道北・乗り鉄旅⑤~宗谷本線・豊富駅~音威子府駅 | 続100名城制覇を目指してみる

続100名城制覇を目指してみる

2012年から3年かけて100名城スタンプラリー制覇♪
次の目標が見つからないので、とりあえず旅と酒場とグルメな日々をダラダラと気ままに過ごしていたら…
2017年4月、ついに続100名城が決定しました!
城巡りの旅はまだまだ続きます


道北・乗り鉄旅の2日目


サロベツ原野サイクリングを楽しみ、豊富駅から宗谷本線の旅を再開‼


ココからは秘境駅の連続ですっ


まぁ、コンデジだし下車しないので写真の出来栄えはイマ一つですが…


雰囲気だけでもローカル線の旅をご一緒にドウゾ♪
(*゚▽゚)ノ


乗る列車はキハ54系気動車



国鉄末期の1986年、極寒の北海道のために製造された車両で、道内でも特に気象条件が厳しい中で長距離を走る道北・道東で運用されてます
φ(..)



もちろん、車内は夏でもクーラーはなく扇風機


側面には「Sohya NORTH LINE」のマーク



その周囲には稚内から名寄までの主要駅の名前がぐるっと取り囲んでます


直訳すれば「宗谷北線」、実は宗谷本線・稚内駅~名寄駅区間の別名なんでよ
(b^ー°)


(11:40)豊富駅(とよとみ)



それでは出発進行~‼


(11:48)下沼駅(しもぬま)



北海道の無人駅は、この駅のように貨車を待合所にした駅舎が多いんです


今は夏だから問題ないけど、極寒の真冬に風雪をしのげる場所がなきゃ命にかかわりますから、、
((( ;゚Д゚)))


(11:55)幌延駅(ほろのべ)



かつては留萌駅から日本海沿いに北上していた羽幌線の終着駅だったためか、比較的大きな駅で駅員も常駐しています
φ(..)


ここで約20分、特急列車の待ち合わせで停車するので、ちょっと下車して駅を探索してみます


レトロな木造の跨線橋



「北緯45度の町」「北半球ど真中」「トナカイの里 ほろのべ」ってキャッチフレーズが描かれた看板


ほどなく札幌駅から走ってきた「スーパー宗谷1号」がやって来たので…



列車に戻ります


(12:09)上幌延駅(かみほろのべ)



かつては有人駅だった名残か、ホームは比較的広いですが…


ホームに花(雑草?)が咲き乱れ夢の跡…という雰囲気


(12:13)南幌延駅(みなみほろのべ)



駅名標しか撮れなかったけど、この駅は駅舎のない板張りのホームという秘境ムード満点の駅です

※駅舎はないけど、少し離れたところに待合所があるのでご安心を(笑)


(12:16)安牛駅(やすうし)



こちらもかつては有人駅でしたが、今では沿線随一のボロボロ駅舎が印象的


(12:23)雄信内駅(おのっぷない)



北海道らしい難読駅名です。。


アイヌ語の「オ・ヌプ・ウン・ナイ」(川尻に原野のある川)が語源だそうです
φ(..)



大正14年の開業当時から残る木造駅舎が素敵な無人駅


縦書きの駅銘板も味があっていいね


(12:29)糠南駅(ぬかなん)



南幌延駅と同様、簡素な板張りホームのみの駅で、宗谷本線・秘境駅ランキング堂々の1位です(笑)


かろうじて板張りの床がチラリ☆


(12:32)問寒別駅(といかんべつ)



他の無人駅と同じくボロイ貨車の駅舎でしたが、最近、外壁をリフォームしてライトブラウンのポップな駅舎に変わりました♪


(12:38)歌内駅(うたない)



いつもの貨車の駅舎なんですが、駅前に初めて(?)民家らしき建造物が…?


(12:46)天塩中川駅(てしおなかがわ)



中川町の中心地で特急列車も停まるけど、1年前に完全無人駅になってしまいました
(´・_・`)


駅舎は2年前、地元が出資して開業当初のレトロで味のある木造駅舎に生まれ変わったそうです


地元から愛されている駅なんだなぁ♡


(12:54)佐久駅(さく)



割と立派な駅舎なんだけど…こんな草ボーボーなホームしか撮影できず(爆)


宗谷本線は幌延から士別あたりまで天塩川に沿って走ってるので…



時折、こんな美しい車窓を見せてくれます
(佐久駅~筬島駅)


(13:14)筬島駅(おさしま)



こちらも他の無人駅と同じくボロイ貨車の駅舎でしたが、外壁をリフォームしてメタリックなかっこいい駅舎に変わりました♪


(13:21)音威子府駅(おといねっぷ)



アイヌ語の「オ・トイネ・プ」(川尻が汚れている所)が語源なんですが、なんか音の響きが以前から気になってたのよ


しかも音威子府村は「北海道で一番小さな村」と言われてるにもかかわらず、特急が止まるというのも気になるポイントだったから…


思い切って途中下車してみることに
ε=(((ノ・ω・)ノ


かつてはオホーツク海沿いを走る天北線の始発駅で鉄道の要衝であり、今でもバスターミナル駅として重要な拠点であるためか、駅はかなり大きくて立派‼


次の列車が来るまで2時間以上あるけど、まあ何とかなるさっ
(。-∀-)b


ってことで駅舎の中へ



まずはお腹ペコペコなので腹ごしらえから
(〃∀〃)ゞ


音威子府駅には全国的にも有名な駅そば屋があるんです


「常盤軒」



「音威子府そば」という真黒な蕎麦が特徴なんだとか



かけそば(370円)からあり、ワタシは天玉そば(520円)を注文


こちらが天玉そば



おぉ!Σ(゚艸゚〃)



確かに蕎麦が黒いっ!!


殻の付いたまま製粉したそば粉を使用しているためで、そばの香りが強いの♪


美味しくいただきました~
(。-人-。)ゴチソウサマ


ってか、まだ駅に着いてから15分も経ってないし。。
(;-ω-)ウーン


駅に周辺の観光案内図があったので…



とりあえず道の駅「おといねっぷ」へ行ってみることに
(`・ω・´)b


音威子府駅の外観



確かに駅名の隣に「交通ターミナル」って書いてあるね
( ゚д゚)!


駅から徒歩5分ほどで道の駅に到着~



なんか芸術的なオブジェが印象的


音威子府村は「森と匠の村」として、豊富な森林資源を生かした工芸による村おこしを推進してるそうです
φ(..)


とりあえず…音威子府そばの食べ比べしますか
(* ̄ω ̄)


併設の「麺屋一ふじ」へ



地元の方たちはラーメンを食べてましたが、ワタシは観光客なので…(笑)


暑かったから、冷たい音威子府そばを注文♪



個人的な感想を言えば、駅の常盤軒の方が美味しかったかな
(*´ω`*)


1時間ほど滞在するも、時間を持て余してきたので…


村を散策♪



街並みはいたってフツーです(爆)


天塩川




高橋昭五郎 彫刻の館



入場無料で、しかも無人だったからビックリ‼



ようやく列車の時間が近づいてきたので、音威子府駅へ戻ります
≡⊃^^)⊃


(余談)
実はこの旅の直後、JR北海道が宗谷本線沿線自治体に対し、下沼駅・南幌延駅・糠南駅(以上、幌延町)、歌内駅(中川町)、筬島駅(音威子府村)、南美深駅(美深町)、北星駅(名寄市)の7駅を2017年3月のダイヤ改正に合わせて廃止する方針を伝えたところ…


各自治体が維持費・管理費を負担(又は不承知?)するということで、存続が決定しました‼


(2016.7.16)