以前、私のドイツ人の友人の
知人という日本人の方から、
「ワーキングホリデーでドイツで
働いてみたいんですが、
アドバイスいただけませんか」と
ご相談いただいたことがあります。
その方は当時30歳手前。
ドイツのワーキングホリデーは、31歳の
誕生日までに申請しないといけないので、
行くなら今！でもドイツ語は出来ないし、
英語もさほど自信がない。
それに今の仕事も決して悪くないので
手放す勇気がないと言って、
迷っていらっしゃいました。
ちなみに私がドイツに行くのを決めた
時は、ワーキングホリデーという制度が
まだドイツにありませんでした。
なので、最初は語学学校に通うための
ビザで最初の1年を過ごしました。
一方ワーキングホリデーがあれば、
半年間は働くこともできるし、
語学学校にも通うこともできます。
何を迷う必要があるんでしょう…？
と思っていたら、その方は実は
ドイツに来たことがなかったそうです。
確かに行ったことがない国にいきなり
長期滞在はハードルが高いですよね。
食事も口に合うか分からない、
気候に適応できるか分からない、
ドイツという国に適応できるか分からない。
なので、その方には一度短期でドイツ
に旅行にいらっしゃることを薦めました。
私も実は日本に住んでいる時は、
アメリカで働くことを目指していました。
そんな私がドイツで働くことを決めた
のは、学生の時にドイツ旅行に行く
という友人にくっついていたのが
きっかけでした。
その時の滞在はわずか10日間でしたが、
直観で「ここに住みたい！」と
思ったのがきっかけで、17年前に
ドイツに来ました。
もちろん短期の旅行と長期的に
住むのではまた違うし、
短期間では感じなかった
ホームシックを長期間の海外滞在では
感じるかもしれません。
それに下見は時間と資金的な余裕が
ないとできないかもしれません。
それでも行ったことのない憧れの土地に
移住して「こんなはずじゃなかった…」と
思わないためにも、一度住みたい国
への下見をおススメします（＾＾）