忙しくして、

あまり先のことを考える

時間がなかったからでしょう。

 

 

 

 

どうなるか分からない

将来のことを考えても

 

不安になるのは当然。

 

 

 

考えて、何か解決策が

見つかるならいいけれど、

 

そうでなくて、

同じ考えがぐるぐると

頭を駆け巡るようなら、

 

忙しくして

考えないようにしてみる。

 

 

私は幸い、

仕事が忙しく残業に追われたり、

 

その時期に日本から姉が

遊びに来ることが

以前から決まっていたので、

 

近郊の街に日帰りで

遊びにいったり。

 

 

すると、

「不安を感じてる自分」を

たいていの時間は

忘れることができました

 

(完全に、というのは

難しいですからね)。

 

 

 

もちろん、この時に

私には新しい彼がいたのも、

大きな支えでした。

 

 

でも、

その彼との関係も

最初は波乱万丈でした。

 

 

続きは長くなってしまうので、また後日。

 

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