自分で自分を憐れまない | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

こんにちは、

 
 
いよいよ日本滞在もあと1日。
 
部屋の片づけに追われている
ドイツ在住ブットラー恵子です
 
(プロフィールはこちら)。
 
 
 

夜景

 
 
ブログを読まれて
気が付いた方も
いらっしゃると思いますが、
 
私と夫の間には子供がいません。
 
 
 
できなかったのではなく
 
結婚した当初から、
夫婦二人で生きていく
決心をしていました。
 
 
これだけ書くと、
 
欲しいのに出来ない人に失礼だ、
 
とか
 
少子化社会に貢献しろ!
 
もしくは
 
親不孝者!
 
と、お叱りを
受けるかも知れません。
 
 
その通りです。
今日はお叱りを受ける覚悟で
書いています。
 
 
でも、夫婦二人で生活していこう
と思ったのには
 
理由がいくつかあります。
 
 
その中でも一番大きな理由は、
 
家族で生活していくことが
怖かったから。
 
 
 
私の実家は、表面的には
幸せな家族に見えた
かもしれません。
 
 
でも私の父は、とても難しい人。
キレやすく、
自己中心的な考え方をしています。
 
 
だから家の中では
ケンカが絶えませんでした。
 
両親のケンカは日常茶飯事。
私が両親のケンカの
仲介をすることも。
 
 
同時に、父の短気な性格を
受け継いだ私も
当時は感情を抑えきれず、
 
やはり父とよくケンカして
泣きました。
 
以前に

わたしが落ちこぼれだった時の話

でも少し書きましたが、

 
ひとつ屋根の下に
住んでいながら、
1年半くらい無視された
こともありました。
 
 
大変な時に、
応援ではなく罵倒したり、
 
第三者にも、本人の前で
子供が不出来だと言う父親。
 
 
だから私は腹が立ったりや
悲しかっただけでなく、
 
誰も信じられないと
孤独を感じたり、
 
生きるのが嫌になったりしました。
 
 
 
こんな家だったので逆に 、
自分は幸せな家庭を築きたい、
と思った時期もありました。
 
 
でも私の旦那さんが
 
子供は(いてもいなくても)
どちらでもいい、
 
と言った時、
 
 
自分の心に改めて問いかけて、
決めました。
 
 
子供が生まれて、家庭の中が
またあんな風になったら、
 
どうしたらいいのか
 
ワカラナイ、
 
そう思ったのです。
 
 
 
ましてや今度は親という
立場になるのだから、
逃げ出す訳にいかない。
 
 
 
私たちは結婚して7年が
経ったけど、
 
二人で生きる決心をしたことは、
 
両親には言っていません。
 
 
だから両親は、私たちには
子供が出来ないのだと思っていて、
 
孫の顔はまだかな、
 
なんて聞いてきます。
 
 
 
真実を打ち明けたら、
母親は理解してくれるかも。
 
それでも、両親は傷つくでしょう。
 
 
 
正直なところ、
 
子供を欲しくない理由を
少し前までは
父親のせいにしていました。
 
 
 
でも、両親も私も歳を重ね、
お互いに変わってきました。
 
それに自分が親から
与えられてきたモノも
見えてくるようになりました。
 
 
 
親から与えられたモノ、
与えられなかったモノを元に
「夫婦二人生活」を
 
最終的に決意したのは
 
わたし自身。
 
 
 
もちろん、
ずっと両親のせいにして
生きていくことも出来ます。
 
それでもやっぱり、
 
 
いい歳して、
自分の人生の決断を
両親のせいにはしたくない、
 
 
ようやく最近
そう思えるようになりました。
 
 
 
もちろん今でも
この決断が正しかったのか
不安に思うこともあります。
 
 
両親に対しても、
申し訳ない気持ちになります。
 
 
それでも、
 
不和な家庭で育った
私はかわいそう、
 
なんて、いつまでも
自分で自分を憐れみたくありません。
 
 
浴衣姿
 
 
だから、
 
自分の人生に覚悟を持って
生きていこうと思います。
 
 
 
ちなみにドイツに来たのは
「逃げの理由」ではなく、
 
ドイツで生きていきたい、
 
という前向きの理由です。
 
 
この事についても、
またいつか書きますね。
 
 
最後まで読んでいただいて、
ありがとうございました☆彡