隣の女性の涙のワケ(1) | ブットラー惠子 グローバルパーソン向け キャリアコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスの悩みを解決する思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

こんにちは、

 

 

女性の自立と

海外就職・転職のお手伝いを

目指してコーチングを勉強中

 

 

ドイツ在住アラフォーOL、

ブットラー惠子です

 

(プロフィールはこちら)。

 

 

以前も書きましたが、

私はたまに会社近くの

スタバに行きます。

 

 

前には、スタバの隣に席から

妙な質問を矢継ぎ早に

してきた人が、実は…

 

なんてこともありました

 

(ご興味のある方はこちらをどうぞ↓

 

見知らぬ人から怒涛の質問

見知らぬ人から怒涛の質問(続き) )

 

 

今回も思わぬことが起こりました。

 

 

窓際のカウンター席で

レーブクーヘン・ラテ(Lebkuchen Latte)

とナッツバーを頂きながら

 

ブログを書いていた私。

 

 

ちなみにレープクーヘン

というのは、

 

ドイツでは

クリスマス時期の名物。

 

カルダモンやクローブなどの

香辛料が効いた

クッキーとケーキの中間

のような焼き菓子です。

 

 

Lebkuchen

 

クリスマスマーケットに行くと

こんな風に↓売られていたりします。

 

 

 

この時期になると、

このレープクーヘン味の

ラテがスタバにあります。

 

 

 

さて、するとしばらくすると、

隣の隣に、一人の女性が

カフェを持って席に着きました。

 

 

黒髪でドイツ人というよりは

トルコや中東系の雰囲気。

 

 

やがて

その女性はスマホで

電話をし始めました。

 

ドイツ語やヨーロッパ言語

ではない、

まったく聞きなれない言葉。

 

 

なのであまり気を取られる

ことなくブログを書いていると、

 

やがて、彼女の話声は

徐々に大きくなっていきました。

 

 

そして、言葉が分からなくても

彼女が泣いて

何かを訴えているのは

分かりました。

 

思わず横を見ると、

片手でティッシュを持ち、

目や鼻を抑えたり、

訴えるように手振りしたり。

 

 

 

 

やがて彼女は電話を終え、

一度スマホを脇に置きました。

 

それでもスマホを

気にして画面を見たり、

手にしてみたり。

 

 

その間も彼女の嗚咽(おえつ)

は止まりませんでした。

 

 

 

なかなか

日本では見ない光景。

 

日本人は公共の場では

自分の感情をあまり出さないし、

 

 

ましてや

どうしても涙があふれる時、

周りに気づかれないように

しますよね。

 

 

少なくとも、私はそうしました、

ドイツに戻る前の成田空港で。

 
 
見送りに来てくれた姉と
別れたら悲しくなって、
 
飛行機が見える一人がけの
リクライニングシートのような
ベンチに座ったら、
 
涙があふれ出てきたのです。
 
 
隣には、同じく一人がけ
シートに並んでいる
出張に行くと思われる
ビジネスマンが二人。
 
二人で歓談していたので、
私が一人でばれないように
泣いているのには
気が付いていなかったかな。
 
もしかしたら、奥の方は
隣の同僚を見る度に
涙する私が目に入っていたけど、
 
無視しててくれたのかも。
 
 
だけど私は、その時
声をかけられなくて良かった
と思いました。
 
 
恥ずかしいとかではなく、
 
人から優しくしてもらったら、
もっと泣きたくなったと
思うからです。
 
 

 

だからその女性が

ヒック、ヒックと

泣いているのを見て

 

私はどうするか迷いました。



人目をはばからないで

泣くほど、

辛いことがあった。

 

そんな時に

声をかけてほしいか、

放っておいてほしいか。

 


その後どうしたかは、

長くなるのでまた明日。

 

 

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