あたしは何時しか自分が止められなくなっていた。心を落ち着かせる場所が見当たらなくなった…暴走し始めていた。病院に彼を呼んでくれ、と言われても認めない彼が居たし、あたし自身認めてないから壊れていく自分が怖かった…あたしは年下の彼との側に居る事であたしはもう補う事しか出来なかった…その子が合コンしてる時あたしは『頑張れ!!』とか言って話して居た。何回もあたしに連絡くるからあたしは楽しんでいた。その時彼は居たけどあたしは何だか解らないけど暴走してた。バカみたいに。彼は黙ったままテレビを観てた。あたしはなんだか楽しくて連絡来るたんびに話して居た。それがこれから迎える闇の中へ入るなんて想いもしないで独り楽しんで居たバカな日だった…
『偽りの日々』の中でも楽しい事は沢山あった。彼は仕事が忙しくなり、海外はもちろん国内はほぼ毎週で帰って来るのは金曜が多かった…土日は2人でいろいろな所へ出掛けた。低血圧なあたしには辛かったけどそれでも楽しく過ごしていた。でも2人が入れる時間は2日間…残りの日々はあたしは寂しさに明け暮れて居た。沢山飲んで泣いた日もあったし、わがままな事ばかりしたりしたし、それでも彼の好みになれる様にあたしは彼の好きな長い髪にして、足りなければエクステ付けて、いつも綺麗にしてて服装も彼の選ぶ物。あたしの好みじゃないけどそうして来た。そうする事で彼は嬉しそうな顔をするからあたしは彼の笑顔を観るのが幸せだったからあたしは背伸びをし始めた…彼は外資系の仕事。あたしはキャバか昼間アパレルかどちらかだった…成長する彼に追いつきたかった…だからあたしは当たる場所やわがまま言える場所を見つけて居た最低な女になってた…
もう自分を見失っていたあたしはどうでも良かった…ただ彼に嫌われない様に『良い子』を演じる為にはいろんな物を利用した。年下の彼もそうだし、仕事で知り合った人にもそうだった…病気を受け入れる事なんて尚更出来なかったから薬を飲み、眠れなければ更に強い薬を貰いあたしは自分を補っていた…『幸せは何処にあるのだろう』と。投げやりなあたしに一生懸命付き合ってくれる年下の彼にあたしは自分自身がイヤになる位責めた。責めれば責めるだけリスカは止まらない…ただほんの少し現実から逃げて自分の居場所を見つける唯一の安らぎだった…今想えばバカバカしい事かも知れないけどその時には気がつかなかった…あたしがリスカをすれば彼は悲しそうにあたしを見つめる反面あたしをバカにしていた…『良い子』で居たい人に冷たく観られたりする時は更に辛かった…『この人はあたしを愛してない…』と感じてしまう時だった…あたしは何処に存在するのか模索する毎日だった…全部いつわりの日々しか送ってなかったから…