不詳わたくし、全く気にもしていなかったのですが知り合いに聞かれまして
「Fコン入れて燃費ってどうなの?」
「・・・・・・・」
「もしかして、測ってないの?ツーリングとか巡行距離とか気にしないの?」
「・・・・・・・」
そりゃ、私も人の子であります。”ガス欠の恐怖”を身をもって体験した事くらいあります。
2ストOFFで林道よく走っていた時も、ガス欠の恐怖を緩和するために、何時も同行している友人にジュベル買わせて、タンクローリーに使った黒歴史があります。
思えば、むかしの車種は「予備タン」といって(別に戦闘機みたいに増槽タンクが付いているわけではないんですが) タンク内の燃料管の位置(高さ)を変えて、RES領域を作ってガソリンコックで制御する時代が長く続きました。
「おっ!ガソリン無くなった。予備タンにしよう!」と、コックを見るとすでにRESなんて絶望的な恐怖体験をした方も少なくないと思います。
燃料計がメーターに付くようになってから、この"予備タン”徐々に姿を消していったんですが、インジェクション時代の今では「恐怖体験」含めて一周回って懐かしいですね。
話を戻しますと、そんな頃から乗っていると、今では結構正確な燃料計が付いているのに、巡行距離なんか気にする必要もないという気にもなります。
インフラの整ったこの日本で、ルーズに給油タイミングを逸したりしなければ燃費なんて気にしなくてもいい、良い時代になりましたな。
しかし、”こだわり”バイカーズとしては、自車の燃費くらいは把握しろ!!てのも肯ける。
よ~し。測りましょう!(相変わらず前置きが長いですが)
測定地
草木ダム往復(途中「利平茶屋森林公園散策も含む) X 2
追伸(途中大型の2台に道を譲り、あとをついて行ったのでカナリ回しました<(_ _)>)
距離
トータル210km
燃料
エネゴリ君・レギュラー 5.5L
燃費
210 ÷ 5.5 ≒ 38km / L となります。
ノーマルだったころの雑なデータが残っているんですが、それが
500 ÷ 14 ≒ 35km / Lとなります。(約半分高速使用)
「ケッ( `ー´)ノ、燃費良くなってるって、バカじゃね~の。」と、お思いの方ちと早合点ですよ。
燃調いじって、トルクが増した場合一般道走行なら、燃費が良くなることがあるんですよ。
分かりやすく言うと、低速トルクが増すと”開け”なくなりますからね、開けて回さなきゃ噴かないインジェクションの摂理ですよ。
燃料増量して、適切にトルクが増えたなら燃費が悪化することはない。トルクが増した分、同じ速度域なら自然とシフトアップを早めて高いギアを選択しますからね。
というわけで、結局燃費って乗り方なんですよね。特に小排気量のバイクは同行する奴らに随分と影響されます。